罠ありのキャリア格安プランより、セカンドブランドをオススメ

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docomoのahamo、KDDIのpovo、SoftBankのLINEMOと3キャリア格安プランはギリギリまでプラン改定していますが、格安にするために当たり前のことができなかったりする罠があります。こうしたキャリア格安プランよりはセカンドブランドが良いのでは?

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新料金プランでできないこと

docomoのahamo

オフィシャル情報はこちら(目立たないので要注意です)

ざっくりいうと以下のようなことができません(細かい制約が沢山ありますので、詳細は上記docomoサイトを参照して下さい)

spモード コンテンツ決済サービス(dメニュー掲載コンテンツ)いわゆるキャリア決済不可
キャリアメール利用不可
ドコモ電話帳利用不可
キャッチホン利用不可
転送電話利用不可
留守番電話利用不可
ワンナンバーサービス利用不可

キャリア決済、キャリアメール、留守電、ワンナンバーサービスなどのサービスがahamoでは提供されませんし、それらを提供するオプションもありません。

KDDIのpovo

オフィシャル情報はこちらです。
制約事項単体ではなく全体として記載されていますので見落としがありがちなので目を皿にして読んで下さい

キャリア決済がauのpovoでは可能になっています。

キャリアメール利用不可
留守番電話利用不可
割込通話利用不可
迷惑電話撃退
利用不可
ボイスメール利用不可
au契約期間引き継ぎ不可
ナンバーシェア利用不可

SoftBankのLINEMO

オフィシャル情報はこちら。

小さな文字の表でびっしりですので見落とししないように!

キャリア決済サービス開始当初は提供なし
キャリアメール利用不可
ソフトバンクWi-Fiスポット
利用不可
留守番電話利用不可
転送電話利用不可
割り込み電話
利用不可
ナンバーブロック
利用不可
迷惑電話ブロック利用不可
Yahoo!プレミアムの利用料金割引
SoftBankやY!モバイルで提供されていますが、LINEMOでは対象外
Apple Watchモバイル通信サービス利用不可

全体的に言えること

電話系のサービス、例えば留守番電話とキャリアメールに関しては3社とも使えませんし、それ以外にもキャリアによって使えない電話サービスが多くあります。

新料金プランには提供されない電話系サービスが多くあるので、自分に不可欠なサービスを把握して十分確認すること。特に留守番電話サービスとキャリアメールは3キャリアとも全滅

Apple Watch 単体通信が必要な人はNG

ahamo、povo、LINEMOの契約ではApple Watch (GPS + Cellularモデル)で可能であるはずのApple Watch単体での通話ができません。

前述しているように、docomoの「ワンナンバーサービス」、KDDIの「ナンバーシェア」、SoftBankの「Apple Watchモバイル通信サービス」がそれぞれのahamo 、povo、LINEMOでは使えません。

残念ながらセカンドブランドやMVNOでも使えないので、Apple Watch(GPS + Cellularモデル)の単体通話機能を何が何でも使いたい人は、docomo/KDDI(au)/SoftBankの従来プランを使うしか手がありません。

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セカンドブランド

Y!モバイルとUQ

Y!モバイルとUQでも調べてみましょう。
データ容量15GBのプランを取り上げます。

Y!モバイルUQ
プランシンプルMくりこしプランM
データ容量15GB15GB
基本料金(税別)2,980円2,480円
翌月繰越不可
5G対応夏から開始予定
低速モードの速度1Mbps
容量オーバー時のみ
1Mbps
任意に切替+容量オーバー時
通話料金20円/30秒20円/30秒
通話オプション700円(10分以内)
1,700円(制限なし)
500円(一月合計60分以内)
700円(10分以内)
1,700円(制限なし)
留守番電話無料電話基本パック
(380円/月)
着信転送無料
(転送先への通話料は別途)
無料
(転送先への通話料は別途)
迷惑電話着信拒否110円/月電話基本パック
(380円/月)
割込通話220円/月200円/月
着信お知らせ無料電話基本パック
(380円/月)
キャリアメール@yahoo.ne.jp (無料)@uqmobile.jp (200円/月)
キャリア決済ワイモバイルまとめて支払いauかんたん決済
その他Yahoo!プレミアム無料

3キャリアの新・格安プランでは共通して提供されない留守番電話やキャリアメールが一部有償オプションであるにせよ提供されているのがセカンドブランドです。

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3キャリア新プランを申し込む前に!

月額費用を安くあげたい人であることはいうまでもありませんが、キャリアメールでいろいろなアカウントを登録していたり、キャリア決済を日常的に使っていたりする人は向いていません。

留守番電話サービスが必要かどうかは人により大きく違うと思います。

逆に言えば新プランはこんな人が向いているのかもしれません。
筆者はどれも使っていないので向いているといえば向いていることになります。

・キャリアメールは大嫌い・使わない人
・留守番電話を全く必要としない人(スマートフォン単体の留守録機能でOKな人)
・キャリア決済は大嫌い・使わない人

それ以外いもキャリアによってはかなり制約もありますので、契約前に「できないこと」を「できるだろう!」といった先入観をなくして白紙ベースできっちり調べて下さい。

今まで当たり前にできていたことが、同じキャリアなのにできなくなることが多いのが新プランです。これまで普通に使っていたのだから、新プランでもできるだろう、などという思い込みが死を招きます。

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