あまり使っている人を見かけませんが、スマートフォンで電話しながら両手をあけたいときなどに便利なのがイヤホンマイク。ヘッドセットのトップメーカーであるPlantronics(プラントロニクス)社の普及価格帯2種を紹介します。
使うシーンは?
仕事場では会社のiPhoneを使っていますが、これが内線電話もオフィスリンクを使ったものですので、電話を受けてPCで調べたりするときが実は不便なのです。
昔は、受話器を肩と頬の間にはさんだりしていた時代もありましたが、今時のスマートフォンはそうはいきません。だからといって大げさなヘッドセットも周囲の声が聞こえにくくなりますのでダメ。
その点、耳につけるタイプの小型のものは、カナル型を避ければ周囲の音も聞こえてきますし、周囲に対しての「今は話しかけるな!」オーラも出ません。
また、会社のPCとBluetoothで繋いでオンライン会議とかするときも、有線ヘッドセットより便利なのです。
Plantronics
あまり聞かないかもしれませんが、ヘッドセットのトップメーカーで飛行機でパイロットが使うヘッドセットなども供給しています。古くはアポロ宇宙船で使われたヘッドセットもそうで、「月からの第一声を伝えたのはプラントロニクスのヘッドセットでした」というフレーズがCMで使われていたこともあったと聞きます。
M70
そんなわけで、昨年最初に選んだのがPlantronics社のM70というお安いモデル。
Amazonでは結構売れているらしいです。
耳に装着するタイプとしては手頃なサイズで、カナル型ではないので耳を塞ぎませんから自然か感覚で会話ができます。カナル型だと片方が耳閉塞みたいな感じになりすごーく違和感がありますし、両耳カナル型にすると、自分の声のフィードバックがないので無響室でしゃべっているみたいな違和感ありありになります。
音楽を聞くわけではないので、耳の当てるだけのこうしたオープンエアータイプが望ましいです。
さて、このM70。Amazonで2,000円代とお安いのですが、iPhone 8/Android AQUOS R Compactといった自分のスマホでも問題ないし、当初の目的である会社のiPhone SEでも全く問題なく使えておりました。
その後、といってもごく最近ですが、自宅でもちょっとあるほうが便利なので、M70をAmazonへ追加?発注。
届いたものをためしてびっくり。
聞こえてくる音が最初にかったM70よりかなり小さい、音量最大にしても小さい。こちらの声が相手にすごく小さくしか届かない。Skypeのエコーテスト、LINEのエコーテストをつかってみても、こちらのこえはかすかに聞こえるだけ。
こりゃだめです。
個体差というかばらつきが多いのがM70あるいはPlantronicsの普及品かもしれません。
Explorer 500
そんなわけで、2個目の使い物にならないM70は返品して、代わりにPlantronics Explorer 500を買いました。
左がExplorer 500本体、右がちょっと変わった充電ケーブル。
こんな風にしてマグネットで両端が張り付きますので、この状態でmicroBに挿しておけばバッグになど下げられるとのこと。
いや、さげないでしょ!
Amazonだったかな、レビューの中にこのストラップ状ケーブルを挿してバッグに入れたら、ヘッドセットのジャック側に力がかかりすぎたのか壊れたというものがありました。
ご注意くださいませ。
え?
これ?
そう、電源だけで信号線はありません。刺すのにコツがいるかも。
私は使いません。
M70と並べました。
大きさはほぼ同じですが、デザインはExplorer 500のほうがおしゃれです。
使ってみると、2個目M70のようなこともなく、まあ、普通に使えます。2個目のM70より価格は倍以上なのですが、機能は変わりません。個体差・不良がなければM70で全然問題なかったのですがね。
ただ、M70とExplorer 500って大きさ・機能に違いがみられません。違うのはデザインと付属品だけですが、この価格差は何?って感じです。
まとめ
Plantronicsはヘッドセットでは世界のトップメーカーである。
消費者向けの普及価格帯ヘッドセット(イヤホンマイク)ではM70がAmazonで売れているようだ。
M70のAmazonレビューをみると、音が小さいというものがちらちらと見受けられる。筆者が買った2個目も受話音が小さめ、送話音に至っては相手にぎりぎり聞こえるか聞こえないか。SkypeやLINEのエコーテストでも同様だったので、個体差・ばらつきがかなりあるようだ。
Explorer 500は充電ケーブル兼ストラップが付いていることと、デザイン以外はM70と違いはみられない。