貴方の職場にキーボードの打鍵音でカシャカシャターン!な人はいませんか?これ正直なところウルサイですよね。時に苛つきます。静音キーボードにしてタイピング習得も行いカシャカシャターンとはサヨナラしませんか?
カシャカシャターンとは?
想像に難くないと思います。
「カシャカシャ」とはキーボードで文字入力するときの打鍵音です。
「ターン」はENTERキーを勢いよく叩く音。
面白い動画を見つけましたので紹介します。
(カシャカシャ音が流れるので不快になるかもしれませんのでご注意下さい)
(YouTube)【あるある】キーボードを叩く音がうるさい人
思わず頷いてしまうCASEもあれば、笑っちゃうCASEもあればもありますが….。
カシャカシャな人、ターンな人、必ずと言って良いほど職場に一人や二人はいるものです。
筆者が思うに、「カシャカシャ」と「ターン」は原因がかなり異なります。
カシャカシャの原因
こういうのがカシャカシャでうるさい典型です。
まだマシな方かな?
記者会見のライブなどでは、記者の皆さんのこのカシャカシャがすっげーえ耳障りです。
(YouTube)プロ速記者の高速タイピング!
動画作成の早稲田速記さんには申し訳ないのですが、もう少し静音キーボードを使ってもらえませんかね?
キーボードが悪い? そうなの?
かならずしもキーボードに原因があるとは限りませんが、打鍵音が高く大きくなりがちなキーボードの種類があるのは間違いないと思います。
キーボードで現在主流なのは、「メンブレン」と言われるラバードームをキーで押し込んで通電させるタイプ、あるいはメンブレンにキートップ支持機構を入れた「パンタグラフ」、キートップをスプリングで支えて側面の接点で通電する「メカニカル」があります。
「メンブレン」は安く薄くつくることができますのでノートPCなどはほとんどが薄型ノートは「メンブレン」、ちょっと厚めノートだと「パンタグラフ」が多いようです。
キートップに厚みがありストロークが長めでデスクトップPCの付属キーボードに多いのが「メカニカル」で、会社でデスクトップPCを使っている方の多くはこの「メカニカル」を半ば自動的に使わされていると思います。
打鍵音で耳障りのは、カシャカシャと言われるとおり高めの音です。
「メカニカル」は押した感がたっぷりありますので手応え重視派には人気ですが、ストロークが深いのでそれだけ勢いがついて、強く速い力で底付きするので「カシャカシャ」。フレームもアルミなどのことが多く、それに響いてさらに「カシャカシャ」なのです。
「メカニカル」は接点が側面ですので、そんなに強くカシャカシャしなくても、優しく押し込む程度で順分役目を果たすのですが、つい勢いに乗って「カシャカシャ」。
このように高めの打鍵音が鳴りがちなのは「メカニカル」でありまして、「メンブレン」は比較的低いボコボコという感じの打鍵音になります。「パンタグラフ」は「メカニカル」と「メンブレン」の中間のような感じでカシャボコカシャボコという感じ。もちろんキーボードやタイピングで大きく異なりますが…。
耳障りな高めの「カシャカシャ」音とサヨナラするには「メカニカル」キーボードからサヨナラすることです。
タイピングを正しい方法に矯正しない限り音は小さくはなりませんが、少なくとも耳障りで高い音の「カシャカシャ」は相当低減されると思います。
筆者が自宅で使っているのは、ロジクールの無線(BluetoothとUnifyingの両方対応)でMacとWindowsの両対応なK780というものです。
経験的にロジクールのキーボードは静音タイプが多く、メンブレンのタイプはストロークが短いので好みはあると思いますが、打鍵音はカシャカシャではなく比較的耳障りになりにくいボコボコ音です。特にMXシリーズはキーボードとしては安くないですが打鍵感の良さ、打鍵音の低さは一級品だと思います。
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さすがにこれはちょっと高いなぁという方は、K295などはお手頃ですがかなりいいと思います。
これでもカシャカシャとうるさいならピアノのフォルテッシモみたいな指力で打鍵しているのかも(笑)。
マンションだと階下や隣戸から打鍵音がうるさいと苦情になるかもしれません(半分冗談、半分本気)。
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MX KEYSとK295とは価格がめっちゃ違いますので、まずはK295でも良いかと思います。
甲高いカシャカシャは結構離れていても耳障りですが(高い音のほうがより離れていても聞こえる)、ボコボコ音のほうはかなり耳障り度は低減できると思います。
キーボード以外ではタイピングがカシャカシャ度を上げている可能性があります。
次の項で紹介しているような正しい(ほぼ正しい)タッチタイプではなく、常に指がキートップから離れていて、タイプするときには指をバシッと押し下げるスタイルだとおのずから音は大きくなります。
特に指をキートップから大きく離して叩くタイプだと、遠くから速く叩くために当然キーを叩く勢いも強く一打鍵ごとにガシャガシャが強調される。
ターンの原因
原因は明らかです。
誰がなんと言おうがタイプの仕方が悪い!
正しいタイピングであれば、ENTERキーは右手小指で静かに押すだけでよろしのです。
右手をキーボードから離して中指とか人差し指でストレス解消のように「ターン!」というか「バシッ!」とやるからいけないのです。
簡単なタッチタイピングの練習動画を見つけました。
(YouTube)タイピング初心者上達のコツ【ブラインドタッチ最短練習方法】
筆者は、大学時代にブラザーの手動タイプライターを購入し、一般教養の英語テキストを1行開けてタイプしてその明けた行に訳やら注釈を書いていました。
このときには正しいホームポジションタイピングをしていたので指が覚えてしまっています。タイプのテキストを見るとどのキーはどのポジションと決まっているのですが、そこまでしっかりやらなくてもこの動画で示されているとおり、「F」と「J」に人差し指を置くことだけをしっかり守れば良いです。
人差し指が一時的に「F」や「J」から離れた場合でも常にその近くにいるようにします。
例えば右小指で「BS」キーは遠いと思いますし、筆者でも「BS」は右手薬指か中指を使う事が多くそのときは右人差し指は「J」から離れますが、「BS」を押し終えたらすぐに人差し指は「J」に戻ります。
「BS」に小指は届かなくても、ENTERは十分右小指で押せるはずです。
強く叩かないのと「ENTER」を抑えても改行しないとかであればキーボードのENTERキーが逝ってしまっているかもしれません(「ターン!」のやりすぎ?)ので素直に買い替えましょう。
まとめ
キーボードの「カシャカシャ」は主としてキーの構造により差が出てくる。
ロジクールの静音キーボードは打鍵感も良く静かで良い。
「ターン」は右手の中指とか人差し指で勢いよくENTERはを叩くことから起こる。原則ホームポジションでのタッチタイプを覚えればENTERは小指でオスだけなので「ターン」はなくなる。
今年も旅路の部屋にアクセスしていただきありがとうございました。来る2022年が皆様にとって良い年でありますように心よりお祈り申し上げます。