失くす(落とす)と困るものは?免許証や健康保険証は実は影響甚大!

日常生活・猫
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2022年1月12日(水)のニッポン放送「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」で辛坊治郎氏が「奥様がスマホをなくされた」という話をされていました。失くすと一番困るものってなんですか?そして軽く考えがちな免許証や健康保険証は無くすと非常に危険なのです。

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辛坊治郎氏の奥様がスマホ紛失

このpodcastで辛坊治郎氏が冒頭のオープニングトークで触れています。

あらま、大変。

その後どうなったか?

翌日のpodcastの23分20秒くらいからその顛末をしゃべておられます。

要約するとスマホは奥様行きつけのショップか何かのショップカードが入っていて、拾った方がそこへ連絡してくれたそうです。さらに持ち主の情報が入っていたそうです。

これはラッキーでしたね。

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紛失すると困る携帯物

皆さん似たようなものかと思います。

1. スマートフォン
2. 財布(というかどちらかといえばキャッシュカード、クレジットカード)
3. 定期券(カード式Suica)
4. 運転免許証(なくしたことそのものより悪用が怖い)
5. 保険証(なくしたことそのものより悪用が怖い)
6. マイナンバーカード(持ち歩く人は少ないかも)

他にはいろいろあるかもしれません。仕事上のパソコンなどだと情報セキュリティ事故になったりしますし、多量の個人情報リストなどだと違う意味で大いに困ります。

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スマートフォンの紛失

困るけれど、データの保護などはかなり可能なのがスマートフォンです。

iPhoneならば「iCloud」のWebから「探す」で、最後にオンラインになっていた位置を地図上で表示したり、「紛失モード」にしてApple Payや個人情報をロックしたり、「iPhoneを消去」で中身をバッサリ削除したりできます。

AndroidならばGoogleアカウントが登録されていれば同様のことが可能です。

こういうことは当たり前かと思っていたのですが、ご存じない方も実は少なくないということを最近知りまして驚いております。

ネットにつながる機器が無くしたスマートフォンしかない場合でも、友人のPCを借りるなどできます。

またSIMについてはキャリアやMVNOに連絡することで止めることができます。

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定期券の紛失

実用的な被害が比較的小さくある程度のお金で解決できるのは定期券でしょうか。

磁気定期券は紛失した場合、発行鉄道会社に届け出る。紛失した定期券が見つかった場合は通常の払い戻しができる。鉄道会社によっては紛失届の出ている定期券が使われると自動改札に吸い込まれて出てこない(回収される)。

記名式Suicaや定期券は効力の停止と再発行ができるが、無記名Suicaは諦めるしかない。

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免許証と健康保険証、マイナンバーカードは怖い

悪用されてサラ金で金を借りられたり、なりすましでスマホの分割契約をされてばっくれられたり….。特にWebだけで契約できて、免許証と本人の顔の照合をしない場合などは最悪だといえます。健康保険証も同様です。

・サラ金から借金に使われる
・ヤミ金から借金に使われる
・クレジットカード作成に名前を使われる
・携帯電話契約に使われる
・悪用目的の銀行口座開設に使われる
・闇市場に情報として流れる
・印鑑登録に使われる

免許証はまだ顔写真がありますが、健康保険証には顔写真がないことが多い(一部の健保組合では写真付きもある)ので、これでサラ金から金を借りられてばっくれられたら最悪ですよね。

健康保険証や免許証をスマホのケースのポケットに入れている人をたまにみかけますが、あのポケットは落ちやすいので重要なカードなどは絶対入れてはいけません。なくなってもインパクトが少ないポイントカードとかに留めるべき。

免許証や健康保険証、マイナンバーカードを紛失したときに最優先ですべきこと
・警察署に遺失届を出す
・再発行
・信用情報機関への申告

一番最初にすべきなのが警察署への届出です。

これを軽く考える人は多いかもしれませんが、出しておくことで遺失したことを公的に証明でき、以降の不正利用からの責任を回避できます。クレジットカードの補償なども全て遺失届が出されていることが前提になります。

忙しいから後でいいやなんて言っていると泣きをみます。

再発行、これは純粋に不便だからという理由です。特に健康保険証はお医者さんにいけません(全額一時立替になり後日健保に請求)。

意外とご存じないと思われるのが各種信用情報機関への申告でして、免許証や健康保険証の紛失を届けておき与信審査のときに通常より厳重な本人確認するように依頼することが可能です。もちろん跳ね返りとして自分が新しくカードを作るときにも、普通より面倒な確認が入るのは仕方ありません、自業自得ですが悪用されるよりマシです。

・クレジットカードや信販:指定信用情報機関 CIC
・銀行:全国銀行協会
・サラ金:日本信用情報機構(JICC)

これでかなり安心度は高くなりますし、これ以上の対策は….筆者は思いつきません。

財布を落として見つかったとき、最初に確認するのはキャッシュではありません。
・クレジットカードがなくなっていないか(足がつくので大抵は手をつけられないが)
・免許証を入れていればなくなっていないか
・健康保険証を入れていればなくなっていないか

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スマートフォンは予備機も必要

考え方次第ですが、仮に無くしてしまうとか、無くさないまでも再起不能な壊れ方をしてしまうと、新しく買うまで時間がかかりますし、無くして精神的に落ち込んでいるときに再設定とかいやだし、復元できない情報だってあるかもしれません。

そういう意味では、SIMは入れなくても良いので予備スマホを持っておくとよいです。

特にiPhoneであればもう一台、高性能でなくて良いので持っておくと楽です。iPhoneはほぼ完全なコピーを時間はかかりますが簡単に作ることができます。

ただし保存してある予備のほうを無くさないように。

予備スマートフォンは普段もたないでしょうから、紛失に気づくのも遅いですので注意が必要です。

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まとめ

無くして即困るものの筆頭はスマートフォンだと思われるが、実はとんでもなく危険なのが免許証と健康保険証である。

何にせよ無くしたただちに警察へ出向いて遺失届を出す。遺失届で戻ってくるわけではないが、以降の第三者の悪用による被害(支払い義務など)から逃れることができる。

無くしたものが免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどであれば信用情報機関へ通知し与信審査における本人確認を厳重にするように依頼することができる。

手帳型スマホケースのポケットはカードが滑り落ちやすいので、クレジットカード・免許証・健康保険証・マイナンバーカードなどは絶対に入れないこと。落としても被害が少ない単純なポイントカード程度にしておくこと。

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