小さけど大きい、iPhone 13 miniのサイズは正義なのだ!

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iPhone購入歴

筆者が最後に購入したiPhoneは今から3年半前、2018年4月に買ったiPhone 8 256GB (PRODUCT)REDのSIMフリー版です。

iPhoneモデル購入年月
iPhone 3G SoftBank2009年4月
iPhone 4 SoftBank2010年6月
iPhone 4S SoftBank2011年10月
iPhone 5 SoftBank2012年9月
iPhone 6 SoftBank2014年9月
iPhone 6s Plus SIMフリー2015年9月 
iPhone 7 SIMフリー2016年9月
iPhone X SIMフリー2017年11月
iPhone SE(初代)SIMフリー2017年12月
iPhone 8 SIMフリー
(2020年8月にApple認定サービスプロバイダ店にてバッテリー交換)
2018年4月
iPhone 13 mini SIMフリー2021年9月

このように、筆者のiPhone歴はiPhone 8(2018年4月購入)を最後にストップしていました。

2016年ころからAndroidも使い始めていましたがまだまだ脇役の脇役。

Androidをメインにすげ替えたのは2020年2月に「HUAWEI Mate 20 Pro」を購入してからです。

パフォーマンスが高くて使いやすかったのですが、Felica非対応なのでiPhone 8はほぼSuica用スマホになりました。

今回のiPhone 13 miniは3年半ぶりのiPhone新機種購入。

ご覧いただくとおわかりの通り、生体認証がFace IDになって初めて購入したのがiPhone Xなのですが、当時は結構不便に感じたのでiPhone 8をメイン用に買ったわけです。

Face IDが不便に感じた理由:
・ベッドで半分枕に顔をうずめた状態では認識できない。
・机上に置いてあるiPhoneは手に取るか上から覗き込まないと認識できない。

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Touch ID対応iPhoneの人気は健在

iPhone 7、iPhone 7s、iPhone 8、iPhone SE (2020) は今でも中古市場やMVNOでは人気機種だそうです。

それはとりもなおさず指紋認証対応の最後の現役シリーズであるからです。特にコロナ禍でマスクが欠かせない状況ではマスク姿での顔認証というのは基本的に無理(iOS14.5以降のFace ID対応iPhoneであればApple Watchと組み合わせることで可能になる)なので、マスクに関係なく使える指紋認証が良いのでしょう。

ちょっと話は変わりますが、筆者が最近まで使っていた「HUAWEI Mate 20 Pro」はiPhoneのFace IDと同じドットプロジェクタによる3D顔認証と画面内指紋認証に対応しています。

3D顔認証(Face IDと同じ)と画面内顔認証両対応というのはとてつもなく便利です。

Appleが来年秋に出すであろうiPhone 14(仮称)では、画面内指紋認証対応だとかサイドボタンに指紋認証を持たせる(Xperiaのように)とか、Face IDと両対応だとか噂はいろいろありますが、来年春くらいにならないと確度の高い噂は出てこないでしょう。

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iPhone 8とiPhone 13 mini

スペック比較

前置きはこれくらいにしてTouch IDほぼ最後のiPhoneであるiPhone 8。

それに対して今月24日から発売されているiPhone 13 mini。

ちょっとスペっクを比べてみましょう。

項目iPhone 8iPhone 13 mini
ディスプレイ4.7インチ
Retina HDディスプレイ
5.4インチ
Super Retina XDRディスプレイ
CPUA11 BionicA15 Bionic
ネットワーク4G5G
カメラ(超広角)1200万画素, F2.4, 13mm
メインカメラ(広角)12 MP, F.8, 28mm, 光学手ぶれ補正1200万画素, F1.6, 26mm, センサーシフト手ぶれ補正
RAM2GB4GB (iPhone 8対比200%)
バッテリー1821mAh2438mAh (iPhone 8対比133%)
サイズ138.4 x 67.3 x 7.3 mm131.5 x 64.2 x 7.7 mm
重さ148g141g
充電USB Power Delivery 2.0
15W充電までに対応
USB Power Delivery 2.0対応
20W充電までに対応
ワイヤレス充電Qi wireless chargingMagSafe wireless charging 15W
Qi magnetic fast wireless charging 7.5W
Geekbench
Single-Core
928
(Geekbench)
1708
(ITmedia NEWS)
Geekbench
Multi-Core
2108
(Geekbench)
4437
(ITmedia NEWS)
出典:Apple公式商品ページ、GSMArena、Geekbench、ITmedia

ユーザビリティで大きく進化しているのは、Touch IDがなくなり(iPhone X以降)ベゼルも細くなったので、本体サイズはわずかに小さくなりましたが画面は大きくなっています。

Geekbenchの値は流石に4年近いブランクがあるのでiPhone 13のほうが2倍ほどになっています。

充電は20W

充電に関してはiPhone 8からはより高容量での充電が可能になっています。

iPhone 11は11Wですが、iPhone 12 miniとiPhone 13 miniは20W充電に対応していますので、この充電性能を発揮させるには20W以上のPD対応充電器が必要です。

筆者が先日紹介したAnker NANO II 30Wなどは30Wとは思えぬ小型のキューブ型ですのでよろしいかと思います。

ケーブルをUSB TYPE-C <—> LightningでPD対応にするのをお忘れなく。

お安くはないですがMFI認証のものを買いましょう。

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画面比べ

我慢比べじゃなくて画面比べ。

左がiPhone 8、右がiPhone 13 miniです。

どちらもホーム画面を表示しています。

メインのアイコンはどちらも4列X6行と変わらずですが、下側のTouch IDと上側のスペースがなくなり、今風に細いベゼルで筐体一杯一杯のディスプレイです。

上の写真でお分かりの通り、実際の表示部分の上端を揃えてみると表示の広さが異なることがわかります。

不思議なのは次の写真。

「13 Pro」の文字がiPhone 8では大きいのに右では見えてない?

実はブラウザでアクセスすると、直後は左の様に「13 Pro」が大きく表示されますが、これが小さくなって消えてしまい右の表示になります。

なので、撮影したタイミングの問題です。

表示領域の広さの違いで、全体的な表示量はiPhone 13 miniのほうが多くなっています。

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まとめ:使用感ファーストインプレッション

今風の狭小ベゼルのAndroidに慣れちゃうとiPhone 8の太めで上下のブランクが大きいiPhone 8はダサく思っていました。しかし、iPhone 13 miniは、iPhone 8とほぼ同じ重さ・微妙に小さいサイズにも関わらず画面サイズは多く高解像度になりました。

iPhoneのAシリーズチップでA11 BionicとA15 Bionicということで四世代開いていますが、GUIの体感速度はそんなに極端には差を感じません。

これはAシリーズチップの進化がないのでなく、ソフトウェアとハードウェア統合開発ならではのメリットで、AシリーズチップとiOSがGUI捜査を最初から最適化できているのだと推測します。

iPhoneシリーズは他者のように毎年のリリースで低価格のエントリーモデルから高価格のハイエンドに展開するのではなく、価格はAndroidのミッドレンジの上位かハイエンドの下級クラスくらいから始まります。そして使っているCPUは基本的には同じものですので、同じシリーズならAndroidのような極端な差がありません。

iPhoneは同じ最新シリーズの中ならどれをかっても「遅くて後悔した」ということはあり得ません。

大きさは変わらず画面表示が広くなり、さらにスイスイ動くようになりバッテリーのもちも多分よくなっているiPhone 13 mini。Face IDでよければiPhone 7/7s/8/SE(2020)から買い換える価値はあると感じました。

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