ICレコーダー SONY ICD-UX575Fは動画音声別撮りに好適、外付けマイク2種との比較音声も!

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YouTube動画を見ていてたまにあるのがナレーション(音声)が小さかったり聞き取りにくい動画。いくら内容が素晴らしくても声が聞こえない・聞き取りにくいのでは最後まで見ようと思いません。対策は外部マイクか音声別録りです。今回はVLOGやYouTube音声別撮りに音質が良くて使いやすく応用範囲が広いSONYのICレコーダーを紹介します。

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SONY ICレコーダー ICD-UX575Fを買ったわけ

音質が良くて多機能なレコーダーが欲しかった

動画の別撮りで使うためにSONY ICD-UX575Fを買いました。

実は以前はTASCAM DR-10Lを持っていました。

音はそこそこ悪くないのですが上記記事のとおりやはりバッテリー周りが鬱陶しいし、内蔵マイクはないのでちょっと音声メモという用途にも向かない。本当に音声収録用なので出番が限られます。

そこで目をつけたのがSONY ICD-UX575Fです。

満足度が高い ICD-UX575F

価格.comで見て満足度の各指標でほとんど1位を独占しているのは驚きです。

軒並み1位
・総合満足度ランキング:1位
・デザインランキング:1位
・操作しやすさランキング:2位
・音質:1位
・マイク感度:2位
・録音時間:2位
・機能の良さ:2位
・バッテリー:1位
・拡張性;1位
・対応形式:1位[/point_maker]
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ICD-UX575Fの実機紹介

特徴

(1) 内蔵マイク録音での音声品質が非常にクリアである。
(2) バッテリーの持ち時間が良い(リニアPCM録音でも公称連続約20時間)。
(3) ワイドFM対応のFMラジオ内蔵で地域ごとのプリセット済みなので地域を選ぶだけで良い。
(4) FMラジオの録音もできる。
(5) ステレオ外部マイク使用可能(3.5mmステレオミニジャック)
(6) 充電とPC接続は本体内蔵のUSB 2.0 TYPE-A端子を利用し、本体からスライドで出てくる。
(7) 買いやすい金額(Amazonで16,000円未満、2022年6月28日時点)。

パッケージ

思った通りの小さなパッケージです。
付属品は説明書とソフトケースのみで、USB TYPE-A端子内蔵なのでケーブルは付属していません。

各部写真

付属のソフトケースに入れるとこんな感じです。ファスナー付きではなくポケットタイプなので滑り落ちる可能性なきにしもあらずですが、マイク部分がケースの外にでますので入れたまま録音するにはもってこいです。

上面にイヤホンジャック(3.5mmステレオ)、マイクジャック(3.5mmステレオ)、ステレオマイクが装備されています。

右側面は本体上側から電源スイッチ兼ホールド(ロック)スイッチ、再生音量調整ボタン、スライド式USB端子つまみがあります。

左側面にはmicroUSBのスロット(カバー付き)があります。

USB TYPE-A端子内蔵なのがミソでありまして、USBケーブルなどがついていない理由でもあります。

通常使用時は収納されています。

スライド式USB端子つまみをスライドさせるとTYPE-A端子が出てきます。

画面の表示。

FMラジオ内蔵

イヤホンのみで聴取できますが、イヤホンケーブルがアンテナを兼ねるようになっております。

普通のSONYラジオ同様に地域設定があり自分で周波数を選んでセットする必要がありません。

北海道/札幌、北海道/函館、北海道/旭川、北海道/室蘭、北海道/釧路、北海道/帯広、北海道/北見、
青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川
新潟、富山、石川、福井
山梨、長野
岐阜、静岡、愛知、三重
滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
鳥取、島根、岡山、広島、山口
徳島、香川、愛媛、高知
福岡、北九州。佐賀。長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

ワイドFM(FM補完放送)もプリセットされています。

イヤホンも同時に持っていれば屋外撮影の時の楽しみ倍増です。

特に、旅行先などでは役に立ちますし、災害時の情報収集用としても重宝です。

さらにMP3 192kbps/128kbps/48kbps(MONO)でラジオ録音も可能です。

スペック

容量4GBモデル、16GBモデル
最大ファイル数199ファイル/フォルダ
最大ファイル&フォルダ数
(内蔵メモリ+SDカード)
5,000(フォルダを含む)
録音フォーマットリニアPCM:44.1KHz/16bit
MP3 192kbps (STEREO)
MP3 128kbps (STEREO)
MP3 48kbps (MONO)
FMラジオ76.0~108.0MHz
入力端子(マイク)ステレオミニジャック
2.2kΩ、1.5mV(最小レベル)
出力端子(イヤホン)ステレオミニジャック
16Ω、5mW+5mW出力
USB USB TYPE-A 2.0 (480Mbps)
外部メディアmicroSDHC (4~32GB)
microSDXC (64GB)
録音時間(内蔵メモリ)リニアPCM:6時間45分
MP3 192kbps:12時間25分
MP3 128kbps:18時間35分
MP3 48kbps(MONO);49時間40分
電池持続時間リニアPCM:約20時間
MP3 192kbps;約22時間
MP3 128kbps:約22時間
MP3 48kbps(MONO):約22時間
MP3再生:約47時間
FMラジオ受信:約10時間
 充電時間残量ゼロからフル充電まで約3時間
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音声の音質比較(内蔵マイク vs 外付けラベリアマイク2種)

それでは実際に音質を比較します。
録音しましたのでお聴きになってください。

・SONY ICD-UX575F内蔵の無指向性ステレオマイク
・オーディオテクニカ AT9904 モノラルの無指向性ラベリアマイク(出力は3極ミニプラグ)
・SONY ECM-CS10 ステレオの単一指向性ラベリアマイク

以上で比較しております。

YouTube動画にするほどのものでもないのでブログで音声のみ掲載です。

下の写真で向かって右側がオーディオテクニカ AT9904(モノラル、無指向性)、左側がSONY ECM-CS10(ステレオ、単一思考性)。

いかがでしょうか?

・内蔵マイク:バランスが良く非常に聞き取りやすい綺麗な音
・AT9904:かなり篭った感じで明瞭度に欠けてしまう
・ECM-CS10:サ行が荒れて突き刺さる感じで聴き疲れする

内蔵マイクは良いのですが、外付けラベリアは手持ちの2つともだめでした。
これはちょっと別のラベリアを探さないとだめっぽい。

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別録り音声と映像の同期

音声別録りの最大の難点はこれです。

プロ用録音機材のようにカメラとケーブル雪像しながらのタイムコードなどは入らないので方法は二つ。

カチンコ方式

原始的ですが効果的なのは映画撮影よろしくカチンコです。

カメラを回しはじめに..

・手を叩く(パチン)
・指を鳴らす(パチン)
・短く鋭い音が出るものを使う(カスタネットとか…古い?)

…などで後から波形を見て出だしがわかるようにします。

同時にどのシーンかをしゃべっておくと音と映像合わせが楽です。

本当は小さなスケッチブックにシーン番号を書いて、それを撮影して同時に読み上げてカチンコするとかなり楽だと思いますが、めんどくさいよね。

なので筆者は原始的に手を叩くか指鳴らしです。

PCのソフトに任せる方式

Adobe Premiere Proにも音声トラックのついた映像と別撮り音声を同期させる機能がありますが、どうにもあまり賢くなくて使いにくいので、結局前述のカチンコ方式を使っていました。

しかし、伝聞(というかYouTube情報)によれば、FlashBack Japanから出ているチョー賢い「パラ収録した複数の画と音を自動シンクロする映像音声同期ソフト」です。

[公式サイト] PluralEyes 4

どれくらいすごいかというとドリキンさんのYouTubeにありますので是非ご覧になってください。

FlashBack Japanは時々セールをやるのでメルマガ登録しておくといいと思いますが、いかんせんPluralEyesのセールはまだみたことがないです。

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まとめ

SONY ICレコーダー ICD-UX575Fは内蔵マイクの収録音声のクオリティが非常い高くてクリアに録れる。

内蔵バッテリーで連続20時間以上録音、ワイドFMラジオ内蔵(録音可)、USB充電/接続様TYPE-A端子内蔵(スライドで出てくる)など実用上非常に便利な機能を持つ。

VLOGやYouTube動画のリアルタイムナレーションを別撮りするのに、電池が持つので回しっぱなしでも使えるので好適である。

操作系はWALKMANのSシリーズに似ているので、使ったことがある人には馴染みやすい。

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