先だって、このブログで話題にした、SONY Bluetooth ノイズキャンセリングヘッドホンの最新モデルMDR-1000Xです。
MDR-1000Xの特徴
以前の記事でも書いたとおり以下のような特徴があります。
- ソフトで肌触りのよいイヤーパッドは非常に快適な装着感。メガネをかけていてもノープロブロム。
- ヘッドバンドのカーブが頭にフィットし局所的に圧がかかったりしない。
- ノイズキャンセリング性能はSONYの中でピカ一。BOSE Quiet Comfort 35に負けずとも劣らない性能。
- 右側ハウジングがタッチパネルになっており、REW/FF/UP/DOWN/STOP/STARTが可能。
- 右側ハウジングを手でおおうと一時的に音楽音量が小さくなり外音が聞こえるようになり、十分会話が出来る。
- 音楽を流しながら外音も取り込んで耳に入ってくるアンビエントノーマルモード、同じく音楽を効きながら人の声の周波数帯だけの外音を取り込むアンビエントボイスモードがある。
装着感は?
1は個人差がありますが、自分には非常によく馴染みます。
2はMDR-XB950N1やMDR-XB950のヘッドバンドは弧のカーブが緩やかでクッションがあっても頭頂部だけが頭に付くので、長い間つけていると頭頂部に違和感を覚えるようになります。
MDR-1000Xはヘッドバンドのカーブがもう少し急になっており、私の頭の形だとMDR-1000Xのカーブが頭の形にピッタリ合うので、長時間の装着で頭頂部が痛くなるようなことはありませんでした(個人差が有ります)。
3は以前書いたとおりで、MDR-XB950N1を遥かに凌ぐノイズキャンセリング性能です。
4は最初は戸惑いがありますが、慣れると超便利。手探りでボタンをいじるより遥かに簡単便利確実。
超便利なクィックアテンションモード
そしてBOSEにはない機能で超超便利なのが5のクィックアテンションモード。何か話しかけらたら直ぐに手で右側ハウジングを覆えば、音楽が小さくなり外音を普通の音量で取り込みますので、ヘッドホンを装着した状態でも普通に会話が出来ます。
アンビエントボイスモードはヘッドホンの欠点を減らす
また6のアンビエントモード、これも便利。アンビエントボイスモードは電車の走行音を低減させながら声の周波数帯を取り込むので、アナウンスを聞き逃すことが減ります。ただし、アナウンスが爆音で入るわけではないので、音楽の音量や状況によっては音楽に埋もれてしまうことはあります。これ、家のなかでヘッドホンをつけていてチャイムに気づかなかったとか、呼びかけられても気づかなくて怒られたなんてことが減るはずです。
すなわちヘッドホンであるがゆえの欠点を補ってくれる機能です。
室内でも屋外でも持っていて損はない
音だけ考えれば正直な所価格は高いと思いますが、ノイズキャンセリングを応用したクィックアテンションやアンビエント機能、タッチパネル機能を考えると妥当な値付けだと思います。