2022年以降のハイエンドスマートフォンの速度(Antutuスコア)とバッテリー駆動時間の関係

2022年以降のハイエンドスマートフォンの速度(Antutuスコア)とバッテリー駆動時間の関係

スマートフォンでそこそこ高性能(ハイエンド機種)を選ぶときに、当然処理速度も需要ですが一方バッテリーバッテリー駆動時間も重要です。バッテリー容量が大きいから駆動時間も長いとは限りませんので機種選びは難しいです。そこでGSMArenaのデータから分析しました。

分析対象スマホ

GSMArenaBattery life test resultsからWeb browsingのデータと各機種のAntutu(V9)スコアを抽出しますが、分析対象スマホは以下のものとしました。

・2022年1月以降のリリースモデル
(筆者所有のiPhone 13 Pro Max、iPhone 13 mini、Pixel 6 Proを参考として加えました)

・AndroidについてはSoCはハイエンドのSnapdragon 8のレベル
・日本でも発売されているモデル(日本向けモデルが同じスペックとは限りません)

Antutuスコアもっとも低いものは、筆者所有のPixel 6 Proの719815と70万を超えていますので、よほどヘビーなゲームでもしない限りは問題ないでしょう。

しかしWifi接続での連続Webアクセス時間には3倍近い開きがありますので、日常使用でかなりバッテリーの持ちの良さや悪さを感じると思います。



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分析結果

横軸には対象スマートフォンのAntutuスコア(GSMArena記載のV9スコア)、縦軸にはGSMArenaBattery life test resultsからWeb browsingデータ(連続でのWifi接続Webアクセス可能時間)を分単位にした値をとりプロットしました。

データ出典:GSMArena https://www.gsmarena.com  グラフ化著作権:aichanworld.com

グラフは右上に行くほど、処理速度が速くバッテリーも長持ちすることが期待できます(期待できるのですが保証はできません)。

筆者所有の3機種は青文字にしています。体感では速度的には3機種とも極端に変わりませんが、バッテリー駆動時間は結構違います。特にiPhone 13 Pro Maxはダントツに長いと感じていますが、図をみるとそれがわかります。

最優秀?はGalaxy S23 Ultra

もし今ハイエンド新機種を買うとしたら、ベージュの背景色の機種がいい感じだといえます。

・Apple iPhone 14 Pro/Pro Max
・Samsung Galaxy S23/S23+/S23 Ultra(2023/03/30時点で日本未発売)

あるいは

・Asus Zenfone 9
・Samsung Galaxy S22 Ultra

あたりも候補に入れてもいいかもしれません。

グラフから見てトップレベルだと言えるのはSmasung Galaxy S23 Ultraですね。まだ日本ではリリースされていませんがGalaxyのSシリーズは日本市場ではキャリアモデルのみでSIMフリーがないのが難点です。

<参考記事>
バッテリー使用効率が高いスマホはどれだ?GSMArenaのテスト結果データから推察
https://aichanworld.com/wd/2023/03/29/post-27660/



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