HPノートパソコンのメリットとディメリットを踏まえて、HPノートパソコンの売れ筋3機種、お勧め機種

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日本のパソコン市場で2位を占めるHPのパソコン。筆者は各社のノートパソコンを経て現在はHPのノートパソコン2台を使っています。

今回は、HPノートパソコンのメリットとディメリットを忖度なくお伝えし、その上で売れ筋あるいはおすすめ機種をお伝えしましょう。

この記事でわかること
HPノートパソコンのメリット・ディメリットと売れ筋の機種がわかります。
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HPノートパソコンのメリット

プレイストールのゴミソフトがほとんどない

最初のセットアップが終わるとデスクトップには山のようにプレインストールアプリやプロバイダ申込アプリのアイコンがずらりと並ぶパソコンは未だに多いようです。

その点HPのノートパソコンはおまけのゴミアプリはほとんどありません。HPのパソコン管理・サポートアプリのほかはHPのプリンタ関連アプリがある程度です。

余計なプレインストールアプリがないメリット:
・ストレージの無駄遣いがない
・動作不安定要因の一つであるゴミアプリがほとんどない
・自動起動するゴミアプリがないのでメモリの無駄遣いも減少し動作の安定度も上がる

セールで安くなることが多い

HPのノートパソコンはメーカー直販で週末を中心に時々セールがあり、かなりお得に買うことができます。

筆者のメインWindowsマシンのOMEN by HPも、モバイルノートのSpectre x360のどちらもセール価格でかなり安く購入しました。

超お買い得:HP Spectre x360 13-aw000 WWANモデル、ファーストインプレッションレビュー
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高セキュリティのビジネスモデル(法人モデル)も個人購入できる

法人モデルは保証期間が5年間と長く、一つのモデルの販売期間も2年間ほどと長いのが特徴です。

スペックは個人モデルのほうが高スペックでコスパは高いですが、法人モデルはスペックはほどほどでセキュリティとサポートに手厚いのが特徴です。

個人で積極的に法人モデルを選ぶ理由はあまりないかとは思いますが。個人事業主やフリーランスなどで法人モデルが必要な場合には最適です。

中国系メーカーではないので地政学的なリスクが少ない

随分前にLenovoの幹部が中国市場向けにはバックドアを仕込んでいることを認めていたという話があります。

[Gigazin] Lenovo幹部が「中国ではバックドアを仕込んでるけど他の国ではやってない」ことを示唆
https://gigazine.net/news/20180920-lenovo-backdoor-in-china/

実際どうなのかは知る由もありませんが、日本製パソコンはPanasonicやその他一部を除きほとんど存在しない以上アメリカ企業をとるか中国企業をとるかという二者択一です。

「中国企業のパソコン=危険」と鼻っから考えるのは誤りではありますが、セキュリティや安全性のリスクは「中国製」>「アメリカ製」であると思って良いのではないでかと考えます。

明らかに西側(欧米側)の一員である日本は、中国から見れば警戒すべき仮想敵国ですからリスクが低いなどと夢思わないほうがいいでしょう。

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HPノートパソコンのディメリット

筆者がこれまで4台HPのノートパソコンを購入した経験では、製品そのものは非常に満足度が高くサポートにも全く不満がありません。

HPに問題があるとしたら、HP Direcplusの仕組みです。

・オーダー時点で製品在庫を考慮した納期表示がなされず、オーダー後に欠品のためキャンセルを食らったことがある。
・キャンセルはWebからは行えず、電話でしかキャンセルできなかったが、現在は少々改善されてキャンセル依頼フォーム から連絡することになった。ただし、他社のようにオーダー履歴からキャンセルはできないようだ。
・キャンセルした場合、キャンセル履歴が残らずオーダーそのものがなかったことになる。

これはちょっと….ですねぇ。

しかし、PCそのものは大変優秀でキャンペーンを狙って買えばかなりお得に買えるのでその後も買って愛用しています。

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HPの個人向け売れ筋ノートパソコンのトップ3

以下で2022/7/18-2022/7/24の間のノートパソコン売れ筋トップ3を紹介します。

売れ筋1位:HP ENVY x360 15-ee1000 <オススメ>

HP Directplus価格99,000円(税込)〜 <キャンペーン価格モデル>

・15.6インチ
・Windows 11 Home
・AMD Ryzen 5 5500U
・8GBメモリ
・512GB SSD
・HP 280 静音 ワイヤレスマウス
・Office 2019付属
★Office 2019のないee0000のモデルは80,000円(税込)〜

売れ筋2位 HP Pavilion 15-eg2000 <オススメ>

HP Directplus価格134,000円(税込)〜

・15.6インチ
・Windows 11 Home
・Intel Core i7-1260P(第12世代)
・16GBメモリ
・1TB SSD
・HP 280 静音 ワイヤレスマウス
・Office 2019付属
★CPUやメモリ・SSDのグレード・容量・Officeの有無により83,400円(税込)〜

売れ筋3位 14s-fq1033AU

HP Directplus価格69,900円(税込)〜

・14.0インチ
・Windows 11 Home
・AMD Ryzen 3 5300U
・8GBメモリ
・256GB SSD
・Officeソフト無し

筆者のオススメ HP Pavilion 15-eg2000

CPUは第12世代のCore i701260P、メモリは16GB、SSDは1GBと高度な動画編集とハイスペックゲーム以外ならOKというほぼ万能選手です。

HPの通常価格は175,780円なので4万円以上お得です。

これでスペック的に不満になるのは、たとえばバリバリの3Dゲームをしたいとか、動画編集をノートPCでしたい場合でしょう。そういうときにはOMEN一択です。

グラフィックスハイスペックのオススメ OMEN by HP 16-b1014TX

ゲーミング、本格的な動画編集などにぴったり。

HP Directplus価格258,500円(税込)〜

・Windows 11 Home
・Intel Core i7-12700H(第12世代)
・16GBメモリ
・1TB SSD
・NVIDIA GeForce RTX1 3060 Laptop
・Officeソフトは無し

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HPノートパソコンユーザーとしての感想

HPのノートパソコンは現在までに4台使用しており、現在はそのうち以下の2台を使用しています。

HP Spectre x360 13-aw0000 WWANモデル 発売開始記念キャンペーン(2019年12月)

・Intel Core i7-1065G7
・16GBメモリ
・1TB SSD (PCIe NVMe M.2)+インテル Optane メモリー H10 & ソリッドステート・ストレージ (32GB / NVMe M.2)
・Intel Iris Plus グラフィックス
・2-in-1 タッチスックリーン

これはWWAN対応でSIMを入れれば単体でLTE通信ができるというものでそれなりに重宝しました。

なんといってもデザインが素敵でとても美しいので一目惚れです。

現在はWindows 11 ProにUPDATEしておりますが、非常に快適に動いています。

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重宝するのはタッチディスプレイでありまして、特にブラウザ使用時のスクリールをタブレットのように指でできるのは異常なまでに快適です。

これはスマホやタブレットに慣れてしまっていることもありますが、おかげでMacBook Airでもつい画面をスワイプしてしまい何も起こらないので、あ、そうか、違ったわ、と気づく始末です。

 

OMEN by HP 15-dh0010TX パフォーマンスモデル(2020年4月)

・Intel Core i7-9750
・16GBメモリ
・512GB-SSD (PCIe NVMe M.2)
・1TB-HDD → 2TB-SSDに換装済み
・NVIDIA GeForce RTX2060

こちらもWindows 11 Proにして快適に動いています。

1TBのHDDを2TBのSATA-SSDに換装しています。

[自己責任] HP OMEN 15-dh0010TX のHDDをSDDに換装する
これまでのPavilion Powerに代えて導入したOMEN by HP 15-dh0010TX パフォーマンスモデルの内蔵HDDをSDDに換装しました。この記事ではその詳細をお届けします。 OME...

 

WinodwsのAdobe Premiere Proでの動画編集メインマシンになっており、クラムシェル(パネルを閉じたままで電源オフしない)で外付け24インチモニターを接続しています。

普段はスリープしておりマウスクリックなどでウェイクして即使えるようにしていますのでACは繋ぎっぱなし。にもかかわらずリチウムイオン電池の充電サイクル回数は2年3ヶ月経過後でたったの5回です。メインのストレージがSSD(PCIe NVMe M.2)であることも手伝ってスイスイ安定して動きます。

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参考情報:HPパソコンは日本で2番目のシェア、非中国系ではトップシェア

最近のパソコンメーカーは一時期ブイブイ言わせていた日本メーカーを中心に整理統合が進みました。

  1. Lenovo(中国・香港に拠点を置く中国企業「聯想集団」)は以下のブランドを展開する
    Lenovo
    FMV(旧・富士通)
    LAVIE(旧・NEC)
  2. SHARP(台湾に拠点を置くフォックスコンの子会社)は以下のブランドを展開する
    dynabook(旧・東芝)

2021年通年のシェアはBCNによれば以下の通りです。
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ48960922

  1. Lenovo/FMV/LAVIE:39.8%
  2. HP:15%
  3. デル:13.2%
  4. SHARP(dynabook):7.8%
  5. Apple :6.8%

日本のパソコンシェアは半分近くが中国・台湾系企業製で占められています。

IMPRESSの報道によればMMR総研発表の法人向け出荷台数シェアは以下の通りです。

2021年度法人市場はPC出荷台数が4割減、GIGAスクールの反動で。MM総研調べ
株式会社MM総研は、2021年度の国内PC出荷台数の調査結果を発表した。これによると、全体の出荷台数は2020年度比33%減の1,158.3万台となった。特に法人向け市場では、GIGAスクール構想によ...
  1. NECレノボ:25.7%(レノボ傘下)
  2. 日本HP:19.6%
  3. デル:15.6%
  4. 富士通:13.4% (レノボ傘下)
  5. Dynabook:8.1%(鴻海精密工業傘下)
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まとめ

HP Directplusのシステムはいまいちであるが、PCそのものはプレインストールゴミソフトも非常に少なく、動作も安定しており安心して使えるPCがHPのPCだ。

価格はHP Directplusで頻繁にセールが行われるのでこまめにチエックしていると良い。

お買い得商品はすぐに完売してしまうので、これと思ったらチャンスを逃さないのがコツ。

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