「格安ヘッドホン LASMEX C45」という記事でAmazon価格2,999円という格安ヘッドホンを紹介しました。このカラーはガンメタルなのですが、結構気に入ったのでコーヒー色を追加購入しました。なんと、さらに値下がりしていて2,080円という格安になっていました。
LASMEXのホームページをみても、もはやC45はラインナップにはありません。なので、製造終了ということで安く放出されたのでしょうね。そこで見つけたのがH120という同社の密閉型ヘッドホンの最高峰。最高峰といってもAmazon価格は1万円を切ります。
早速ポチり。
ブリスターパックなんかとは違う高級感漂うパッケージ(笑)
裏面はマルチランゲージでコスト節約。
設計はドイツのLASMEXそれを中国の会社に製造委託しているんですね。
箱裏面のマルチランゲージの日本語部分の説明ですが、微妙な日本語もあります。線材長さとかピンとか意味は通じますが、そういう言い方はしませんよね、日本製品だと。
外箱の中には中箱。これだけでも安物ヘッドホンには見られませんよね。
中を開けると、おお、立派なハードケースに入っているようです。
中箱の奥には付属品。ケーブル二種(リモコン付きとリモコンなし)、説明書、クリーニングクロス(ぶっちゃけ普通のタオルハンカチっぽい、洗うと激しく色落ちしそう)。
イヤーパッドが分厚くふかふかでやわらか。ふにふに触っているだけでエクスタシーを感じる、ああ、いや、とても気持ち良いです。
ただこの外観から想像つくと思いますが、装着状態でハウジングは左右回転方向にはある程度自由がききますが、真っ平らにはなりません。また上下方向には固定されており自由度はありません。極端に顎が細い逆三角形タイプの顔だとうまくフィットしない可能性があります。ある程度は分厚くてふかふかのイヤーパッドで吸収可能です。
私、日本人としては頭のサイズは普通か普通より微妙に大きい程度ですが、ヘッドバンドは一番短かくしてちょうどです。なので、小顔な男性や女性には大きすぎる可能性が高いです。
そしてこのイヤーパッドは実はハウジングにマグネットでくっついているだけなので簡単に交換できます。といっても、交換品が販売されている気配がないんですが….。
え?ヘッドホンにマグネットって….。おそらくその磁力も考慮しての設計だと思われます。そうでないとまずいでしょう。
イヤーパッドを固定するような溝とか穴とか一切ありません。
外したイヤーパッドは分厚い!なおかつ柔らかいので装着感は抜群です。これを超える装着感のイヤーパッドのヘッドホンはそう多くなさそうです。
この分厚さ!
軽く指で押すとこんなに沈みます。ああ、気持ちいい!
さて、肝心の音質のファーストインプレッション。
低音強調型ですが、高音おざなりではありません。解像度は非常に高いとは言えませんが少なくとも値段以上の解像度だと感じます。音の傾向としてSONY MDR-XB950の低音をもっと抑えた感じに近いかもしれません。XB950は分厚いソフトなイヤーパッドですが、装着感も近いです。低音が豊かですがぼやけたりせず、女性ボーカルも非常に綺麗です。全体的にはお買い得。
リケーブル対応ですが、ヘッドホン側は3.5mmのステレオジャックで、プラグカバー部分の先端を飲み込むタイプなので相当プラグカバーが細くないとむづかしいです。少なくともAnkerの3.5mmステレオケーブルでは入りませんでした。
リケーブルできるケーブルがなかなかなさそうなのと、交換用パッドが売ってないのが難点です。