ひっそり姿を消した「MagSafeバッテリーパック」、USB Type-Cで再登場の可能性

ひっそり姿を消した「MagSafeバッテリーパック」、USB Type-Cで再登場の可能性

iPhone 15が発売されたタイミングで「MagSafeバッテリーパック」がApple Storeから姿を消しました。「MagSafeバッテリーパック」は単なるモバイルバッテリーではなく、iPhone MagSafe充電器としても機能する優秀なアクセサリーです。今後iPhone 15用に再登場するのでしょうか?


MagSafeバッテリーパックとは

MagSafeを使用してiPhoneの背面に磁力ではり付いて最大で15Wでワイヤレス充電ができるデバイスです。

iPhone 12 miniやiPhone 13 miniの横幅と同サイズに作られており、バッテリー容量の少ないminiのバッテリー容量強化デバイスとして優秀でした。

<参考記事>
MagSafeバッテリーパックは単なるモバイルバッテリーとは違う凄い奴だった!   

MagSafeバッテリーパックは単なるモバイルバッテリーとは違う凄い奴だった!

上記の記事「MagSafeバッテリーパックは単なるモバイルバッテリーとは違う凄い奴だった!」にあるとおり、11.13W(3.7Vモバイルバッテリーでは3,008mAhに相当)の容量があります。実際にiPhone側としてはワイヤレス充電の損失がありますので、推測2,000mAh程度(バッテリー容量の2/3程度)増量だと思いますが、2,400mAhほどのiPhone 13 miniの駆動時間を倍近く増やすことができます。

MagSafeバッテリーパックはiPhoneと双方向の充電ができ、20W以上の充電器ををMagSafeバッテリーパックに繋いでおけば、15Wの正規MagSafe充電器として使えますので、MagSafe充電器を別途購入する必要もありません。

なぜ販売終了したのか?

2つの理由があると推測します。

(理由1)iPhone 15でUSB Type-Cを採用したため、iPhone充電にはUSB Type-Cケーブルが必要で、MagSafeバッテリーパックの充電にはLightningケーブルが必要で混乱を招く。

(理由2)iPhone 12 miniやiPhone 13 miniといった小容量バッテリーのモデルを販売終了したため、以前ほどMagSafeバッテリーパックのニーズは出てこないため。

ただし理由1については、逆にUSB Type-CとLightningのどちらかのケーブルがあればiPhoneとどMagSafeバッテリーパックの両方が充電できるという柔軟性が生まれます。iPhone 14以前からiPhone 15に買い替えた人は少なからぬLightningケーブルを持っていると思います。



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USB Type-C版は出るのか?

MacRumorsの記事「Will the MagSafe Battery Pack and MagSafe Duo Charger Ever Return With USB-C Ports? 」を見ても、出るか出ないかは全く不透明で確度の高い噂は見当たりません。

iPhone 15シリーズのバッテリー駆動時間は他のスマートフォンに比べても決して見劣りはしませんので、あえてコストをかけてMagSafeバッテリーパック(USB Type-C)を作る必要もなさそうです。

筆者個人は「出ないであろう」と考えます。

買うなら今

冒頭に書いたように、MagSafeバッテリーパックはLightningですが、常時電源アダプタに接続しておいてMagSafe充電器としても使えます。

純正のMagSafe充電器(15W充電)は市価約6,000円、MagSafeバッテリーパックは12,000円ほどです。MagSafe充電器(USB充電器別売り)はクソ高いのですが、およそ2,000mAh分のバッテリー増量ができること、iPhone 15でもMagSafe充電器として使え、Lightningケーブルも生きることを思えば、流通在庫があるうちに入手するのも手です。

USB Type-C対応のMagSafeバッテリーパックは待っても望み薄のように思えます。

 

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