Apple Watchで最大の問題なのは相変わらずのバッテリー駆動時間でしょうか。Apple Watchそのものの実質駆動時間は確実に伸びていますが、それ以上に進化したのが充電環境です。
Apple Watchの充電環境
Apple Watchの充電の基本は本体付属の磁気充電ケーブルを使うことです。
間違いなくこれが標準的な方法。
Apple Watch Series 7になって新しくUSB TYPE-Cになった磁気高速充電ケーブルになりましたが、もちろん従来の磁気充電ケーブルもそのまま使えます。見かけはあまり変わっていません。
この磁気充電ケーブルによる方法が自宅固定設置の場所以外では微妙にめんどくさい。
公称18時間、実質で1日半はもつとはえ、たったの1日半。
一緒に使っているGARMIN vivosmart 4でも公称4日間はもつというのに。
バッテリー駆動時間にグダグダ文句を言っている筆者がApple Watch Series 7を買おうと思った要因の一つのガジェットを紹介ます。
AnkerのApple Watch充電グッズ
筆者が目をつけたのはこれです。
何のこたぁない、磁気充電ケーブルのケーブルを取っ払って充電パッドとUSBコネクタをくっつけただけ。
Ankerから発売されている「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」という商品で類似品は他社からも出ているようです。
筆者が購入したのはUSB TYPE-Aのものですが、他にUSB TYPE-Cもありますのでどちらでも必要なほうをお使いくださいということ。
自宅で固定設置している場合はケーブルがないと困りますが、持ち運びを考えるとちょっとのことでケーブルというのは実に鬱陶しい。取り出して束ねたのを解いてつないで終わったら束ねて…。時には絡んでいたりしてイラつきますよね。
これとEZO Brick Series Terminusを組み合わせると実にいい。
この「EZO Brick Series Terminus」はMagSafe対応で磁気吸着しなおかつiPhone 12/13シリーズに15W充電できるという優れもの。
さらにTYPE-AとTYPE-Cの出力も備えており、MagSafeによる充電とTYPE-AもしくはTYPE-Cと同時充電が可能です。
ですからiPhone 13 miniとApple Watchの同時充電ができます。
こんなふうに同時にチャージできます。
もちろん磁気充電ケーブルを使ってもいいのですが、これなら「EZO Brick Series Terminus」と「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」を持つだけでOKです。
鬱陶しいケーブルとはおさらばです。
ノートPCに繋ぐことも可能ですが、TYPE-AにせよTYPE-CにせよノートPCのUSBポートは狭い範囲に密集していますので、こいつをぶっ刺すととなりのポートを物理的に塞いでしまうことに注意してください。
残念ながら高速充電には対応していませんが、充電速度は従来の磁気充電ケーブルと変わりません。
上の写真が「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」で下の写真が磁気充電ケーブルです。どちらも電流は一定ではなく0.13A位〜0.35A位の間をふらふらしています。
充電する相手はApple Watchなので10000mAhのモバイルバッテリーとかウルトラオーバースペックですが、「EZO Brick Series Terminus」を使うとiPhone (12または13)もケーブルの手間なく一緒に充電できてしまいます。
これ、最高じゃないですか?
時間は有線充電よりかかるとはいえ、ケーブルなしでiPhone 13 mini (12以降のiPhone) MaSafe充電、Galaxy S21 Ultra 5G、Apple Watch Series 7の3つを「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」と「EZO Brick Series Terminus」だけあればOKなんです。
1日程度のお出かけならもうケーブルとはさよならできます。