新型コロナウイルス感染症拡大防止のために「自宅に居よう」「STAY HOME」をキーワードとして外出自粛が求められています。そんな時期でも社会インフラ維持のために働いて下さっている皆様がいらっしゃいます。ときには遠隔地へ足を運ぶためにJALやANAを利用することもあるでしょう。JALでは機内におけるソーシャル・ディスタンスを表明しています。
ソーシャル・ディスタンス(social distance)とは?
今更感がありますが、Wikipediaの説明を引用します。
社会距離拡大戦略(しゃかいきょりかくだいせんりゃく、英語: social distancing) は、感染症の拡散を停止または減速させることを目的とした、医薬品を使わない感染抑制のための手段である。社会距離を置く目的は、感染症のある人と感染していない人との接触の可能性を減らし、病気の伝染、罹患率、そして最終的には死亡率を最小限にすることである。
Wikipediaより
ぶっちゃけ、他人とは通常2メートルくらいは離れましょうということですね。
スーパーで年配方とかで距離感に疑問にあるお客さんがときどきいるようで、後ろにぴったりくっついて並ばれて「やめてくれぇ!」と叫びたくなることがまれにありますが、スーパーの列でも基本2mはあけましょうってわけです。
ちなみに、英語ではsocial distanceよりsocial distancingとingをつけることがほとんどだと思います。Social distanceだと社会学のパーソナルスペースに絡む用語になるようで、social distancingは感染拡大防止のために他人との距離を取ることをいうようです。
今の機内の状況
今更いうまでもないですが、国際線はもとより国内線もガラガラのようです。
私が乗って撮影するわけにいかないのでYouTubeで探してみました。
日付や区間がわからないのですが、まあすごいですね、がらがらなんてもんじゃないです。
こういう状態だとソーシャル・ディスタンスもへったくれもないですよね。そもそも近づくべき他人がいないじゃないですか。
しかし、座席指定で予約すると、がらがらの機内に他人同士すぐ近くになってしまったなんてこともありえなくはないかもしれません(普通は予約のときわかりますけど)。
JALの機内ソーシャル・ディスタンス
JALのホームページを見ていて『新型コロナウイルス肺炎感染拡大防止のためのソーシャルディスタンスの確保およびご搭乗に関するお願い』というタイトルが目に付きました。
そして「機内におけるソーシャルディスタンスの確保について」として以下のような座席割当の例がありました。
737なので3-3配列ですが、その3列の中間をブロックするというものです。
わかりますよ、はい、わかります。
しかし、実情はたいていの便ではがらがらのようで、ブロックするようなこともなさそうであります。
JALもANAも搭乗に関してはマスク着用をもとめていますのでご注意ください。
関係者に感謝の表明
医療従事者の皆様、スーパーマーケットやドラッグストアなどで働いて下さっている皆様、物流関係の皆様、社会インフラを支えるあらゆる事業に従事しておられる皆様、ほんとうにありがとうございます。
ありがとう!
皆様にこれ以上のご苦労をかけないためにも、私達一般市民はコロナ沈静化まで外出自粛をします。
一般の皆様、どうか今も一所懸命働いて下さっている方に温かいお礼を言葉で表しましょう。決して、こうした方や家族を差別したりは厳に謹んでください。人間としてあるまじき行為です。