SONY MDR-7506というと国内で人気の高いMDR-CD900STの海外版みたいな感じのヘッドホンです。イヤーパッドが薄い皮でぼろぼろになってきたのでベルベット調のものに変えました。しかしこれには重大な問題があることがわかり、純正品を買って交換しました。
MDR-CD900STとMDR-7506
どちらも非常によく似たキャラクタです。
一応比較してみましょうか。
| 項目 | MDR-CD900ST | MDR-7506 |
|---|---|---|
| Amazon価格 | 15,824円（マケプレ） | 12,200円 |
| Amazonへのリンク | MDR-CD900ST | MDR-7506 |
| ドライバーユニット口径 | 40mm | 40mm |
| 再生周波数 | 5～30,000Hz | 10~20,000Hz |
| 感度 | 106dB/mW | 106dB/mW |
| インピーダンス | 63Ω | 63Ω |
| 最大入力 | 1,000mW | 1,000mW |
| 重さ（コード含まず） | 200g | 230g |
| プラグ | ステレオ標準プラグ | ステレオミニプラグ （標準プラグアダプタ付属） |
| コード | ストレートコード 2.5m | カールコード 1.2m (伸長時 3m) |
| 折り畳み | X | ○ |
よく似た2機種ですが、コードの種類と長さ、プラグの種類、折り畳みの可否でMDR-CD900STはなかなか個人ユーザーには使い勝手の面ではどうかなと思うところがあります。
その点MDR-7506は、コードの長さやステレオミニプラグ採用、折り畳み可能であることから一般個人ユーザーでも使いやすいものとなっています。
イヤーパッドをベルベット調にしたのはいいけど….
筆者のMDR-7506ですが、MDR-Z1000同様比較的短い間にイヤーパッドはボロボロになりましたので、互換性のあるサードパーティのベルベット調のものにしました。
上記の記事の最後に書いているのですが、ゴミ（糸くずや猫毛）の付着が激しい。
ベルベット調の生地の宿命ですが、気付いたらこいつの毛がたくさん….
あまりといえばあまりなので、サウンドハウスで純正品を購入。
SONY ( ソニー ) / 2-115-668-03 交換用イヤーパッド （1,100円/個）
イヤーパッドお取替え
上記の記事と同じ手順です。
交換前のベルベット。
これでもかなりゴミを取ったのですが、ごらんのとおり….あーあ。
サウンドハウスで購入した純正品。
イヤーパッド（1個）：2-115-668-03 交換用イヤーパッド 1,100円/個
ウレタンリング（1個）：2-113-149-01/02 ウレタンリング 121円/個
昔通りシワシワのイヤーパッドに戻りました。
やはり純正は良いなぁ
オリジナルのMDR-7506のイヤーパッドは、上記のベルベット調より厚みが薄いですが、フィット感はまあまあ悪くない。
ただし、筆者の顔だと耳タブの下の部分に意外に大きな隙間が空いちゃいます。
これはベルベットでも純正でも同じ。
MDR-Z1000ではそんなことはないのでこれがMDR-7506の筆者にとっての欠点です。
思うに、ハウジングとヘッドバンドの取付部（支点）があち数ミリ下側にあったら筆者には上手くフィットするのでしょうが、逆に顔の形によっては上が空いちゃう人が出るかも。