コスパの高い完全ワイヤレスイヤホン「JoyHouse T11」レビュー

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昨年10月に当ブログで6,000mAhモバイルバッテリーにもなるJoyHouseの完全ワイヤレスイヤホン T9をレビューしました。最近同社から新製品T11がでましたので紹介したいと思います。

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JoyHouseって?

JoyHouseは会社名ではなくブランド名でして、日本では東京都足立区にある大和(ダイワ)産業株式会社(DAIWA Industrial Co.,Ltd)という2016年に法人登録された会社が販売しているようです。当初は千葉市中央区に所在地がありましたが、2017年に現在の東京都足立区に所在地変更しています。

法人番号は「1040003008234」で、同社ホームページによれば資本金は一千万円、代表取締役は「皇甫 寧音」氏、従業員は18名ということです。

システム開発、化粧品・健康食品・雑貨等の国内卸売と国際貿易等が主たる事業内容です。取扱商品を見るとウレタン製の通気性の良いマスク「PITTAマスク」もこちらの取扱商品の一つでした。

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JoyHouse T11

2019年10月に「コスパ最強!Joyhouseの6000mAhバッテリーケース付き完全ワイヤレスイヤホンT9」として紹介しています。

T10というモデルが存在するのかどうかわからないのですが、どうもT8、T9ときてT11みたいです。

仕様比較(T11 vs T9)

型番HGT-T11TWS-T9
BluetoothBluetooth 5.1Bluetooth 5.0+EDR
対応プロファイルA2DP/AVRCP/HFP/HSPA2DP/AVRCP/HFP/HSP
対応コーデックAAC, aptX, SBCAAC, SBC
ノイズキャンセリング(通話時)CVC8.0CVC8.0
 バッテリー駆動時間12時間(イヤホン単体)
240時間(ケースバッテリー含む)
3~4時間(イヤホン単体)
260時間(ケースバッテリー含む)
バッテリー容量50mAh(片耳分)、3,000mAh(ケース)50mAh (片耳分で)、6,000mAh(ケース)
バッテリーは18650セル x 2本
ドライバー10mm ダイナミック8mm ダイナミック
イヤホンサイズ20 x 23 x 26mm24 x 23 x 25mm
重さ6g(片耳)、94g(ケースのみ)5.4g (片耳)、155g(ケースのみ)
防水(イヤホン)IPX7IPX7
入力電圧DC 5V/1A (USB TYPE-C)DC 5V/2A (USB TYPE-C)
出力電圧DC 5V/1A (USB TYPE-A)DC 5V/2A (USB TYPE-A)

Amazonで購入

Amazonの10%オフクーポン+タイムセールで、5,780円のところが3,757円と格安で購入できました。

付属品はポーチと充電用USB TYPE-Cケーブル、サイズ違いのイヤーチップ(3ペア)、充電ケースと中に入ったイヤホンが付属品です。他に説明書が入っています。

箱から出した状態ではバッテリー残量30%で、イヤホンと本体接点の間に絶縁のビニルが破産であるので、忘れずに取り除きます。

実測でイヤホン込みで106g。

ケースのみでは約94g。

イヤホン単体では片耳あたり6gです。

ちなみに、愛用のSONY WF-1000XM3がイヤホンとケース合わせて約92g、イヤホン単体では片耳8.6g、ケースのみでは約75gですので、SONY WF-1000XM3よりケースは約20g重く、トータルでは14gほどT11が重いのですね。

装着感

T9と同じ感じです。ユニットは厚みがあるので耳からちょい飛び出る感じがしますが、耳たぶの形とうまくフィットします(個人差大の可能性あり)。

これに限らずカナル型はイヤーチップ選びが音の良し悪しと装着感の良し悪しを決めます。人により左右の耳の穴のサイズが違う事が多く、私は左のほうが大きいので、いつも左側を右に比べてワンサイズ大きなものを装着します。T11も例にもれず左を一番大きな付属のLサイズに交換しました。

しっかりはめると、そう簡単に落ちたりしません。

夏場はいいかもしれませんが、マフラーやスヌードをする季節になるとそれらにひかっかって落ちる可能性があると思いますので冬場はご注意下さい。

遮音性

SHUREなみに高い遮音性です。

音を出さなくてもかなりの外音が聞こえなくなり、近くで妻に呼ばれても気づきません。まして音楽を聞いていたら…ですね。

地下鉄の走行ノイズもへっちゃらです。
いわゆる音楽鑑賞時のノイズキャンセリングは不要といってもいいでしょう。

ただし、高遮音性の故、アナウンスも聞こえないですし呼びかけられてもわからないことが多いと思うので要注意。

音質

T9と同じような傾向です。

低音よりですが、素直に伸び切った低音ではなるある程度で諦めてストンと切り落とし感じ、高いほうも似たような感じに聞こえます。

聞き疲れのしない音で、4,000円を切る価格ではT9と並んでピカイチかもしれません。

あえていうならT9のほうが低い方も高い方もノビが良い感じですが、これは今後エージングをしていると変わってくる可能性が高いです。

操作方法

ネットを探しても操作説明が出てきませんのでここに書いておきます。
操作ボタン等はなく、イヤホンのユニットの丸いタッチセンサー部分が操作を行うすべてとなります。
T9と同じ操作なのでT9を使っている人は混乱はありません。

音楽鑑賞中左右どちらでも1回タッチ再生/停止
右を2回連続タッチ次の曲
左を2回連続タッチ前の曲
音楽再生中・通話中左を2秒間以上タッチし続ける音量が段階的に下がる
右を2秒間以上タッチし続ける音量が段階的に上がる
待機中(音楽再生や通話をしていない)長くタッチし続ける電源オフ(オフの状態であればオン)
通話操作左右どちらかを1回タッチ着信に出る
通話中に左右どちらかを1回タッチ電話を切る
左右どちらかを2秒間タッチし続ける着信拒否
Siri呼び出し(iOSのみ)左右どちらかを3回タッチSiri呼び出し
初期化左右両方を充電ケースに入れて、両耳ユニットを同時に5秒間以上長押し赤ランプが一旦消えた後、赤と青が一回ずつ点滅して初期化完了。その後、充電継続(赤点灯)か充電終了(ランプ消え)となる。
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まとめ

Amazonのタイムセールなどで4,000円を切って買える場合は大変オトクな完全ワイヤレスイヤホンである。

T9に比べてバテリー容量が半分になり重さも約165gから約105gに軽量化された。T9では重すぎると思う方にはぴったり。

ケースバッテリーは半分容量になったがイヤホンとしての総合計駆動時間はほとんど変わらない。

音質はT9と同傾向だが、ファーストインプレッションではT9より高低の伸びが劣る。

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