最近は中古スマホの人気が上がっているそうで、ファミリー層でもも買い求める人が多いとか。しかし、中古スマホには大きな罠があります。それはバッテリー劣化や対応バンドという罠。中古スマホに手を出す前にバッテリー劣化と対応バンドについて知っておきましょう。この記事ではあえて中古スマホブームに警鐘を鳴らしあえて水をさします。
iPhone 7/8の中古はバッテリー劣化を確認すべし!
なんと言ってもiPhoneが中古市場においてもダントツだとか。
国内でのシェアを考えれば別段不思議はありません。
中でもiPhone 7/8あたりの人気が高いようです。
iPhone 7の発売日は2016年9月16日で4年半前、iPhone 8は2017年9月22日発売で3年半前です。
筆者はサブ機にSIMフリー版のiPhone 8は2018年4月に購入したもので3年近く経過します。そして2020年8月にバッテリー劣化によりApple正規サービスプロバイダにて有償でバッテリー交換をしております。
iPhoneのバッテリーについては、Appleが公式サイトで情報を出しています。
この中にバッテリーの最大容量を見る方法が書かれています。
iPhoneの中古を買う前には必ずバッテリーの最大容量を確認しましょう。
といっても、一旦はそのiPhoneのアクティベーションロックを解除しないといけないので、店舗にしたらやたら手間がかかります。そういう細かいことを要求する客には「大丈夫!大丈夫!」で済ませてしまうようなら「見せてもらえないなら要りません」と言ってとっとと出ていきましょう。
iPhoneのバッテリー交換の目安はバッテリー最大容量が80%以下になった時です。
80%に近いようならさほど遠くない先にバッテリー劣化が顕著になって交換が必要になるわけです。
iPhoneのバッテリー交換料金:
・iPhone SE(第2世代)以前のiPhone:5,400円+税
・iPhone X以降のiPhone:7,400円+税
iPhoneのバッテリー交換は必ず正規サポートプロバイダに依頼してください。
粗悪バッテリーは発煙・発火事故を招く可能性があります。
Androidはどうか?
バッテリーの問題
Androidは機種にもよりますが、iPhoneのようにバッテリーの消耗状況を知る手段は一般には存在しません。
Androidの中古を買ったけど、バッテリーが全然持たない!
なんてこともありえます。
古い機種だとバッテリーが持たないだけでなく、中古で買って使っているうちにバッテリーが膨らんできたなんてこともありえます。これもメーカー修理に出すしかないですが、中古で買ったものを修理してくれるかどうかはメーカー次第です。
Androidの中古機はできるだけ新しいモデル、発売が長くとも過去2年以内、できれば1年以内のモデルがベターです。
対応バンドの問題
iPhoneの場合は、SIMフリーモデルであってもキャリアのSIMロック解除でも対応バンドは同じ(もともと同じハードウェア)なので問題ありませんがAndroidはそうはいきません。
某社のなんちゃらって機種でdocomoのSIMロック解除をしたものを買って、SoftBankのSIMで使おうとしたら通信状況がよろしくないとか使えないなんてことも普通に起こりえます。
最新情報ではないですが、わかりやすく書かれていますのでぜひご一読ください。
Androidの中古を買うなら絶対にSIMフリーモデルです。
SIMロック解除モデルを買うのは、そのモデルのもともとのキャリアと同じキャリアかその系列のMVNOのSIMを使う場合に限られると思えば安全です。
まとめ
中古スマホを買うときはバッテリー劣化に注意。iPhoneならばそのiPhone自身で「バッテリーの最大容量」を確認せよ。
中古スマホでは購入後比較的短期でバッテリー交換を覚悟せよ。その際中古でも正規修理ルートでバッテリー交換してもらえるかどうか確認せよ。
格安バッテリー交換は絶対するな!粗悪バッテリーは発火事故・火事のもと。
中古スマホはSIMフリーモデルを求めよ。キャリアのSIMロック解除機はそのキャリアで使いたい時限定。