ミラーレス一眼（LUMIX GH6）の動画撮影でスマートフォンでモニターしながら撮影する環境

2023年8月11日の記事で、LUMIX GH6とGalaxy S23 Ultraを使って、Galaxy S23 Ultraを外部モニターのように使って動画撮影する方法を記載しました。先日、注文していたSmartRigのケージなどが届きましたので、とりあえず組んでみて形を作ってみました。

旅路の部屋

ミラーレス一眼で動画撮影をスマートフォンでモニターしながら撮影するにはどうす...

https://aichanworld.com/wd/2023/08/11/post-29025/

昨日の記事でXperia 1 Vには「録画可能な外部モニターアプリ」というのを紹介しました。Galaxy S23 UltraとAQUOS sense7ユーザーなので、これらでGH6の画像をモニターしながら撮影するには？ということで方法を紹介しましょう。GH6以外でもHDMIモニター出力機能があるデジカメなら同じことが可能だと思います。必要なもの話は簡単でありまして、・Panasonic LUMIX GH6 または 撮影時HDMIモニター出力が可能なカメラ・Androidスマートフォン・HDMIキャプチャー・UVC変換アダプタだけです。実際にはこれらを全部手で持つわけにはいかない...

やりたいことと必要なもの

さらにGH6自身でも録画するが、Galaxy S23 Ultra側でもモニター画像を録画できればもっと良い。そうすればNinja-Vとか買わなくても外部モニター＆録画ができるようになり、筆者程度の趣味で使う程度なら無駄な機材を買わなくて良いし荷物も激減するでしょう。

カメラと外部マイクとスマホを撮影時に手だけで持つのは不可能なので、全て一つのセットになるようにSmallRigのケージを使用します。

HDMIケーブルでカメラのコネクタに負荷をかけないように、ケージの側面にねじ止めできるHDMIのAメス-Aオスのケーブルが「超薄型4Kアダプターケーブル（A to A） 3019」というものです。（メーカーサイト ）

RØDE VideMic Go IIは通常のアナログ出力以外に、デジタル出力がありLightningあるいはTYPE-Cケーブルを使うことでiPhoneやAndroidで動画撮影するときの外部マイクとして利用できます。

USBカメラアプリは広告が表示され機能も限定されている無料版と780円の有料版があります。

このソフト自身は4K60fpsまで使えるので、カメラのHDMIモニター出力が4K30fpsに対応していれば、4K30fps対応のHDMIキャプチャを使うことで外部でも4K30fps録画ができるようになります。4K-HDMI入力で4K-USB TYPE-Cが可能な小型キャプチャーユニットはあまり多くないようです。

Amazonで探したら、j5createのJVA11-EJが一番安いもののようです。4KはともかくFHDで60pは撮りたいですよねぇ。

組み上げたリグ

RØDE VideMic Go IIの場合

こんな感じになります。

RØDE VideMic Go IIについては他にも取り付け方法はありそうですが、このあたりのほうがGH6のマイク端子にも近くよく使う右側の操作部の邪魔になりません。

RØDE Wireless Go IIの場合

この場合、GH6のケージに取り付けるのは受信機です。アクセサリーシューにはめ込めるクリップが最初からついていますので、写真の例ではGH6のアクセサリーシューに取り付けてみました。

送信機は2台ありますので、1台は喋りながら撮る自分の胸に、もう1台は環境音をとるためにRØDE Wireless Go IIを取り付けている場所にRØDE Wireless Go IIの代わりにつけることも考えられます。

他機種の場合

GH6以外でもHDMIモニター出力があり、本体モニターでは各種情報表示ありで表示し、HDMIモニター出力は各種情報表示なし（映像のみ表示）ができるのであれば同じことができます。

スマートフォンはGalaxy S23 UltraでなくてもUVC (USB Video Class)を扱えるものであれば、上記のアプリで同じことができます。FHDなら問題ないでしょうが、4Kを扱うにはそれなりのハイパフォーマンスで大容量バッテリー内蔵スマホが無難だと思います。

いずれにせよカメラの小さなモニターよりはずっと楽になりますね。