iPad mini 6を使って3カ月、情報端末・エンターテイメント端末としての使い勝手やバッテリー持ちはどうか?

iPad mini 6を使って3カ月、情報端末・エンターテイメント端末としての使い勝手やバッテリー持ちはどうか?

今年正月にiPad mini 6(第6世代)を使い始めて3カ月が経ちました。普段情報端末・カメラ端末として愛用しているiPhone 13 Pro Maxとの使い勝手について情報端末、エンターテイメント端末としての使い勝手などをレビューします。

iPad mini 6について

筆者のiPad mini 6の仕様は以下の通りです。

・SoC:Apple A15 Bionic
・メモリ:4GB
・ストレージ:256GB
・通信:5G対応(nanoSIM, eSIM)
・出荷時OS:iPadOS 15(現在はiPadOS 16.4)
・ディスプレイ:Retina 500ニト、1488 x 2266px、8.3インチ
・コネクタ:USB TYPE-C 3.1 (DisplayPortを兼ねる)
・バッテリー:19.3Wh(3.7Vでは5216mAh)
・サイズ:195.4 x 134.8 x 6.3(mm)
・重さ:293g

Wifi+CellularモデルでSIMはUQモバイルの「くりこしプランM+5G」を使っています。音声付きSIMですが音声は使わずデータSIMとして利用しています。UQのiPhone 13 mini端末でSIMフリーのWifi+CellularのiPad minin(第6世代)は「○:ご利用いただけます」と正式に記載がありますので無問題。

 

[UQ公式] 動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧
https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sim/devices/

iPad mini 6は主に以下の用途に使っていますが、これらは全てiPad mini 6だけではなくiPhone 13 Pro MaxやMacなどでもやっていいることです。そういう意味ではiPad mini 6は所有機器の中でかなりオプショナルな位置付けとなります。

・情報検索(Web)
・ニュースサイト閲覧端末(新聞社サイトやWall Street Journalなど)
・Facebook
・メール処理
・ブログ原稿作成(Bluetooth携帯キーボード使用)
・NetflixやAmazon Primeでの映画・ドラマ環境
・Kindle本を読む

情報端末・エンターテインメント端末ということになります。iPhone 13 Pro Maxのほうも似たようなものですが、カメラが非常に優秀であることからiPhone 13 Pro Maxはカメラ端末として重要なポジションにあります。

<参考記事>
1年後のiPad mini 7を待たずに、iPad mini 6が猛烈に欲しくなりつつある件
https://aichanworld.com/wd/2023/01/04/post-26569/



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3カ月経っての感想

良いところ

・裸だと293g(SpigenのMagSafe対応ケースに入れたiPhone 13 Pro Maxと同じ重量)、ESRのケース込みでも428gなのでかなり軽い。大きさも手頃でバッグに入れても全く気にならないので携帯製は抜群です。

・映画を見る時も本体スピーカーは左右から十分な音量で意外にいい感じの音がする。音が小さいとかしょぼいスマホやタブレットが多いなかでこれは良い!

・文書作成時も外付け折りたたみキーボードを使ってかなり快適に使えます。筆者は非常に重宝しております。

・Webで調べ物などをする情報端末としては、iPhone 13 Pro Maxより画面が大きく表示量も多いので非常に見やすい。あるいはEXCELなどでちょっとしたデータ整理をするときでも、iPhone 13 Pro Maxでは画面サイズが小さいので、EXCELの表示範囲が狭いのにくらべて、iPadを横長に使うとEXCELの簡単な表なら問題なく使えます。6.7インチと8.3インチの差は数字の差以上に大きいのです。

良くないところ

・バッテリーの持ちは体感でiPhone 13 Pro Maxのほうがかなり良い。GSMArena で調べると以下の通り

Wifi接続でのWeb連続アクセス時間→10時間43分(iPhone 13 Pro Maxは20時間10分)
オフラインでの動画連続さ製時間→10時間01分(iPhone 13 miniは24時間12分)

数字てみると愕然とするほどの差です。同じように2時間もの映画を見ていてiPhone 13 Pro Maxだと100%から始めて94〜95%くらいになりますが、iPad mini 6だと85%位というのはざらです。GSMArenaの結果も体感的には当たっているなという感じがします。

ただし実際にはGSMArenaのテスト結果のように2倍もの差を感じないし、iPhone 13 miniのほうが長持ちするとも感じないのはスマートフォンとタブレットの使い方の差だと思います。iPhone 13 miniはいつもポケットに入っているので何かあるとすぐに取り出して使うのに比べて、iPad mini 6は外出時においてはバッグの中に入っているので、電車移動中とかカフェなどある程度時間が取れるときにしか使わないので、1日の中での絶対的な使用時間が短いのだと思われます。

・カメラは手ぶれ補正のないシングルレンズなので事実上メモ程度にしか使えない。まあ、タブレットで写真を撮ろうとは思いませんけどね。

これらのディメリットは、実はディメリットではありません。バッテリー駆動時間も前述の通り実際の使い方を考えると、実際には1日持たないなんてことはありませんし、カメラにしてもこれで写真を撮るよりは普通にスマホで撮るほうが絶対使いやすいです。

ハマる使い方

バッテリー駆動時間だけをみるとiPhone 13 miniより短いので、スマホのようにしょっちゅう取り出してバンバン使う使い方は向いていないといえます。

iPad mini 6はiPad (AirやPro)よりはコンパクトで軽いけれど、iPhoneのPro Maxよりは画面が大きいという特質を活かせる使い方向いています。新聞社サイトのニュースや電子ブックを読む、適切な外付けキーボードを使って文書作成(テキスト入力)をする、映画鑑賞などがいいしょう。

特に、移動時間がある程度長くてiPad mini 6を取り出して読める程度の混雑の通勤電車ならばスマホより画面が大きくて読みやすいので、ニュースなどでの情報収集や読書には間違いなくiPad mini 6が向いています。

まとめ

筆者の場合、iPhone 13 Pro Maxのように必須ではないが、iPad mini 6はiPhone 13 Pro Maxでは画面サイズ的に不便であるが、iPad Pro 11を使うほどでもない日常の外出時などに携行すると非常に役に立つことが多い。

読書はiPhone 13 Pro Maxではやはり小さいが、iPad mini 6であれば電車の中でも邪魔にならずしかし適度なサイズで読むことができる。



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