日本でトップレベルのエリアカバーを誇るdocomoですが、首都圏にある我が家は意外にアンテナ本数が少なく部屋によってはアンテナ1本で速度も遅いんで「電波状況に関するお問い合わせと改善策」に問い合わせをしました。
docomoへの問い合わせ
自宅で電波が入りにくいなどの状況がある場合には、まずはdocomoのWebから問い合わせをしましょう。
電波状況に関するお問い合わせと改善策 | 通信・エリア | NTTドコモhttps://www.docomo.ne.jp/area/reception.html
このページの中の「電波の改善等について相談したい」をクリックしましょう。
【重要】お問い合わせの前に
の内容を熟読し必要な確認をしましょう。
問い合わせは「チャットボット」と「メール」がありますが、大体の場合「チャットボット」は大体の場合役に立たないので「メール」を使いましょう。
電波のお困りごと窓口
をクリックして「ドコモから回答をご希望される方」の「改善してほしい場所がある」を選んで、あとは画面の指示通りに進みます。
電波状況がわるいことを具体的に記載します。その際、屋外ではどうなのか(特にマンション)、北側の部屋と南側の部屋、東側と西側などについても状況を記載しましょう。
筆者の場合は三日後にメールでdocomoから回答がありました。
残念ながら現時点では改善のための計画はないとのことで、「ドコモレピータ」を提案されメールの末尾に「ドコモレピータ」申込時限リンクがあり申し込みました。
そして2日後にドコモレピーターが宅配便で届きました。
ドコモレピーター
少々大きめの段ボール箱にレピーターの箱が入っていました。
中身がこちら。
中のレピーターの箱を取り出すと早速ニャンコがIN!
このレピーターの入った箱が小さいくせ意外と重量感があるので測ってみました。
操作部がないので説明書もごく簡単なものだけ。
側面のLEDの点灯状況の見方がついています。これは結構大切。
レピーター本体側面にはドコモ貸与品であることが明記されています。
厚みがかなりあります。
付属のACアダプタは大きいタイプ。
ACアダプタのDC側プラグはレピーターの底面にジャックがあります。簡単に抜けないようにカチンとはまり込みます。
レピーターの効果は?
効果について記載する前に、レピーターは環境に置き場所を少しずらせるだけで大きく受信電波の強度が変わります(LEDのLEVELメーターでわかる)。10cmずらせただけでアンテナが1本になったり、逆に4本になったり。上下位置でも変わってきますので、いろいろ動かして一番アンテナLEDが多く立つ場所を探しましょう。
レピーターを使わない状態
電波の強度とチャンネルはAndroidアプリのNetwork Cell Info Liteを使っています。
ドコモスピードテストによる速度測定結果。
遅いですねぇ、Upload速度なんか1Mbps切っているし。
レピーターを使っている状態
電波の強さは少々改善。
ドコモスピードテスト結果は大幅改善。
うそぉ!と思うくらい。
ただし、時間帯により結構差が出てきますが遅い時でも20Mbps前後は出ていますので、あまりにもひどいレピーター使用前に比べると大幅改善です。
一般論としてですが、当然のことながら効果がない場合もありえます。例えば室内窓際ですら電波が弱いと効果がでないこともあります。このような場合は無料で外部アンテナを借りられるのでそれを屋外に設置すればOKの場合もあるようです。
ただし、マンションなどでは屋外の共有部に勝手にものを設置できません(特に玄関の外側の廊下)のでご注意ください。勝手に何か取り付けると賃貸であれば家主や管理会社、分譲であれば管理組合からお叱りと撤去要請を受けると思いますのでご注意ください。
まとめ
docomomの電波が弱い場合は、docomoホームページの「電波のお困りごと窓口」から詳細な状況を入力して回答をもらう。
docomoの事情次第で改善予定が知らされるかもしれないが、現時点では改善の計画がないのでドコモレピーターの無償貸与を提案される場合がある。その場合は無料(電気代は利用者持ち)なので借りて試して損はない。
借りたレピーターを故意や不注意で破損させたり紛失したりした場合は賠償金を要求されるので注意。
引っ越した時やdocomoを解約したときは返却の義務がある。