北海道で有名なお菓子屋さんの一つに北菓楼(きたかろう)があります。北菓楼札幌本館2Fのカフェではケーや食事がいただけます。今回、緊急事態宣言開けで妻と訪れましたので紹介しましょう。
北菓楼について
北菓楼(きたかろう)は、1992年9月創業の比較的若いお菓子屋さんです。
本社は札幌と旭川の中程に位置する砂川市にあり、開拓おかきなどは有名です。
TBSテレビのぴったんこカン・カンで北海道出身の安住アナウンサーが知らずに「ほっかろう」と読んで、出演していた同じく北海道出身の大泉洋氏に叱られたというのは結構有名ですよね。
あの件以来、北菓楼は有名になったという話が無きにしもあらず(笑)
安住アナウンサーがTBSに入社したのは1997年4月で道立帯広柏葉高等学校を卒業されています。ご本人の弁によれば「自分が北海道にいた頃は北菓楼は無かった」のだそうであります。
その後、北菓楼の社長は店名看板に「きたかろう」とよみがなをつけられたようです。
上の写真は北菓楼小樽本館のものです。
最初からか安住事件以来なのかわかりませんが、KITAKAROのローマ字表記もあります。
北菓楼札幌本館
場所は旧・北海道庁舎(赤レンガ庁舎)の近く。
北菓楼札幌本館入り口から入ると大きな北菓楼の文字。さすがにこれにはふりがなはない。
元・行啓記念北海道庁立図書館を保存改築した建物で中は天井が高く広々して気持ち良いです。
筆者はこの北海道らしい広々した雰囲気が好きです。
正面の外観だけを保存して内部と奥の建物は新たに作ったのが現在の北菓楼札幌本館。
上の写真で見える吹き抜けの2階がカフェです。
店の奥の歴史を感じる階段がカフェへの入り口です。
両側2箇所に天井までの書棚が作られています。
北海道に関係するホンだけではないです。
図書館でもなくコロナ禍の現在、図書には手を触れないようにとの張り紙がされています。
北菓楼のケーキセット
筆者は2018年に訪問したのが最初です。
このときは時間が遅くて2F カフェは営業終了しておりましたが、1Fではソフトクリームがいただけるので食べた所、受け取ったソフトクリームの重さにびっくり。
ずしりとくるのです。
ふわふわというよりは密度の高いソフトクリームで結構お腹が膨れますので、ここでソフトクリームを食べるとその後の食事に響きますのでご注意(笑)。
さて、今回はケーキセット。
ソフトクリーム(コーンではなく器に持ったもの)、シフォンケーキとその日のケーキどれか任意の一種類を選択でき飲み物を選べます。価格は税込み917円。
前回(2019年)はソフトクリームのソースを選べた記憶がありますが、今回はブルーベリーソースで選択不可でした。しかし、このブルーベリーソースは酸味と甘味のバランスが絶妙でソフトクリームとよくあいます。
もともと、2Fのカフェは天井が高く広々しているのですが、今は感染拡大防止対策でテーブルの間が広く取られておりなお気持ち良いです。
スイーツのカフェですが男性客一人客もお見かけするので男子一名でもOK。
北菓楼の食事
北菓楼自慢のオムライス
別の日、再び北菓楼札幌本館へ。
今回は食事が目的です。
筆者は、「北菓楼自慢のオムライス」(税込み1,100円)。
卵はトロトロとかためが選べます。
筆者はトロトロを選びました。写真はソース(ケチャップ系)を掛ける前ですが、別の小さな容器にソースが入って提供されます。
味付けはケチャップではなく醤油系の味付けで和風オムライスとも言えます。
卵がトロトロで牛肉ときのこたっぷりで醤油ベースの味付けのライスと卵がナイスな組み合わせ。
肉、きのこ、卵、ライスすべて道内産だそうです。
期間限定:きのこパスタ(和風)
妻が選んだのは、秋の季節限定の和風のきのこパスタ。
道産のきのこがたっぷり!
醤油ベースの和風パスタ。
結構量があるので、筆者も妻のパスタを幾ばくかいただきましたが、いや、美味しい!わ。
その他の食事メニュー
上記以外には、
・ホタテ・カレー
・野付の帆立のスパゲティ
があります。
まとめ
北菓楼は砂川市に本社があるお菓子屋さんで、開拓おかきを初めてスィーツで有名。
札幌には札幌本館が赤れんが庁舎の南にあり札幌駅からも近くて便利な場所。
オススメはケーキセットでソフトクリーム+シフォンケーキ+ケーキ1種+飲み物で1,000円でお釣りが来ます。
食事もできます。特に「北菓楼自慢のオムライス」は和風の味付けで牛肉ときのこがごろごろ入っていて美味なのでおすすめ。