海外の見知らぬ土地でバスに乗るのは勇気がいりますよね。シンガポールという土地、MRTという鉄道はありますが、それとて網の目にカバーしているわけではない(当たり前ですね)。
そこで威力を発揮するのがバスです。
しかし、国内ですら見知らぬ土地のバスって乗り降りはもとより、どこで降りれば良いのかすらわかりませんよね。そんな場合でもシンガポールは実はOKなのです。
Google Mapsの重要性
シンガポールではGoogle Mapsとバスの経路・時刻表が完全連動しています。
例えば、私が止まったQuincy HotelからMarlion Parkまで行くには、その通りGoogle Mapsで検索します。日本国内でも検索できるので試してみてください。
すると地図にはバスの経路と停留所、そしてバスに乗れば当然現在位置が青丸で示されますのでどこを走っているのか一目瞭然。
下の方には各社の乗り換え検索アプリさながらに表示されます。重要なのは、どの系統(この場合は162系統か700系統にのる)にのればよいか、それはどれくらい待てばくるのか、が表示されます。
ですからスマートホンとGoogle Mapsは必需品なのです。
問題は支払い方法ですが、Suicaのシンガポール版みたいなのがあります。NET FlashPayというプリペイド型のもので、チャンギ空港駅のチケット窓口で購入ができます。チャージ(トップアップ)は駅の券売機で可能です。これがあればいちいち小銭は不要です。滞在中なんどもバスに乗りましたが、小銭で払っている人を見ることはありませんでした。
通信手段(SIM)- SIM2Fly
一つ国内で用意した方がいいと思うのはSIM2Flyというもので、Amazonのマーケットプレイスから買えます。私はワイズ・ソリューションズという出品者から買いましたが、業者によっては電話番号情報を消しているところがあります。チャージ(トップアップといいます)には電話番号が必要なのです。ワイズ・ソリューションから買ったものはちゃんと番号がありました。まあ、4GBあるので十分かとは思いますが。このSIMはデータSIMなので通話はできません。
基本的にはSIMを差し替えて、ローミングをオンにするだけで繋がります。ただし、MVNOなどのProfileが入っていると繋がらない場合があるので、そのときはそのProfileを削除します。完全SIMフリー(Apple Store購入)だと全く問題ありませんが、キャリアモデルをSIMロック解除した場合は一部に不具合が起こる可能性があると聞きました。
データSIMなのでタブレットに好適かと思います。
通信手段(SIM)- M1 Tourist SIM
もう一つ、国内では買えませんが現地で簡単に買えるのが、M1 Tourist SIMというもの。日本だとVoyaginで事前購入しておけばチャンギ国際空港のcheersというコンビニで受け取れます。
7日間の短期プランで4G LTE通信で100GB、国内通話500分、国際通話20分を含んでいます。すごい太っ腹ですよね、7日間で100GBなんて使い切れませんよ、絶対に。
完全SIMフリーのiPhoneならSIMを差し替えるだけ。店員の説明ではAndroidも同じらしいですが。Voyaginから購入した場合は、メールで引換えようのIDとQRコードが送られてくるので、それをオフラインアクセスできるようにしておくか、印刷物として持っていけばOK(念の為必ず紙は持って行った方がいいです)。
まとめ
一昔前の旅行と違って本当に楽になったものです。特にGoogle Mapsとバスシステムの連携は本当に便利です。知られているのかどうかわからないけど、都内ではシンガポール同様に検索と表示ができますので、外国人にはいいかと思います。Suicaもありますしね。
ともあれ、シンガポール旅行にはGoogle Mapsと現地SIMを活用しましょう。