私が今回3泊の宿をとったのは「Rendezvous Hotel Singapore by Far East Hospitality」というホテルです。一瞬読めないのですが「ランデブーホテル」だそうで何か微妙な名付けに思いますが、ごく普通にシティホテルです。地下鉄最寄り駅から地上に出るとそこはホテルの横です。
Far East Hospitalityって何?
Far East Hospitalityはシンガポール最大の土地開発会社であるFar East Organization傘下の組織で、正式にはFar East Hospitality Holdings Pte Ltdといいます。
同社は、現在その配下に90のホテルとサービスレジデンス(サービス付きアパート)を持ち部屋数にすると14,000室にのぼります。展開先の国は、オーストラア、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、マレーシア、ニュージランド、シンガポールの7カ国となります。
今回の「Rendezvous Hotel」と前回宿泊した「Quincy Hotel」はその中の一つということになります。
Quincy Hotel (前回宿泊)
前回のQuincy Hotelの様子は動画にまとめていますのでよろしければご覧ください。
ここはとても素晴らしいホテルで、有名なショッピング街であるオーチャードからも徒歩圏内です。
徒歩圏内ではありますが、オーチャード・ロードのラッキープラザとTong Buildingの間の道を入っていきますが、そこから測るとGoogle Mapsによればおよそ600m。高低差は7mとなりますが、なだらかな勾配が延々と続く印象があり、昼間だとオーチャード・ロードでは汗をかいていなくても、ホテルに着く頃には結構な汗となります。
ホテル自身はとてもいいのでオススメできますが、いかんせん場所がねぇ、確かに徒歩圏内だけどもっと駅に近い方が良いわってことで1回限りとなりました。
Rendezvous Hotel Singapore
Booking.comで検索したのですがなんて読むか最初わからなかったです。ランデブー・ホテルです。
ロケーション
ホテルのオリジナルサイト
Booking.comのサイト
場所は非常にいいところにあります。
ホテルの周囲をGoogle Mapsを使って下の地図で説明しましょう。
中央上で赤く囲んだのがRendezvous Hotelです。MRTのDowntown LineのBencoolen駅から雨の日でも傘不用で徒歩1分程度でホテル入口になります。この近さはもう何者にも代えがたい。
近くの観光ポイントには、
- シンガポール国立博物館(ここ、必見)
- プラナカン博物館
- ラッフル・シティ・ショッピングセンター
がいずれも徒歩圏内であり、MRTの駅は
- Bencoolen駅(Downtown Line)
- Dohby Ghaut駅(North South Line、Circle Line)
- Bras Basah駅(Circle Line)
の3駅が徒歩圏内にあり、さらにバス停は雨の日でも濡れることなく目の前です。ですからMRTとバスを駆使すれば大抵のところに大した乗り換えもなく行くことができます。試しにGoogle Mapsで出発点を「Rendezvous Hotel」にして、目的地を任意の場所にセットしてみるとよろしい。
クラブフロアのメリット
宿泊したのはクラブフロア(11F)のダブルベッドの部屋です。クラブフロアは若干割高になりますが、一般客室に比べて以下のようなメリットがあります。
- 11Fのクラブフロア専用ラウンジが使えます。
- 11Fで優先チェックイン・チェックアウトができます(時間によっては1Fのフロント利用)
- 11Fのクラブラウンジもしくは1FのStraits Cafeで朝食無料
- 11Fのクラブラウンジで終日(夜は23時まで)のリフレッシュメント(ソフトドリンクと軽食)が無料
- 18時から20時まではワイン等のアルコールとおつまみが無料(18歳未満はこの時間利用不可)
- 室内ミニバー無料(毎日補充)といっても若干のソフトドリンクとミネラルウォーター、タイガービール
- 無料Wifiアクセス
- ローカル電話無料
- 1日2点までの洗濯ものが無料
冷蔵庫内が青い照明だったのでこんな色ですが、ソフトドリンク4種、ビール、水です。
こちらはよくあるコーヒーセット。ちなみにQuincy Hotelのコーヒーは室内にネスプレッソとカプセルがありましたよ!
室内にあるティーバッグはTWGじゃなくてdilmahです。ラウンジからお持ち帰りできるので、ラウンジでTWGをいれて部屋に持って帰るほうが美味しい紅茶をいただけます。何と言ってもTWG!
滞在してみてうれしかったのは11Fラウンジのアルコールタイム。一人旅だし普段飲まないので一人で飲みに出る習慣はないのですが、それでも旅先だとワインくらいは傾けたいわけで、チーズやちょっとしたつまみでワインをいただけたのはとても嬉しかったですね。
ラウンジにはコーヒー・紅茶・ソフトドリンクが常備されており、それらを部屋に持ち帰るための紙コップもあります。紅茶はシンガポールでは高級ブランドのTWGです。
そしてラウンジは下の写真のような感じです。
室内(11Fクラブフロアのダブル)
上の写真は廊下の様子。まあどうということはないですが….
室内入口からみたところ。右側はミラーです。
ベッドはキングサイズです。ピローはキングサイズのものが2個、ツインサイズのものが1個です。適度な柔らかさでめちゃくちゃ好みでした。
ただし、ベッドの高さがすごーーーく高いのです。上の写真はベッドに腰掛けた状態で、床から十数センチは浮いています。ボトムは木製でその上に高級な30cm以上は楽にあるマットレスが載せてあるので、結果的に非常に高くなる。
寝心地はすごーーーく良いです(個人の好みの差があるとは思います)が、この高さはちょっとベッドに腰掛けてって高さじゃなくて、よっこらせ!と登る高さであります。寝ちゃえば関係ないですが、ちょっと腰掛けて…はできません。身長が低い子供とか女性で小柄な方だと、どっこいしょと登る感じになるかも。
テーブル近くのコンセントは2つありますが、一つはすでに室内備え付けスマホにつながっています。ユニバーサルタイプなので100-240V対応機器であれば日本の2P平行プラグがそのまま使えます。
室内金庫は暗証番号タイプです。ちなみに、この金庫の上から2番目の引き出しにヘアドライーが入っていました。
デスク周りです。チェアはいいものがありましたが、なぜかソファがない。多分何かの間違いかと思いますが、私自身は一人なので特に不自由はないのでクレームにはしませんでした。
シンガポールによくあるバスタブのないシャワーのみです。レインシャワーではなくハンドシャワー。湯量は十分です。
バスルーム。左が洗面、中央がウォシュレット付きトイレ、右がシャワーブース。バスローブがクロゼットにあります。
バスアメニティ。ボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナー。
アメニティ。髭剃り、綿棒、サニタリーバッグ、シャワーキャップ、歯磨き。
最近は海外でも洗浄便座装着トイレが増えてきました。これは天下のTOTOウォシュレットです。
もちろんスチームアイロンも室内常備です。アイロン台はこのアイロンの下にぶら下がっています。
朝食(クラブラウンジ)
二日目の朝は11Fのクラブラウンジでいただきました。メニューは少なめ。
南国ってフルーツが美味しいですよね。シンガポールってどこのバイキングでも(ホテルでも空港ラウンジでも)スイカがあるんですね。
利用客は欧米の方がほとんどでした。年齢的にも比較的高めのゆとり層みたいです。
ラウンジでの朝食の料理などを動画にしておりますのでご覧ください。
朝食(1F Straits Cafe)
こちらは普通に直色付きプランであればクラブフロア宿泊者でなくても使えます。ルームキーがあればOKです。
種類はこちらのほうが圧倒的に多いです。中華粥が美味しかったですね。ただ、紅茶は1F Straits Cafeは普及品のdilmah、クラブフロアは高級品のTWGです。
客層は先に書いた通り11Fクラブラウンジは欧米系の年配の方が多く、1F Straits Cafeは欧米の方もいますが中華系の方が圧倒的に多い。まあ、そのせいもあるのでしょうが、11Fのほうが静かで落ち着いていただけます。
メニューが多いので4日目(帰国日)の朝もStraits Cafeでいただきました。
中華粥が美味しかったですね。むかーしむかし、香港のシェラトンで食べた中華粥を思い出しました。
動画で紹介
Bencoolen駅からホテルまで、ホテル室内、クラブフロアラウンジでの朝食、1F Straits Cafeでの朝食などについて動画でまとめましたのでご覧ください。
次回は滞在中の食です。