明日からSFCもJGCも新しい年度になります。すでに暦年は3ヶ月を過ぎたので1月、2月と修行で飛んだ人も多いと思います。しかし、突然の新型コロナウイルス感染の拡大により、東京では感染者数の爆発的増加一歩手前、ロックダウン寸前です(本記事は3/29のの執筆です)。とりかかった修行はどうすべきでしょうか?
コロナ沈静化の見通しは立っていない
ご承知のとおり、新型コロナウイルス感染拡大の沈静化の見通しは全く立っていません。それどころか、東京では感染者が急増し、先週の土日は東京・神奈川・埼玉・千葉・山梨の一都四県が土日の外出自粛を強く呼びかけています。
専門家たちの話を総合すると、最低でも今年一杯は絶望的のようで長期戦です。
Financial Timesでは、感染者急増地域は北緯30度~50度に集中しているので、今後気温が上がると少し減るのではないかと楽観的な記事をみかけましたが、いやいや北緯30度~50度は気候が温暖な土地が多く人口もそのエリアに集中しているので、自ずから感染者も多くなっただけだと個人的には思っています。仮に夏に低減しても、秋から冬にかけては特効薬やワクチンがなければ必ず再燃するはずです。
北半球の大きな都市ではロックダウンが軒並み行われ、南半球においてもニュージーランドでは26日午前零時から全土でロックダウンが始まりました。
全世界での合言葉はこれです。
STAY HOME, SAVE LIFE
当サイトでも2020年のJGC修行・SFC修行をいろいろ紹介してきたのですが、こうなると見直さざるを得ない状況です。
修行計画を延期すべき理由
新型コロナウイルスは、特に若い人では無症状かごく軽い症状の人が多いが他人に感染させる力は十分に持っている。
なので、老若男女問わず「STAY HOME, SAVE LIFE」なんです。
修行計画を延期すべき理由は以下の通り。
・長距離・他都市への数多い移動が原因で、自ら感染してしまうリスクが高くなる。
・長距離・他都市への数多い移動により、自分が無症状感染していたらウイルスをばらまくことになる。
特に怖いのが後者のバラまくリスクです。
特に修行の中心となっているであろう若い人(40代以前)は自分が感染しないようにするだけではなく、無症状感染しているかもしれないということを念頭に行動を控えめに、手洗い・咳エチケットを守る・人が多いところでは自分の飛まつを飛ばさないためにマスクをするのが重要だと言われています。
首都圏一都四県では知事が外出自粛してほしいと言っているのに、修行でへらへら出かけるのは無神経で反社会的行為だと言われても仕方ないです。
JGC修行・SFC修行は不要不急な外出です。
のっぴきならない用事ではありません。
平時でさえ、修行なんてのは一般人から見れば奇異な行為と映るのを忘れてはいけません。
飛行機のフライトも大幅減便されているので、ここは2021年からにすべきでしょう。
2021年の修行にかけよう
ウイルス開発には最短で1年から1年半かかると言われていますので、来年ですらどうなるかわかりません。
しかし、それでは希望がなさ過ぎますねぇ。
妥当なところで2021年からでしょう。
半年延期だと仮定すると修行期間は3ヶ月しかありませんので、基本的には今年分は放棄して断念すべきです。
オリンピックは2021年の夏になりそうですが、それとて大丈夫かどうか危ぶむ声は多いのですから。
JAL&ANAの倍付けも非常識なのか?
当サイトでも紹介しましたが、JALとANAはFOP/PPの倍付けをそれぞれ7月末・6月末までやっています。
確かに修行僧には大いなるチャンスですが、これに対してはTWITTERでも風当たりが相当強いのは事実です。
JALとANAは乗客が落ち込んでいるので、理由なく乗ってくれる修行僧だけでも稼ぎたいという思いから、この倍付けをやっているのだと邪推しますが、だとしたらとんでもない話です。反社会的ともいえなくもない。
筆者がANAの倍付けキャンペーン記事を書いたときは、まさか東京でここまで感染者が多くなるとは思っていませんでした。あの時点の状況であればGW以降なら多少は修行の可能性もあるかな(感染には十分用心が必要ですが)と甘く考えましたが、事実は正反対になり、最悪の想定に向けて歯車は回っています。
PP/FOP倍付けは大きなチャンスですが、失うものも非常に大きくなる可能性もあります(周囲が止めるのを押し切って修行して感染したら・感染を広げたら信頼喪失どころか社会人生命剥奪されても文句言えない状況です)。
やはり、ここまで拡大すると、踏みとどまって来年の計画でもゆっくりと立てるのがよいと思います。
JALやANAの倍付けに迷っている方が居たら、やめるように言ってください。
修行は来年にしたらと声をかけましょう。
まとめ
東京都での感染者拡大を見ていると、日本全体での感染者増加を見ていると、今年中のJGC・SFC修行を貫徹するのは自他共リスクが高すぎるので来年に延期するべきである。
自分が感染しないのはもとより、自身が無症状感染者である可能性も考え感染させない謙虚な行動が求められている。
今は「STAY HOME, SAVE LIFE」を心にとどめて我慢しよう。