夜間に地震などが発生して停電になった場合に困るのがライトです。懐中電灯はあるけどそこまでいくのに足元が見えなくて危ない。先日テレビで紹介されていて知ったのですが、通常はないとライトとして働き、停電時は真っ暗になるのを避けるための予備照明や懐中電灯として使える優れものライトが、オーム電気の「停電対策多機能ライト」です。
停電対策多機能ライト LS-AS3A4-W
廊下のコンセントに常時刺しておいて、夜間など暗くなると薄くLEDが灯るナイトライトは使用しておられるご家庭も多いのではないでしょうか?
我が家も廊下など何ヶ所かに使っていまして、夜間室内照明を消した後でも足元がまっくらにならずに、猫を蹴ってしまうとか床においた爪研ぎを蹴飛ばしてしまうようなこともありません(笑)。
これはこれで便利なのですが、災害などで停電が発生した場合には電源消失で真っ暗になりますので、イザというときには役に立ちません。
そこで知ったのがオーム電機の停電対策多機能ライト LS-AS3A4-W。
パッケージ(台紙)はこちら。
折りたたみ式ACプラグが内蔵されており、壁コンにそのまま刺さります。
側面には動作の切り替えスイッチがあります。
3つの機能
ナイトライト
側面のスライドスイッチを「ナイトライト」にしておくと働くモードです。
通常は環境光センサーにより明るい間は消えて(通電確認用の赤い小さなLEDは点灯する)、暗くなるとオレンジ色の柔らかな光で2つのLEDが点灯します。
下の写真は壁コンに刺した状態で周囲が暗くなった状態。
撮影の関係で随分明るいオレンジに見えますが、実際に見た目に近いのはこの程度です。
非常灯
ナイトライトモードの状態で電源消失(停電)すると、バッテリー消費を抑えるために夜間時のオレンジ色よりは暗い色でこのライトの位置を示してくれます。
停電になったら、このほのかなオレンジ色を頼りにライトのところまでいき、側面スイッチを「予備照明(正面)」に切り替えると、通常の夜間のように明るめのオレンジ色で足元を照らしてくれます。
懐中電灯
コンセントに刺さっていようがいまいが、側面スイッチを「懐中電灯(全面)」に切り替えると懐中電灯として使えます。
バッテリー充電時間と使用可能時間
電源はニッケル水素電池を内蔵しており、フル充電には16時間ほどかかると説明には書かれています。
満充電の状態で連続点灯時間は、懐中電灯・オレンジ色の予備照明ともに約5時間です。
十分とはいいませんが、備蓄防災用品であるランタンなどを取り出して使用するまでには十分かと思います。懐中電灯としても使えるので室内を歩くのに足元を照らせますので、落下物につまづいたり踏んだりすることを避けられます。
まとめ
価格もリーズナブルでとても良いのですが、もう一つモードが欲しいと思います。
通常は周囲が暗くなるとオレンジ色に点灯し、停電になっても同じ明るさのオレンジ色で点灯するモードが欲しい。
すなわちナイトライト機能と予備照明機能の合体です。現在はナイトライト機能にすると通常は良いですが停電時には薄暗くこのライトの位置を示す程度にしかつきません。一方予備照明モードにすると、停電時は通常のナイトライトの明るさでオレンジ点灯しますが、夜間は点灯してくれません。
いずれにせよ価格も安いので室内や廊下の壁コンに常設しておくといざというときに助かると思います。
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