「LUMIX GX7〜GX8の流れ」でこの両機種を少しだけ比較しています。
スペック的には、GX7をまっすぐ正当進化させたというよりは、斜め前方向に進化させている感じです。そう感じる最大の理由は、GX7ユーザーがGX8をみて感じたファーストインプレとまさに同じだと思います。
- でかくなった!
- 重くなった!
重量は、GX7とGX8がそれぞれ402gと487gです。つまり85gぐらいの差で、マイクロフォーサーズのパンケーキズームレンズ1本分くらいの差です。たかが85gですが実際長い時間持って居ると違いをひしと感じます。
大きさはどうか。GX7は123x71x55、GX8は133x78x63とほぼ1cmちかく幅・奥行きが大きいです。が、なんせ凹凸が多いのがカメラボディなので寸法だけ教えられても実感わかないですよね。
上がGX8、下がGX7。どうですか、ボディの厚みがまるで違いますね。グリップも厚くなっています。ボディ本体が大きいのは、GX7はチルト液晶なのに対して、GX8はバリアングル液晶なのでどうしてもその部分が分厚くなってしまいます。
ファインダーのアイカップは一回りGX8が大きく厚みもありますので、逆にGX8のファインダのほうが覗き込みやすい。
これも一目瞭然の差です。
正面から比べても同じくGX8がでかい。
いかがでしょうか、GX8が大きいとブーイングだったことがなんとなくわかりますよね。
そういう意味ではGX7は絶妙なサイズなんですよ。本当に気軽に持ち出せるファインダー付きミラーレスのサイズはGX7ですね。
だからといってGX8がダメな子ではないですので勘違いなきように。
大きさの違い、持ちやすさの違いを別の言葉でいうならば、GX7は1点支持のハンドストラップがいい感じで、2点支持のネックストラップだと使うレンズによりますがちょっと大袈裟な感じになります。一方、GX8だと1点支持は少々荷が重い(強度的な意味ではなく)雰囲気があり、手首にハンドストラップを通すとGX7は私の手では軽く全体を掴めますが、GX8は手で握るのは無理でグリップのところをもつだけになります。したがって、GX8は2点支持のストラップがよく合います。
GX8のようなサイズになるなら、G8とかにしたほうが良いという話もなくはないですが…..