一時はこりゃ手放せないとばかりに喜んで使っていたApple Watchを完全に手放しました。今まで一時的にやめては戻ったりしていましが今回は100%さよならです。結構惚れ込んで使っていたApple Watchをなぜやめたのか?
Apple Watch ユーザー履歴
Apple Watch Series 2 Nike+ 42mm
2016年11月に購入。
初代のApple Watchは高機能ですがバッテリーが持たないとの巷の評価でしたので手を出しませんでしたが、Series 2が出てバッテリーの持ちが改善されたというので購入しました。
以前のブログにこういう記事があります。
初Apple Watchということで、高機能さにほれぼれしていた様子が伺えます。
Apple WatchのApple PayにSuicaを入れて当時はそれなりに便利につかっていました。
Apple Watch Series 3 Nike+(GPS + Cellularモデル)
ほぼ1年後の2017年10月に購入しました。
Cellularモデルだというので買ってみました。
相変わらず、常時表示はありませんが、そのかわり13時間ほど装着して残り80%くらい、朝6時〜夜10時ごろだと70%くらいの残量になりました。
Cellularモデルではありましたが、実際にはいつも側にiPhoneを持っていますのでApple Watchしか持っていない状態というのがほとんどなく、ましてApple Watch単体でLTE通信が必要なシーンは全くないことを身を以て理解しました。
Series 2・3ともに常時表示がないのでその分バッテリーは持ちますが(といっても16時間で30%程度消費)、チラ見で時刻がわからないのはかなりストレスでした。
Apple Watch Nike+ Seires 5
2019年10月に購入。
大きな違いは常時表示です。といっても表示面更新は60秒に一回となり薄暗い常時表示です。
確かに常時表示は常時表示ですが、秒表示もなく薄暗いのでやや見辛いですがbetter than nothingでした。
Apple Watchをやめた理由
いろいろありますが、最大の理由は「iPhoneをメインスマホの座から引きずりおろす可能性が出てきたから」です。Apple Watchは他のスマートウォッチと違って、iPhoneがないと使い始めることすらできないiPhoneの下僕あるいは手先と言えます。
Apple PayをApple Watchで使わないといけない理由も皆無でした。実際に自分で使っていて「別にこれじゃなきゃダメとか、これにしたからひどく便利になった」とかありませんでした。むしろ店頭で手首を返してリーダーに読ませるにひどく違和感があり、自販機ではICカードリーダーは低めの位置にあり、手首を返して読ませるのは結構厄介な場所なので、Apple Pay on Apple Watchは全く使わなくなりました。Appleが言うような便利さは感じることがありませんでした。Apple Wathだけでランニングするような人には良いかもしれませんけどね。
Apple WatchにSuica定期券とか入れてしまうと、外出時は常にApple Watch必須になり他の時計をすることができなくなります。これはAppleの狙いなのかもしれませんが、しばらく使うとそれがめちゃくちゃうざったくなってきましたのでApple WatchからSuicaを完全に抹殺してしまいました。Apple WatchにSuica定期券とか入れちゃいけません。
そうなると、Apple Watchはただのスマートウォッチ、別にこれでなくていいじゃん。単体で睡眠トラッキングもできないし、手洗いした直後の濡れたあるいは湿った手では全く操作できないし、Serise 5になってバッテリー駆動時間も短く毎晩の充電必須だし….。欠点が目につき始めると、どんどんそれが気になり始めるってやつです。
ここまでアバタが目につくようになると、もう別れどきです。
撚りは戻せません。
乗り換え先はGARMIN INSTINCT
先に引用した当ブログの記事に記載していますが、GARMIN INSTINCTを着用しています。
- まるでG-SHOCKみたいな外観ですが、対ショック・対閃光防御….じゃない(笑)タフネスウオッチで操作はボタンのみなのでビショビショの手でも全く問題なし。
- 表示は白黒で荒いですが、常時秒表示もあり本来のデジタル時計としての役割をきちんと果たしてくれます。
- GARMINなのでワークアウト時のトレッキングはお手の物。
- 充電は数日は持つので、2泊程度の旅行ならバッテリーを全く気にしなくて良い。
- 通知は日本語フォントは荒いけど、ちゃんとブルブルして教えてくれて一応読める。
- 睡眠モニターもちゃんと搭載している。
このG-SHOCK風の外観はとても安心感がありますし、他人が見たらG-SHOCKだと思うかもしれませんね。また、他のGARMINともちょっと違う風貌なのでウェララブル端末には見えないところがいいです。
個人的な感覚ですが、如何にもスマートウォッチっぽいものを見に付けているって結構ダサいと感じるようになりました。最近のスマートウォッチのフェイスも普通の時計に見えるものが多くなってきたのもその証拠ではないでしょうか。
それでいいんです。
まあ、我ながら随分と考えが変わったものですな。
Apple囲い込み呪縛からの離脱の第1歩
以前、iPhoneがブイブイ言っていて怖いものなしだった時代は、iPhone、Mac、そして終盤Apple Watchに囲まれているのは快適でした。
しかし、iPhoneに飽きが来るとAppleの囲い込み戦略(呪縛)がやたら鼻につくようになりました。この呪縛から抜けるには、まずiPhoneとの絆が非常につよいApple Watchをやめよう!次にiPhone離脱!というわけです。そしてMacの買い替え先はもうMacではないと決めています。まあ、一台くらいはあったほうが便利なので、安いAirの整備済み品でも買うかもしれませんが、メインじゃない。
Apple WatchをやめたのはApple呪縛離脱の第一歩です。
まとめ
あまりポジティブな内容ではないので、参考にはならないかもしれませんが、脱Apple呪縛を考えている方の背中を多少はおすことができるかもしれません。
Apple呪縛を逃れるのはiPhone呪縛を逃れること。そのためには、iPhoneの手先であるApple Watchとスッパリ手を切ることが大事。
Apple Watchを手を切っても失うものはほとんどない。