Apple Watch Series 5の話

  • 2019.10.14
Apple Watch Series 5の話

脱Apple Watchから十日、ふとしたはずみで手にしたApple Watc Series 5。GARMIN INSTINCT、Apple Watch Series 3との比較も含めて特徴を簡単に解説し、Apple Watchに拘束されない使い方を考えてみます。

Apple Watch Series 5

Apple Watch Series 5入手

2019年9月20日に発売されたApple Watchの第5シリーズ、Apple Watch Series 5がひょんなことから私のところに来ました。もちろん無料でいただいたとかではなくちゃんと自腹なのであります。

おまえ、脱Apple Watchしたのではなかったのか?

その舌の根も乾かぬうちに…

という批判はごもっともです。

Apple Watchを2世代3年間使った筆者が、Apple Watchから去る訳

この記事でも書いておりますが、今までのApple Watchの最大の不満は時刻が常時表示ではないため、時刻を見るのにわざわざ手首をかえしたりタップしなくてはいけないことです。

両手がふさがっているときなどにチラ見では時刻がまったくわからないのは結構致命的です。さらにSuicaとか入れていたため否が応でもApple Watchを装着して外出せざるをえません

そして上記の記事のとおりその呪縛を脱出して手に入れたのが何台めかのGARMIN。今回はGARMIN INSTINCTでした。

Apple Watchを身につけないで出かけてみると、一抹の不安があるものの憑き物がとれたような爽やかな気分でした。

Apple Watch Series 3からGARMIN INSTINCTに乗り換えてみた!

タフネスさではApple WatchはINSTINCTの足元にも及びません。
非常に視認性の良い常時表示。ちゃんと秒も刻んでくれます。
心拍は常時測定でみるといつでも表示してくれます。
通知もタイムリーに届きます。ただ表示が荒すぎますが….。

私はApple 信者ではありませんが、Apple製品が好きなのは事実です。なので、気づいたらApple Watch Nike Series 5 (GPSモデル) が手元に….

Series 5:常時表示

時計として当たり前じゃないかと思いますよね、やはり。こうでなくてはいけない。

常時表示は切ることも可能ですが、切ってしまったらなんのためのApple Watch Series 5かわからなくなります。Series 5で常時表示を切るくらいなら少しでも安いSeries 3を買う方が良いです。

上の写真がアクティブに表示している状態で秒針もちゃんと表示され、カレンダーも表示(この日はたまたま予定なしでしたが)されています。さすがにRetina Displayだけあって表示は非常にクリアです。

そのままの状態で常時表示状態になったのがこちら。個人情報的なアクティビティの状況やスケジュール(カレンダー)などは全て表示されなくなります。

ディスプレイのリフレッシュも60Hzから1Hz、つまり1秒毎の書き換えになり画面は薄暗くなり(この明るさは調節可能)秒針も消えます。アプリ画面などではアプリ画面全体がぼやけて細かいものは全く見えなくなり、その上にかぶさるように時分だけが表示され、初期のデジタル腕時計みたいに情けないものになります。

ただし、これに満足できるかというと否です。従来の最大の不満をぎりぎりのレベルで救ってくれている感じ。常時表示はぎりぎり見えるのであって視認性がいいとは言い難いです。理想なのは通常表示と同じ画面濃度・輝度で常に出ていること。

Series 5:コンパス機能

もう一つ、普段そんなには使わないのですが、たまにiPhoneのコンパスアプリでも使うのであれば便利なのがコンパス機能

GARMIN INSTINCTにはちゃんとついてます。

出かけた折にどっちが南なの?とか知りたい場合ありませんか?

これがコンプリケーションとして常に常駐させることができるのが便利といえば便利。だからといってないと絶対困るものでもないですが。

Series 5:CPU高速化

Series 3はデュアルコアS3プロセッサ、Series 5は64ビットデュアルコアS5プロセッサで、Apple社によれば「S3プロセッサと比べて最大2倍高速」だそうです。

そう言われても、スマートフォンと違って速度を体感できることはほとんどありません。同じ操作を2台でやってみると確かにSeries 5のほうがスイスイ動くように感じますが、別段Series 3が遅いとは全く感じません。

GARMIN INSTINCT・Apple Watch 3と比較して

表示の綺麗さ

Apple Watch 5 > Apple Watch 3 >> GARMIN INSTINCT

これは明らかです。ディスプレイもRetinaのApple Watch 5は大きくて高精細です。さすがにこれは文句なくApple Watch 5の圧勝だと言えます。

機種 解像度 表示 表示領域
GARMIN INSTINCT 128×128 白黒  
Apple Watch Series 3 (42mm) 312×390 カラー 740平方mm
Apple Watch Series 5 (44mm) 368×448 カラー 977平方mm

常時表示

Apple Watch 5のハイライト機能ですね、常時表示。

時計として当たり前の機能ですが、高性能・高機能・高精細表示に力点を置きすぎたためおざなりになった機能。これが最低限の状況でようやく実装されました。

常時表示の見易さと綺麗さでは、

GARMIN INSTINCT >>> Apple Watch 5

という感じです。 

これは常時表示状態にあるApple Watch 5とGARMIN INSTICTです。GARMINのほうは常時表示というか通常の状態で秒も刻んでいます。

Apple Watchのほうは写真だとやや綺麗に見えますが、実物はもっと薄暗いです。斜めから見てまあなんとかわかるかなって程度。逆に高精細が仇になっているともいえますが基本的にはバッテリー節約のために輝度をかなり落とし、表示のリフレッシュも下げてようやく実装した機能なのでやむを得ません。

そういう意味ではApple Watch Series 5の常時表示はできて当たり前の機能であり革新的でもなんでもありません。これを高く評価するWebメディアの記事が多いようですが、私に言わせればとんでもない話で、大きく褒め称えるほどのものは全くないと言って良いです。それどころか常時表示のクオリティは最低です。

タフネス

Apple Watchにタフネスを求めるのがそもそも間違いです。それを売りにするGARMIN INSTINCTとは違います。

G-SHOCKみたいなINSTINCTは装着していて安心感があります。表示周辺のベゼル部分が高く盛り上がっているので、表示面を下に向けて置いても傷つく心配がまずありません。

取り扱いに気を使わないのがINSTICT、それなりに気を遣うのがApple Watch。

タフネスに関してはそのシチュエーションにより、INSTINCTにしたりApple Watchにしたりするほうが良いです。

何が何でもApple Watchという状況に自分を追い込むべきではありません。

心拍表示

Instinctは表示のカスタマイズ次第ですが左上に心拍数とグラフが常時表示されます。

Apple Watchではコンプリケーションに心拍を入れてもハートアイコンが出るだけで心拍数表示はありません

対策として、iPhoneアプリ(Watch対応)の睡眠分析アプリ AutoSleep と同じ会社が出している HeartWatch アプリを入れると、Apple Watch本体操作でコンプリケーションに追加できます。iPhone本体のWatch設定のコンプリケーションには出てきませんのでご注意ください。

しかしコンプリケーションにHeartWatchを表示させるとバッテリーがガンガン減ります。この辺りもいつも心拍を出していても電池が持つGARMIN INSTINCTとは悪い意味で出来が違うところ。

入れてみたのが上の写真。中央下側に有料iPhoneアプリ(Watch対応)のHeartWatchのコンプリケーションを入れています。現在の心拍が82で最低が62、最高が98となっています。

これも個人情報にあたるので、常時表示の時は何も表示されません。

操作性

やはりタッチパネルのApple Watchは便利ですが、手が濡れているとどうにもなりません。Apple Watchも一応防水ですので雨程度では問題ないですが、濡れちゃうと操作不能です。

一方INSTINCTのボタン操作は濡れていても操作ができる完全防水なので全く気遣うことなくビシャビシャの手でも安心して操作できますし、水につけても排水操作なんてアホらしい処理は不要です。

強い雨なのに出かけなくてはいけないとき、水仕事の時などは絶対GARMIN INSTICTであり私の所有スマートウォッチの中では他に選択肢はありません。

Apple Watch 3と5の切り替え

ペアリングしなおすの?とかいろいろ疑問があるかもしれませんが、全く操作不要です。両方をペアリングしておけば、あとは装着して手首をあげて表示すれば自動的にそちらがiPhoneと接続されます。

全く何も考えなくて良い。このあたりはさすがAppleです。

まとめ(使い分け)

Apple WatchにはSuica(特に定期券)は絶対入れてはいけない。入れて使い始めるとApple Watch無しで出かけられなくなりほぼ完全にApple Watchに囚われの身になり自由がなくなる。

Apple Watch 3も5も機能的には大差ないが、相当しょぼいとはいえ常時表示があるとないでは基本的時計機能として雲泥の差である。選択肢があるならApple Watch 5にすべき。3の常時表示無しはじわじわと不満が高まる。

Apple Watch 3と5を持っている私は、シャワー後に5を充電台に乗せ、3を装着して朝までそのまま。朝起きてから100%充電の5にとりかえる。Suicaは入れていないので、かりに取り替え忘れても致命的にはならない。

水濡れの恐れがあったり激しい動きをしそうな場合は、5装着のかわりにINSTINCTを装着することで時計に妙に神経を使わなくて済む。

 

 

 

 

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