Apple Watchの天気アプリは当たらない!Apple WatchアプリとコンプリケーションにYahoo!天気を使う方法

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Apple Watchのフェイス(文字盤)ではコンプリケーション(表示するパーツ)に天気を表示させることができます。この天気予報は当たらないことが多いのですが、情報源はどこでしょうか?もっと精度の高いYahoo!天気を使うことはできないのでしょうか?

この記事では、iOS15.5(iPhone 13 mini)Watch OS 8.6(Apple Watch Nike Series 7 GPSモデル)で確認した内容を記載しています。

この記事でわかること
Apple Watchの天気アプリの情報源と当たらない理由、もっと実用的なYahoo!天気をApple Watchで使う方法がわかります。
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Apple Watchの気象情報

Apple Watchの標準天気アプリ

時計画面では使うフェイスにより天気が表示できないものもありますが、筆者が現在使用しているフェイス「インフォグラフ」はディスプレイ四隅と文字盤内上下左右の合計8箇所にコンプリケーションを入れることができます。

設定できるコンプリケーションの数が8個というのは多分数ある公式提供フェイスの中で最高に多いかと思います。コンプリケーションが多い割にはすっきりしているのも気に入っています。

筆者はこの記事記載の方法でYahoo!天気をApple Watchに入れるまでは、左上に標準の天気(気象情報)を入れていました。

文字盤を見ると、現在の気温・最高気温・最低気温が上部円周上に表示されています。

あいちゃん
あいちゃん
それにしても暑いなぁ、今の気温はどれくらいなのだ?

というときに、いちいち天気アプリ(筆者が使っているのはtenki.jp [日本気象協会]のもの)を開かなくても、腕を上げるだけで確認できますから非常に便利なのです。

あいちゃん
あいちゃん
この気温や天気予報の情報はtenki.jpアプリのものと相当違うのだが情報源はどこなんだろうか?

疑問に感じたので調べてみました。

Apple Watchの気象情報とiPhoneの天気アプリは同じ情報

Apple Watchのコンプリケーションの天気の情報は、iPhoneの標準でインストールされている天気アプリと同じです。

既定の設定では、表示する都市もiPhoneの天気アプリのものが反映されるようになっています。

iPhoneの標準天気アプリの設定都市を変更すれば自動的にApple Watchに反映されます。

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iPhoneの天気アプリの情報源は?

天気アプリの最下部に記載があります。

“気象データと地図データについての詳しい情報”

とあって下に”The Weather Channel”とあります。

iPhoneのThe Weather ChannelアプリとiPhoneの天気アプリで比べてみると、気温と予報が似てはいますが微妙に違うようですので、100%そのままでもないようです。

だいぶん前の記事ですが東洋経済オンラインに関連記事がありました。

日本の気象予報技術は非常に進んでおり観測網も大変充実しており、経験豊富な気象庁予報官や民間の気象予報士が地形等を考慮しきめ細かい予報を出しているので的中率が相当高いのは間違いありません。

記事によれば「The Weather Channelはそのような補正をおこなってないので当たりにくいのではないか、Apple社に聞いたけど答えは得られなかった」とは、同記事ライターである今井明子さんの弁。

あいちゃん
あいちゃん
なるほどねぇ、ダメじゃん!
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民間気象会社のアプリでコンプリケーション表示できない?

iPhone本体についていうならば、とにかく標準天気アプリは予報精度がよろしくなくて役立たずなので筆者が標準の天気アプリを使うことは皆無で、日本気象協会のtenki.jpアプリかYahoo!天気アプリを使っています。

Apple Watchユーザーとしては、これらの日本の高精度の天気予報・気象情報アプリと連動したコンプリケーションをApple Watchで使いたいと思いますが、愛用フェイス「インフォグラフ」ではこれらのアプリをコンプリケーションに入れることができません。

筆者がiPhoneで使っている天気アプリは、

・Yahoo!天気
・tenki.jp
であすが、このうちYahoo!天気がApple Watchにインストールできます。

ではYahoo!天気でApple Watchのコンプリケーションが表示できるのでしょうか?

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Apple WatchでYahoo!天気のコンプリケーションを使う方法

いろいろ試しているうちに、(今の所)唯一「ユーティリティ」という超シンプルなフェイスで、Yahoo!天気のコンプリケーションが使えることがわかりました。

準備

・iPhoneにYahoo!天気アプリをインストールして、右下の[](メニュー) > [地点の追加] を行う。

・続いて、右下の[](メニュー) > [アプリの設定] > [Apple Watch設定]で、前項で設定した地点からApple Watchで表示したい地点を選ぶ(現在地は選べない)。

・iPhoneのWatchアプリで[Y!天気]を[インストール]する。(Yahoo!天気ではないことに注意

・Watchアプリの下側にある[文字盤ギャラリー]をタップして[ユーティリティ]を選びます。ユーティリティのフェイスをインストールしていない場合は先にこのフェイスをインストールしましょう。

・ユーティリティのフェイス内で、[コンプリケーション]セクションの[]で[天気]を選ぶ。(「Y!天気」とは表示されない、「天気」が2種類あるがUV指数などと一緒に出ているのはThe Waather Channelのほうであり、Y!天気のほうは「天気」単体で出ている)。

・この後、Apple Watchを再起動する(再度ボタン長押しで[電源オフ]、画面が消えたら十数秒程度待ってからサイドボタン長押し])

再起動しないとY!天気のコンプリケーションが出てこないときがある。一回再起動で出てこなければもう一度再起度する。

操作

Apple Watchは文字盤表示で画面を左右にスワイプするとインストールされているフェイスが切り替わるので、「ユーティリティ」フェイスを表示させて、下側に表示されている天気アイコン/温度/降水確率をタップするとY!天気が開きます。

Good Point
表示が小さいですが雨雲レーダーも表示できるので便利です。

なお、iPhoneのYahoo!天気アプリでは10日間予報の次に現在の気温・湿度・気圧が表示されますが、コンプリケーションに表示されているのは現在の観測地ではなく現在時刻に一番近い過去正時時刻の予報値のようですのでお間違いなく。

残念ポイント
残念ながら現在の観測値はApple Watchでは表示できません。
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まとめ

Apple Watchの天気アプリの情報ソースはThe Weather Channelであるが、日本の気象予報会社の予報に比べるとざっくりであまり当たらないことが多い。

Apple Watchに入れられる有名どころの天気アプリはYahoo!天気のみ。

フェイスにはお気に入りのフェイス1種と、Y!天気を組み込んだユーティリティのフェイスを入れておくと、左右スワイプ+ワンタップでY!天気で精度の高い天気予報を見ることができる。

Y!天気をコンプリケーションに入れられるのは「ユーティリティ」のフェイスのみで、他のフェイスではダメである。

 

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