たまたまWebで見つけて、こういうのがあるんダァと思って買いました。いわゆるiPad 用のBluetooth Keyboardですが、他のものとは二味くらい違います。
まずは例によって開梱の儀。
箱のサイズはiPad mini4より一回り大きい程度です。
ふたを開けるとキーボードが鎮座しております。今回は私のiPad mini4がゴールドなので、キーボードもゴールドを買いました。
上部左右二箇所にあるのはiPadを支えるヒンジですね。ここに挟み込みます。キー配列はUS配列です(個人的には超醜悪な日本語配列よりこちらのほうがずっと好きですけどね)。このキーボード、概ね打ちやすくていいのですが、欠点が二つ。
- 数字の1のキーが小さくてなかなか慣れない
- 右側のRETURNキーが小さく、DELETEキーがでかいので、RETURNするつもりでついDELETEしてしまうことが多く困りもの。
タッチはMacBookと同等以上とはいいませんが、浅いストロークですが打鍵音が小さくMacBook Pro/Airと同程度の打鍵音です。打鍵音の大きさはほぼ同じ感じですが、少し高めの音のようです。いずれにせよ、多くの市販キーボードのようにカチャカチャとうるさくはありません。個人的には、カチャカチャうるさいキーボードは大嫌いです。
iPad mini4をセットしたところ。カバー兼用薄型キーボードタイプではないので、閉じた状態からほとんど180度近い状態まで任意の場所で開いてしっかりととまります。キーボード本体も多少重みがあるので、180度近く倒しても本体の重みでコテッと向こう側に倒れるようなことはありません。
とくによくできているのがiPadを挟み込むヒンジの部分。以前持っていたXperia Z4タブレットの専用キーボードがありますが、あれは挟み込むのも外すのもかなり硬くて大変でした。タブレット本体が大きいので、キーボードも自動的に大きくなりほとんどMacBook Airサイズなのはいいのですが、本当に付け外しが結構硬くて大変でした。手放したのでもう関係ないですが。
ちょっとピンがあっていませんが、これがヒンジ部分の拡大。上側がキーボード、下側がiPad mini4です。こんな風に挟み込みますが、白い樹脂素材がiPadを保護してくれるので、iPadに傷がつくことはありません。
普段はあまり目にすることのないiPadの背面ですが、iPad mini4ノート?を閉じると、Appleのリンゴマークの背面がよく目に入ります。
気になるのが重さですね。
裸のiPad mini4は305g。
こちらはキーボード単体の重さです。iPad mini4本体より重いです。
キーボードとiPad mini4を合体した状態で体重測定。
651gが軽いか重いかは人によると思いますが、この手のものの常として小型なのでどうしてもずっしりと感じてしまいます。でかい箱に入れて持てば、思ったより軽く感じるのは間違いありません。
このBrydge 7.9ですが装着状態で閉じるとiPadもスリープになります。またMacBookのように照明付きキーボードでして、消灯・点灯を切り替えることができます。ひらいたままでiPadのオン・オフができるスイッチがあり、画面の明るさ、音量、メディアコントロールが可能です。
何よりうれしいのが矢印キーが使えること。これ、ソフトウェアキーボードにもAppleは意地でも付けないので、非常に助かります。ノートパソコンライクに使うのに、カーソル移動が指でしかできないというのは、あまりにも使いづらすぎます。
あと、使ってみてわかったのが、装着状態でひらいていると、画面タッチで一番下側のほうがキーボード本体に指がじゃまされてタッチしにくいこと。これはタッチペンがあったほうが便利かもしれません。先がまる~いのは結構ダサいので何かいいものを探してみましょうか。
私はゴールドを買いましたが、本体のゴールドと色を合わせてあるので、純正品のように見えます。全体がアルミボディなので多少重さはありますが、作りは非常にしっかりしており安心感があります。
買ってよかった一品・逸品。