AirPodsを入手して一週間、主に通勤往復で使ってきました。通勤は半分地上を走る電車で、半分は地下鉄です。
通勤中に聞くのは主にpodcastか録音したradiko番組(安住紳一郎の日曜天国、伊藤洋一 Round Up WORLD NOW!、JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力とか)で、朝はNHKニュースやBBCなどの英語ニュースがメインです。もちろん音楽(主としてマライヤ・キャリー、サラ・ブライトマン、テイラー・スウィフト、島谷ひとみ、平原綾香などの女性ボーカル)を聞くこともあります。
そういう前提において、AirPodsはどうか?
「結構使えます」
AirPodsのメリット
- 何と言ってもペアリングが簡単。iPhoneと同じApple IDで使っているiPadやMacならペアリングなしで使えます。(明示的に接続を指示する操作は必要になります)
- オープンエアー型なので外部音がそのまま聞こえるが故に、宅内で使っていて家人がら話しかけられても聞こえないということはほとんどありません。普通の密閉型ヘッドホンやカナル型イヤホンだと、「さっきから呼んでいるのに!」と家人の機嫌をそこねる心配がありません。車内のアナウンスも聞き逃すことはありません(居眠りしていれば別ですが…)
- 取り出してから装着・聞き始めるまでが簡単。ケースから出して装着すればすでに電源が入っているので、再生するだけ。ケーブルのわやわやとはおさらばです。
- なんといっても、一番便利なのが外してしまうとき。どんなイヤホンでもはずしてからケーブルを束ねたりしますが、AirPodsはそんなの不要。出してケースにしまってバッグにぽん。これはちょっと予想外の便利さです。
- メリットとはいえないかもしれませんが、EarPodsとくらべて音はよりフラットで解像度が上がっているように思います。オープンエアー型なので低音が厳しいかと想像していたのですが、意外にそんなことはないです。
- 軽い装着感で意外に外れない。
- 長時間装着していても耳がいたくなったりしない。
AirPodsのディメリット
- 何と言っても、オープンエアー型であるがゆえの遮音性の無さと音漏れの可能性です。遮音性は前述のようにメリットとのトレードオフです。しかし音漏れはどう考えても密閉型より高いです。普通にトーク系のpodcastを地下鉄で聞いている分には問題ありませんし、POPSならばあまり問題にはなりません。ただ、クラシックなど音の大小が激しいものは、音が小さくなったときは確実に地下鉄走行音にかき消されます。なので、地下鉄で真剣に何かをききたければ、AirPods以外を使うしかありません。これはAirPodsというよりは、オープンエアー型イヤホンのメリットでもありディメリットでもあります。
最大の発見は落ちないこと
最初、耳に着けたときは不安です。耳たぶの間に挟まっているだけなので、まあ、ちょっとでも頭を動かしたら落ちるんじゃないかと。
実際には、そんなに簡単には落ちなくて、めまいがするくらいに頭を振ればおちるかもしれませんが、普通は大丈夫のようです。
やはりEarPodsはケーブルがあるがゆえに、ケーブルの重さで耳から外れやすいのですね。
とまあ、こんなふうにポジティブな評価となりました。だめだったら返品しようということでApple Storeで買ったのですが、返品しなくてもよくなりました。