この記事では、今までメインで使ってきたApple製品からの離脱可能性について、筆者の例を上げて理由や可能性・対応策などを筆者環境を中心に説明しています。今回は脱Appleの後について書いています。
以前にも類似の話題を書いたことがありますが、今回はかなり本気度が高く本気の移行を前提にした記事です。
前回の話は以下のリンクをご覧ください。
2回目の今回は、代替を具体的にどう考えているかをお伝えしたいと思います。
iPhone 8の代わり
筆者はiPhoneとAndroidを併用していますので、iPhoneオンリーな方がAndroidに乗り換えるという一般的なハードルの高い状況とはかなり違いまして、比較的簡単にメインスマホの役割交代ができます。
前回の記事でiPhoneは買い替え価格とLightningが肝だと書きました。価格はワンショットなので百歩譲るとしても、Lightningがこれ以上始終つきまうのはもう嫌です。Lightningがなくなれば周辺機器や充電関係がかなりスッキリします。
iPhoneを見限るかどうかの肝は今年リリースされるiPhone 12?のコネクタ次第です。
万が一巷の噂のようにコネクタレスになったらサヨナラ必須ですし、Lightining継続でもiPhone 8買い替え先はAndroidになります。
今iPhoneをAndroidに買い換えるとしたら、筆者の場合はAQUOS R2 Compact(SH-M09)です。
かなり検討したのですが筆者が求める以下の条件をすべて満たすAndroidって実は以外と少ないのです。
・2019年1月以降リリースモデル
・SIMフリーモデル(キャリアモデルのSIMロック解除というのは海外での制約が出る場合がありNG)
・おサイフケータイ対応
・SoCはSnapdragon 845以降
・防水
・microSD使用可能
・指紋認証
Apple Watch Series 5の代わり
Apple Watchは時計のようですが時計じゃない。ようやく常時点灯できるようになりましたが、朝6~22時で50%以上のバッテリー消費はいくらウェアラブルデバイスといえども喜べないものです。実際使ってみて、うわっ!短い!と感じていますもの。
スマートウォッチというかウェアラブルデバイスなら一も二もなくトラッカーとして信頼性の高いGARMINです。
実は今でも時々Apple WatchのかわりにGARMIN INSTICTを装着しています。
GARMIN INSTINCTについての紹介記事はこちら。
時計としてどちらが実用的かというと、間違いなくApple WatchではなくGARMIN INSTINCTです。G-SHOCK風でバッテリーは数日間は持ちますので一泊二日くらいなら出発前に充電すれば心配無用です。さらに華奢なApple Watchではありえないタフネスさを持っています。
それ以外だと、タフネスウォッチではないですがオシャレ度が上がり文字盤液晶解像度がApple Watchなみに美しい(価格もApple Watchなみですが)GARMIN VENUもなかなか行けそうであります。
これは結構興味深いデバイスなので別途取り上げたいと思います。
ちなみにApple WatchでSuicaを使うと他の時計・スマートウォッチを使えなくなるという苦い経験があるので二度とApple WatchでSuicaは使いません。
Mac miniの代わり
結構選択肢があって難しいのがMac miniの代わりです。
OS的には今でも半分くらいはWindows PC(hp Spectre x360)を使っているのでMacでしかできないじゃん!なんて話はないのですが、インテリア的制約でミッドタワーとかフルタワーみたいなアンチ・インテリアなPCはだめなのです。
上記リンク先を見ていただくとわかるように中央のテレビの左側ばPCスペースです。
ここにあまりにこの部屋のインテリアに不釣り合いなミッドタワーとかおける訳がないじゃないですか。家族が許さない以前に私自身が許せない。したがって省スペースで可能な限りハイスペックという両立が難しい選択を迫られます。
メーカー製では存在しないので、ここはショップのBTOか自作となります。
ケースはこういうのがいいです。
・CPU:Core i7-9700 または 9700K
・GPU:GeForce 1660 または 1660Ti (ケースのスペース&放熱的にこれより上は難しい)
・メインストレージはMVNe M.2 SSD
・サブストレージはSATA SSD
こんなイメージで探すとBTOでぴったりのものがありました。
このケース、以前秋葉原で実物を見ましたが大きさが実にいい感じなんです。室内収納を美しくし、如何にもPCでござい!なんてのはもってのほかです。昔はそういう環境が快適でしたが、歳を重ねるとそういうマニアックな雰囲気を毛嫌いするようになりました。
同類の方が入れば上記は検討に値します。ただしGPUにRTX2080とかいうのは無理ですが….
昨今のiPhone vs Androidシェア
最後におまけ情報ですが、脱Appleを考える人への後押し情報です。
Engadget 日本版の記事によれば、2019年11月のMMD研究所の調査では、Android(57.2%)に対しiPhone(42.8%)とAndroid優勢になっているそうです。その前年はAndroid(53.3%)に対しiPhone(46.7%)とiPhoneは下落傾向にあります。
マイナビニュースの記事では、世界ベースで見るとiPhoneはさらにシェアを落として、11月は30%だったのが、12月には25%と下落しているようです。
Forbes JapanによればiPhoneの欧州内シェアは下落の一途だとか。
今後EUの充電プラグの統一化政策によりAppleがiPhoneの充電端子をmicroUSB(あるいはUSB TYPE-C)にしない限りEU域内での販売ができなくなる可能性も秘めています。
世界の状況はApple・iPhoneに完全に逆風です。過去歴史を紐解くとこうした逆風は時として一気に勢力図を塗り替えます。今はiPhoneメインでAndroid知らなーい!方も、先々もしiPhoneがさらに脆弱になり新製品も魅力激減になったらどうするか、を考えたほうがいいかもしれません。
スマートホンはアプリあってのスマートホンです。シェアが激減していくハード向けのアプリからは採算が合わないので提供しなくなるところが出てきてもおかしくはありません。
昔はiPhoneにあってAndroidにないアプリが山程ありましたが、そのうち逆転して魅力手なアプリはAndroidしかない日も遠くないかも。
まとめ
筆者がスマホに求める条件を当てはめると、もし今Androidメインにするならその機種はAQUOS R2 Compact (SH-M09) である。
Apple Watchの代替は実はGARMIN INSTINCTを使っているので焦って考える必要皆無。Apple Watchっぽいものを求めるならGARMIN VENUが良いだろう・
Mac miniを使っているのはPC本体に割けるスペースがないから。その要件を満たすBTOは、STORMのPG-CRだ。
日本ではAndroidとiPhoneのシェアが逆転しているという。さらに欧州ではiPhoneシェアは下落の一途のようだ。もはやiPhoneの絶対優勢というのは過去の伝説である。iPhoneオンリーな方も近い将来にはAndroidへの移行を検討せざるを得なくなるかもしれない。