大阪・京都旅行記(2日目):京都観光(銀閣寺・平安神宮)

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緊急事態宣言やまん延防止等措置が解除され、昨年から延期に延期を重ねた大阪・京都旅行に妻と行ってきました。当ブログの前任ブログでは旅行記を書いていましたが、現「旅路の部屋」ではJGC修行をほぼ終えた2019年9月以来となります。2日目は京都(銀閣寺・平安神宮)です。

写真はカメラは持たずすべてGalaxy S21 Ultra 5Gのみで撮影です。

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2日目の概要

ざっくりとこの日の経路を。

ホテル(御堂筋線本町駅~淀屋橋~[快速急行プレミアムカー]~三条~[市バス]~哲学の道…銀閣寺~[市バス]~岡崎道…昼食(権太呂 岡崎店)…平安神宮…平安殿本店…[京都地下鉄]~三条京阪…四条河原町…十彩×タニタカフェ京都店…高島屋京都点~[阪急電車特急]~梅田~心斎橋…すみび家(PARCO内)…ホテル

普通の観光客なら清水寺とか八坂神社とか嵐山とかメジャーポイントをめぐるのでしょうが、いかんせん筆者自身は社会人になるまではずっと京都におりましたし、関東人の妻もメジャーポイントは過去に訪問していますので、主に妻が行ったことがないところを回りました。

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京阪電車プレミアムカー

京阪電車の特急と快速急行にはプレミアムカーというJRでいうところのグリーン車みたいな有料車両があります。

関西の私鉄特急は近鉄などの一部を除き基本的に特別料金不要ですが、そのなかのグリーン車的なものが京阪電車にはあります。

せっかくなので今回プレミアムカーを利用しました。

プレミアムカーの券は入場前またはホームで購入できます。

写真のとおり現金ではだめでSuicaなどの交通系、クレジットカード、QRコード決済が利用できます。

入線した快速急行。車両は3000系です。

3000系のプレミアムカーは一部特急の快速急行格下げにともない新造された車両です。

特急とともにプレミアムカーのドアは一箇所だけで、狭い側に2列、広い側に1-2の配列で12列の座席があります。

狭い側の2列はすぐ横がアテンダント室と荷物置き場になっており眺めが悪いので(乗ってから気づいた)、3列目~14列目を取ることをオススメします。


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銀閣寺

三条で京阪電車を降りて地上に出て5番の岩倉操車場行きの市バスで銀閣寺道へ。

地上へ出たらちょうど5番が停車するバス停の近くで、バスもきていたので飛び乗りました。

銀閣寺道を降りて哲学の道を歩きます。

筆者が昔々住んでいた街ではありますが、実は哲学の道ってほとんど歩いたことがありませんでした。

暫く歩くと通称「銀閣寺」、正式名称は臨済宗相国寺派に属する「東山慈照寺」と言います。

銀閣寺の名前は金閣寺と並んで知る人は多いですが、正式名称の「東山慈照寺」(ひがしやまじしょうじ)を知る人は多くないと思います。

拝観料は500円/人。

半券の残りが御札になっていますので、そうやすやすと捨てることはできません。

銀閣寺は金閣寺に比べると地味です。

当初は金箔を貼る予定だったが幕府財政難でだめだったとか諸説ありますが、真相は定かではありません。

庭園は池泉回遊式庭園で高低差がかなりあり、もっとも高い場所では京の街を望むことも出来ます。

左大文字も望めます。

庭園内売店近くのトイレの洗面所にこんな張り紙がありました。

足や履物、髪をあらったりしますと….」ってここで洗髪する人っているの?

外国人観光客に向けてなら、よくあるように英語・中国語2種・韓国語で書くでしょう!

日本語しかないので明らかに日本人向けですよね。

えーーー?この日一番の驚きでした。

ちなみに女子トイレにはなかったそうであります(妻の記憶によれば…)。

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権太呂

お昼は岡崎にある権太呂(ごんたろ)です。

京都のうどん屋さんで、筆者が在京時代から知っている店。河原町にもありますが岡崎や金閣寺の近所にもあります。

岡崎店のほうが比較的空いています。

妻はしっぽくうどん、私はたぬきうどん。

下の写真がしっぽくうどん。

しいたけ、焼き蒲鉾、三つ葉、筍、湯葉、海苔が具となっています。

香川のしっぽくうどんとは具材が異なります。

関東だとおかめうどんが比較的近いと思います。

下の写真はたぬきうどん。

ここでたぬきの関東・大阪・京都の違いを一言。

関東のたぬきは揚げ玉を載せたもの、大阪のたぬきはきつねうどんの蕎麦版(したがってたぬきうどんというのは存在し得ない)、京都のたぬきはきつねうどんのあんかけ版です。

たぬきうどんのあんの絡んだきつねは、店により甘ぎつね(関東同様甘く煮た挙げ)と細ぎつね(短冊にきってうどんつゆをなじませたあげ)があります。権太呂のたぬきは甘くにた揚げにあんかけの汁です。

以前に比べると麺が少なくなって味も落ちた気がします、ちょっと残念。

あるいは河原町店と味が違うのかもしれませんが….。

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平安神宮

子供の頃は本当にここの神苑によく行きました、とても懐かしい場所です。

この日は神苑の無料公開でした(偶然です)。

ここには京都の市電(当時は京都電気鉄道)の2号車が重要文化財指定で保存されています。

これは筆者の子供時代の記憶にも残っています。

下の写真は橋殿。

この池には鯉がいまして、橋殿の中には鯉の餌(麩)が売られていて、よく祖母が買ってくれて鯉に餌をやってしました。めちゃくちゃ懐かしい場所であります。

もちろん50円を投入して餌(麩)をあげました。

この瞬間、自分は子供に戻っていましたねぇ、懐かしかった。

実は平安神宮の大鳥居を抜けて少し北に行くと、観光案内所として使われていた京都市電の車両があったのですが、とりはらわれてしまいました。

下の写真は2019年8月に撮影したものです。

市の財政難でメンテナンスが困難になり2021年7月に撤去されたそうです。

譲渡先は大阪府交野市のハピネスパーク交野霊園だそうでそこには京都市電N型1号車も保存されていると聞きます。

オフィシャルサイトによれば法要施設なのだそうで….

何にせよ保存されるのは嬉しいことです。

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平安殿(へいあんでん)

一部のグルメサイトに「へいあんどの」といったアホなよみがながついていましたが、これは「へいあんでん」です。

京都市以外では買えない京菓子です。

以前は新大阪駅構内売店でも売っていのですが、今は京都市内だけ。

・本店
・京都駅ビル専門店街ザ キューブ 1F おみやげ小路京小町
・京都駅ポルタ地下街菓子売場
・京都駅南北自由通路 「京名菓・名菜処 亰」
・京都駅南北自由通路内「おみやげ街道」
・JR東海 新幹線のりば「京のみやげ・古都みやび」(駅構内2階)
・高島屋京都店 B1F

子供の頃から変わっていないお店・味です。

ひび割れは古いのではなく、「平安宮の緑釉軒丸瓦の文様を表現するため、わざとひび割れ文様を入れております。」ということです。(平安殿オフィルサイトの説明より)

餡は柚子の香りの硬めの白餡です。

これがもう大好物!

ちなみに通販でも買えます。

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十彩×タニタカフェ

歩き疲れたので、四条河原町の昔の阪急百貨店、今はEDIONの中にある「十彩(といろ)×タニタカフェ」へ。

小腹が空いたのですがフードはほとんど無くてサンドイッチのみ。

実は後からタニタカフェだと知りました。

お値段手頃で静かだしゆっくり出来ますので意外な穴場かも。

休憩ののち高島屋地下で阿闍梨餅と上用饅頭(これはホテルへ戻ってから食べた)を買って阪急電車特急で梅田に戻ります。

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夕食はPARCOのすみび家

梅田に戻って夕食はどうしようと思いましたが、食べるにはまだちょっと早い。

宿に戻るにもちょっと早い。

宿はビジネス街にあるのであまり食い物屋は多くありません。

コロナも激減しているとはいえ、密は避けたい。

まあ、心斎橋あたりに行くかってことで再び心斎橋へ行ってぶらぶら。

別に高級料理を食べたいわけではなく。普通のものを普通に食べたい!

というわけでたまたま見つけた心斎橋PARCOの「おばんざい恵みダイニング すみび家」へ。

頂いたのは色々迷った挙げ句のカキフライとあなご飯の定食。

これで税込み1,650円です。

あなご飯はたっぷりのふっくらあなごが美味でしたし、カキフライはやわらかでジューシーで衣はサクサク。タルタルソースはたっぷりです。

小鉢は白和えと煮物、漬物、マカロニサラダ、味噌汁、そしてミニ白玉あんみつ。

意外といっては失礼ですが美味しかったです。

ここオススメかも!

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お疲れさまでした

というわけで2日目終了。

ホテルの部屋で、京都高島屋で買った上用饅頭でお茶にしました。

この日の歩数17,586歩、13.3km。

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