JGC修行を考えてみる(3)

旅行・JGC・SFC
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前回

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国内線でJGC修行

前回はOKA-SINタッチ(実際には一泊とか二泊しますので「タッチ」とはいえない)の具体例をあげましたが、海外は何かとめんどくさい、副次的費用がかかる、とかいった理由で国内だけで何とかしたい人も多いでしょう。

あるいは、海外だけ年に3度も行くのはいや、1回であとは国内修行でとお望みの方もありましょう。

そんなわけで国内だけで調べました。

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OKAタッチ一択

国内の場合はFOP単価や便数の多さを総合的にみて、OKAタッチ(羽田-那覇往復)がほとんど唯一の選択肢です。

価格に目をつぶれば、朝のフライトで飛んで夕方戻るというのも可能ですが、FOP単価が結構あがってしまいます。

ここでの例は、那覇一泊してプチ楽しんで、余裕時間帯で帰宅というプランで行ってみます。大抵のJGC修行Webの例は、本当にタッチだけ(那覇空港から出ない)例が多いみたいですが、こちらはまあゆとりをもってたのしましょうということです。

二日間で3往復された方の記録がこちらにあります。

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羽田-那覇の具体例

まずは具体例をご覧ください。使用クレジットカードはCLUB-Aゴールドを指定しています。(以下同様)

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羽田-那覇路線の特徴

うまく曜日と時刻を選べば2万円で千円札のお釣りがくる料金で羽田-那覇を往復することができます(普通席利用)。

ただし、他の遠隔地路線にも当てはまりますが、出張社用族が利用する早朝や夕方〜夜便は安くありません。同様に観光客が使うような朝やや早めとか夕方も結構高いです。

狙い目は観光にしてもビジネスにしても中途半端な時間帯です。すなわち昼〜夕方前の出発便です。上記の例は15時とか16時に羽田を出発していますが、出張で前泊するにはちょっと早いかもしれない、観光ならせっかく行っても晩御飯の時間で観光できず非常に勿体無い。

帰りも同様で、午後から仕事をする人は早朝に那覇を出ますし、観光で目一杯楽しむ人は夕方遅くです。なので、帰りの便も昼前あたりから夕方ちょい前までが狙い目。

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普通席でのOKAタッチ

FOP単価は6.09円/FOPとかなり安くなります。まあ、国内線なので我慢できますね。ただ、一往復で稼げるFOPは2,952FOPと少ないので、基準の50,000に達するには、17往復が必要となります。ちょっと気が遠くなります。キャンペーンで5,000もらえるならば、45,000FOPで済むのですがそれでも16往復必要で、費用は33万円。

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クラスJでのOKAタッチ

FOP単価は6.97円/FOPと普通席よりは高いですが、7.00円を切っているので安いといえます。何より一回の往復で4,144FOP稼げますので、50,000までなら12往復でちょっと足りない、どこか近くに行けばOKのレベル。45,000なら11往復でOKで約32万円。

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ファーストクラス でのOKAタッチ

世間ではファーストクラス でJGC修行なんて考える人はあまり多くないと思います。国際線ファーストクラス を自腹で乗るなんて恐らく一生チャンスはないでしょう。しかし、国内線ならありえますね。価格はやや高くなりますが、チェックインやラウンジが全く別になりますもの、わずかの投資で豪華さを味わえます。ここであげた例はかなり安いのですが、FOPは一回で5,720FOP。50,000までは9回、45,000までなら8回でお釣りがきます。料金は、可能性は極めて少ないですが、この例でずっといけるとしたら45,000までで約35万円です。

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OKAタッチでおすすめ

ここまででお判りのとおり、羽田-那覇で稼ぐなら以下の通りです。

  • 日帰りはフライト料金が高いので、昼前後に乗って一泊して翌日昼前後に帰るのが良い。
  • 土日で一泊というのは安いフライトはまずない。土曜か日曜のどちらか1日を使うのはあり。
  • 月〜金曜で一泊往復が都合が良い。平日が定休日の方にはオススメ。
  • 普通席は45,000FOPでも16回往復となり気が遠くなるし、金額的にはクラスJのほうが安くつく可能性がある。
  • クラスJは11往復と現実的になる(毎月一回のペース)し、普通席プランより安くなる可能性がある。
  • ファーストクラス は魅力だし最短8回で達成できるが、やや高いし、ファーストクラス で往復5万を切るようなフライトを確保するのは至難の技。スケジュール最優先にしないといけない。高いと一回8万円くらいになってしまう。

というわけで、個人的意見では「クラスJ往復を基本とし、運良く5万円未満でファーストクラス がとれればそちらを使い達成までの回数を縮める」のが良いかと思います。いずれにせよクラスJも競争が激しいので、当該料金のゆる限りの素早い予約が必要です。

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国内線の安値を探す最強ツール

国際線はちょっと条件が複雑になるのでなかなかうまく探せませんが、国内線でOKAタッチという単純往復なら安い価格や時間帯を検索する最強ツールがあります。それが「Google Flights」です。

出発地、目的地、日にち、航空会社、乗り継ぎの有無、クラスなどきめ細かく検索できます。クラスは普通席なら「エコノミー」、クラスJなら「ビジネス」、ファーストクラス なら「ファースクラス」を選択すれば良いです。そして検索をかけてから「料金グラフ」を指定するとフライト検索や日程を選ぶのが非常に簡単になります。もちろん空きのある便しか出てきません。

百聞は一見にしかずなのでスクショを置きます。

(Google Flightsよりスクリーンショット)

泊数は最低にすれば日帰りになります。グラフ上をクリックすればその日程での最低往復運賃がでます。

これでやってみるとわかりますが、日帰り(真の「OKAタッチ」だと安くはなりません、安くなるのは一泊して半端時間のフライトを使うときです)ね、日程によっては二泊のほうが安いです。

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個人的意見

OKA-SINだけで狙うと一回18.424FOPなので、50,000FOPには3回往復が必要。45,000FOPでもやはり3回は必要になります。費用的には「OKA-SINの例、その2」では45万円を超えてしまい、場合によっては50万に届くかもしれません。ちょっと高いよね。

とはいえ国内だけで往復も嫌になってきますので、シンガポールに1回か2回行って残りをクラスJというが、修行の苦痛ではなく旅行の楽しみも得られると思います。

こうやって考えている間が実は一番楽しいのですけどね。

次回

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