iPhone 8/SE(2020)はwith コロナ時代の最後の優れたiPhoneだ

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メインとサブのスマホの両方ともAndroidに以降した筆者ですが、完全にiPhoneを捨てたわけではなくiPhone 8は手元に残しており、アップル正規サービスプロバイダでバッテリーを交換したばかりです。確かに現行最新モデルのiPhone 11は素晴らしいと思います。しかしwith コロナの時代ではiPhone X以降のiPhoneは…..

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iPhone 8とiPhone SE (2020) とiPhone 11 Pro

もし、今仮にメインスマートフォンとして次のiPhoneを選ぶとしたらiPhone 11 Proですね、これはわたし的に間違いないところです。難点は価格の高さを除けば大きさ・性能的にイケています、一箇所を除いて!

一般スペック比較

iPhone 11 ProiPhone SE (2020)iPhone 8
サイズ144.0 x 71.4 x 8.1mm138.4 x 67.3 x 7.3mm138.4 x 67.3 x 7.3mm
重量188g148g148g
ディスプレイSuper Retina XDR
オールスクリーンOLED
2,436 x 1,125
458dpi

2,000,000:1
触覚タッチ
最大輝度800ニト
Retina HD
スクリーンLCD
1,334 x 750
326ppi

1,400:1
触覚タッチ
最大輝度625ニト
Retina HD
ワイドスクリーンLCD
1,334 x 750
326ppi

1,400:1
3Dタッチ
最大輝度625ニト
防水・防塵IP68IP67IP67
CPUA13 BionicA13 BionicA11 Bionic
カメラトリプル12MPカメラ
超広角:ƒ/2.4絞り値
広角:ƒ/1.8絞り値
望遠:ƒ/2.0絞り値
シングル12MPカメラ
広角:ƒ/1.8絞り値
シングル12MPカメラ
広角:ƒ/1.8絞り値
フロントカメラ12MP、ƒ/2.2 (TrueDepth)7MP、ƒ/2.27MP、ƒ/2.2
FaceID××
TouchID×
Apple Pay
バッテリー3,046mAh1,821mAh1,821mAh

各種ベンチマーク比較

iPhone 11 ProiPhone SE
(2020)
iPhone 8iPhone 8
Plus
WEBブラウズ (GSMArena)13:15h13:39h11:54h12:32h
VIDEO再生 (GSMArena)15:14h8:56h10:36h14:55h
Geekbench 4 (SINGLE)1,3271,321917923
Geekbench 4 (MULTI)4,6292,7662,1822,304
256GB
SIMフリー価格(税別)
122,800円60,800円95,800円
(当時)
106,800円
(当時)

この比較だけわざわざiPhone 8 Plusを入れていますが、画面サイズが….とかもう少し駆動時間が….という場合は、iPhone 8 Plusを探して買うのも手かもしれません。

ただ、新品の入手は難しいかも。価格.comで調べると税込み6万円前後のようです。

TouchIDのないiPhoneはだめな理由

確かにiPhone 11 Proのスペックやベンチマークの各種スコアはすばらしいし何と言ってもディスプレイが非常に美しくて、メインスマートフォンとしてはほぼ文句のつけようがありません(iOS大嫌いな人は別)。

しかし、iPhone X以降でiPhone SE (2020) を除くモデルでの最大の難点が一つあります。

Withコロナの時代でマスク不可欠であるが、TouchIDがなくてFaceIDのみというのは致命的に使い勝手を損なう

私のiPhone 8にはFaceIDがないジェラシーで言っているのではありません。

今使っているHUAWEI Mate 20 Proは画面内指紋認証と3D顔認証(基本的にFaceIDと同じような仕組みの顔認証)があり、両方とも有効にできます。

普段は顔認証でサクッと使えていますが、外出時・仕事場(マスク必須指示あり)・乗物の中でマスクが欠かせない昨今、FaceIDがだめというのは致命的です。

コロナはるか以前の2017年12月に当時のiPhone 7からiPhone Xに買い替えました。

ベッドで枕に埋もれながら横目で、あるいはデスクの上に置いてあるiPhoneの通知を横目でチェックしたいと思ってもFaceIDで全く認識されないのが我慢できなくなりました。

ということがありまして、ほぼ半年後に売っぱらいました。

当時引く手あまただったのでほぼ買値で売れました(笑)。

AppleがiOS13.5でとった対策が超絶ダサい。
https://support.apple.com/ja-jp/HT210393#135
FaceIDでマスク着用を認識すると待ち時間なくパスコード入力に移行するというもの。

ユーザーの皆さんはこれで満足しているのでしょうか?

余談:パスコードの安全対策

ちょっと話がずれますが、そうはいっても今のメインストリームiPhoneはFaceIDなので、パスコードも対策が必要になります。破られにくくなおかつ入力がさほど面倒でない方法の紹介です。

パスコードはセキュリティのためにも単純な数字4桁ではなく、できれば英数字記号を混ぜたものがよろしいかと思います。

もちろん、iOSでは間違い入力対策が厳重になされているとはいえ、4桁パスコードは隣でチラミされるとバレてしまう可能性大です。

しかし英数字記号混ぜ混ぜはかなり面倒なので、私はiPhoneのパスコードにせよAndroidのパスワードにせよ桁数の大きなものにしています。

iOSではパスコードは4桁の数字、6桁の数字、カスタムの英数字が選べます。
4桁の数字は選んではいけないパスコードで、チラ見で簡単に見破られます。
最低でも6桁のパスコードはマシですが、数字キーボード操作なのでやはり簡単にチラ見で破られます。

チラ見破りは、電車の中では仮に見られてもその人が自分のiPhoneを手にする可能性はほぼゼロです。

しかし、家庭内やオフィスでは違いますよ。
普段、親しい仲の人が多いのですが、ことセキュリティに関しては家族も同僚も他人もありません。

チラ見パスコード破り対策としては、8桁の数字を「カスタムの英数字」として設定することです。
これだと、入力キーボードは英数字のQWERTキーとなりiPhone 8/SE(2020)の狭い画面の上に指が走ると、チラ見破りはかなりされにくくなります。

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iPhone 8/SE(2020)がwithコロナでベストなわけ

理由

With コロナの時代、マスク不可欠な現状においてTouchIDが使えずFaceIDのみというのは、コロナ予防目的でのマスクが必要でなくなるまでは極めて使い勝手が悪いのです。

これは画面内指紋認証と3D顔認証の両方が使えるHUAWEI Mate 20 Proとはずいぶん違います。

筆者のHUAWEI Mate 20 Proでは両方アクティブにしておいてマスクをしていないときは3D顔認証、マスクをしているときなどは指紋認証が基本です。速度は圧倒的に3D顔認証が速いんですよね、HUAWEI Mate 20 Proでは!

これがiPhoneで出来ない(実装しない)理由が全くわかりません。

iPhone 8ユーザーはそのままで良い

上記の比較表のとおり、iPhone SE (2020) はCPUの速度を除けばほとんどiPhone 8とかわりありません。

これから買うならiPhone SE(2020)、今がiPhone 8なら買い換える必要なし。

iPhone 8/SE(2020)はどうせ小さめスクリーンですから、仮にゲームをするとしても限られると思います(筆者はゲームをしませんが)ので、A11 BionicもA13 Bionicも大差ないですが、新たに買うなら別にわざわざiPhone 8を選ぶ理由はありません。

同じA13 Bionicでもチューニングで多少調整されているのでしょうか、Geekbench 4のMULTI-COREのスコアは随分違いまして、A13 BionicでありながらA11 BionicのiPhone 8と大差ないですのは頭の片隅に置いておくべきで、A13 BionicだからとiPhone 11 Proと同等だとは思わないほうが良いでしょう。

GSMArenaのビデオ連続再生テストに至っては、iPhone 8を下回っていますので、そういうケースもあるのも覚えておくべきです。

iPhone 8とiPhone SE(2020)

これまでの理由ではiPhone SE (2020) または iPhone 8でいいじゃんって感じですよね。

結論からすると、新しい機種がいいならiPhone SE (2020)、性能に大差ないなら安いほうが良いってことならiPhone 8ってことになりそうですが….価格を調べてみました。(2020/08/31時点)

256GBモデル(税込)
iPhone SE (2020)iPhone 8
Apple Store66,880円
mineo (回線契約あり)62,040円
価格.com 電子問屋46,500円

この程度の価格差ならば、新規にキャリア契約/MVNO契約するならiPhone SE(2020)だし、MVNOであってもあえてiPhone 8を選ぶ理由はないと思います。

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いつまでiPhone 8はサポートされるのか?

iOSのサポートはいつまで?

確実なことはAppleしか知らないでしょう。

しかし直近で予測されるiOS14のサポート対象は以下の通りです。

iPhone SE(2020)<2020/4/24発売>
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max <2019/09/20発売>
iPhone XR <2018/10/26発売>

iPhone XS/XS Max <2018/09/21発売>
iPhone X <2017/11/03発売>
iPhone 8/8 Plus <2017/09/22発売>
iPhone 7/7 Plus < 2016/09/25発売>
iPhone SE(第1世代)<2016/03/24発売>
iPhone 6s/6s Plus <2015/09/25発売>

iPhoneのモデル寿命って明確な定義はありませんが、iOSのサポートから外れたときが完全な終了でしょう。

この表にはiPhone 6/6 Plusがありませんが、このモデルはiOS12までで終了となっています。

iOSは毎年秋にアップデートされているのが昨今のペースなので、2021年秋(iOS15)はiPhone 6s/6s Plusがはずれ、2022年秋(iOS16)はiPhone 7/7 Plusが外れるとすると、我がiPhone 8は2023年秋のiOS17と推定されるときまでは生き続けることは可能です。もちろん適宜バッテリー交換すればですが。

筆者の勝手な予測では、2022年秋リリースが予想されるiOS16がiPhone 8最後のサポートOSとなるのです。

あくまでトレンドに基づく勝手な予測であり誰も保証していませんが概ね5~6年程度とみて良いでしょう。

バッテリー交換はいつまで?

現在、Appleの正規サポート(Apple Storeあるいは正規サービスプロバイダ)では以下の機種がサポートされいています。

iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、
iPhone XR、iPhone 11 Pro Max、
iPhone 11 Pro、iPhone 11
7,400円+税
iPhone SE (第 2 世代)、iPhone SE、
iPhone 6、iPhone 6 Plus、
iPhone 6s、iPhone 6s Plus、
iPhone 7、iPhone 7 Plus、
iPhone 8、iPhone 8 Plus、
5,400円+税
その他全ての対象モデル5,400円+税

現時点においてiOSサポートが終了しているiPhone 6/6 Plusもまだ交換対象ですので、3世代後のiPhone 8はまだまだ大丈夫です。

このことから考えても、あと何年か単位では全然大丈夫でしょう。

リチウムイオン電池による事故は後をたたないので、電池交換や修理などは絶対に正規サポートディーラーに任せるべきで、それ以外の非正規修理店に出すのはやめたほうが良いでしょう。

ことバッテリーに関する限りは価格重視ではなく絶対に信頼性・安全性重視です。

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まとめ

コロナでマスクが欠かせない日々は半年や1年では収まらないであろう。マスク必須状態においてFaceIDのみのiPhoneは極めて使い勝手が悪い

FaceID+マスク対策としての、4桁数字パスコード・6桁数字パスコードはチラ見で簡単に破られやすい(家庭・職場で要注意)。

コロナ禍でのベストなiPhoneはiPhone8/SE(2020)である。

iPhone 8な人は買い替え不要。まだまだサポートは続く。

マスク対策を考えると、これから買うならiPhone SE(2020)が良い。

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