長く使えるモバイルPCはHP製を選べ! <2/2> ~HPのノートPCは週末セールが安い~ [2022/7/31改定]

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[2022/07/31 全面改定しました]

この記事では長く使えるモバイルPCの選び方、筆者も愛用するHPのノートの良さを解説します。2回目は話の中核であるモバイルPCの選び方、HP-PCを勧める理由などを書いていきます。

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

この記事でわかること
リモートワークやテレワークが当たり前になった今、どこでも快適に使えるモバイルPC(ノートPC)を選ぶポイントがわかります。
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モバイルPCに必要な条件

人により、使うスタイルにより異なるとは思いますが、今後拡大するであろう在宅勤務やモバイルワーク(自宅以外のシェアオフィスやサテライトオフィス、長期休暇を過ごす先などでの仕事)に必要な条件というのはある程度絞り込めます。

画面サイズと解像度

持ち運ぶことを前提とし使いやすさとのバランスでは13インチクラスが手頃です。

これは長年の筆者のモバイルPC歴から言えることですが、15インチなんか大きさ・重さを考えるとよほどの理由がないと持ち出しません。

逆に小さい12インチ以下では長時間いろいろな作業をするには小さすぎます。

解像度はフルHD(1920×1080)で十分です。4Kとか欲張ってはいけません。

4Kを避ける理由は4Kになるとバッテリー駆動時間が短くなり(ディスプレイに電気を食われる)価格も高くなります。

13インチ程度で4Kの場合、その解像度をモロに使うとアイコンや文字が小さくなりすぎて読めないので、結局拡大してつかうためほとんど意味がありません。

もうひとつ、タッチパネル機能は是非欲しいです。スクロールにはタッチパッドやマウスがあるとはいえ、ちょっとスクリーンを触ってスクロールしたりウィンドウをアクティブにしたりとタッチパネルの威力絶大。

特にスマートフォンの操作になれていると、スクロールにはつい画面に手を伸ばしたりします。

メモリとストレージ

モバイルノートPCのメモリとストレージは買ってからの追加や変更はできません。

財布の許す限り・多少の無理をしてもCPUは高速のもの、メモリは大きく、ストレージも大容量に!です。

メモリ

事実上のメインPCとしてバンバンどこでも使うためには、Windows 11で最低8GBは必要です。できれば16GBあると大きな画像や動画を扱ったり、EXCELのバカでかい表なども楽になります。

複数のウインドウを開いて並行作業することが多い人はメモリは多いほうがいいです。

ストレージ

今の13インチクラスのノートPCはほぼ全部SSDを採用しています。

ハードドライブでない半導体メモリでも安価なPCはeMMC(embedded Multi Media Card)はおそすぎて話になりません。平たくいえばSDカードのようなものをPC内部に組み込んだものです。

SSDではSATA接続とNVMe接続がありますが、長い目で考えるとやはり速さは力なのでNVMeを選びましょう。

おすすめはNVMe接続のM.2 SSDメモリをストレージとして搭載したものです。
容量はほぼメインPCで使うことを考えると512GBを最低ラインとして考えましょう。

NVMe接続(理論上の速度は4,000MB/s)のものはSATA接続(理論上の速度は600MB/s)より相当速いので、電源オンしてブートシーケンスを経て起動するまでの時間が非常に短いのが特徴です。

バッテリー

これはスペックとは別に使い方次第で変動が大きいですが、スペック上は10時間以上ほしいところです。

最近のモバイルノートはほとんど10時間以上ですのであまり問題有りませんが、欲張って20時間以上とかいうとバッテリーが大きく・重くなりますので、モバイルノート自身も重くなり可搬性を損ないます。

選ぶなら10時間~20時間程度が狙い所です。

CPU

財布との相談事にはなりますが、最新のプロセッサ(世代が新しいもの)のほうが消費電力と速度面の両方で有利です。

またCore i3/i5/i7のどれ?ってことになると、Core i5かi7をおすすめ。

できるだけ長く使いたいので第11世代(Tiger Lake)のCore i7搭載モデルがおすすおめ。

Wifiの無い場所ではスマホでテザリング、オススメはahamo!

モバイル通信の状況はここ2年ほどで劇的に変化し、スマートフォンのバッテリーもAndroidでは4,000mAhクラスが当たり前になりました。

もはやモバイルWifiルーターは過去の遺物です。

筆者は使用頻度の問題で3キャリアの中で唯一テザリング容量も上限のないdocomo 5Gギガホプレミアをつかっています。

一般にはそこまでは不要だと思いますし、WifiのないところでPCでネットアクセスが必要なシチュエーションでテザリングすればよいでしょう。

おすすめはエリアの広さと価格と速度の速さのバランスで一も二もなく「ahamo」です。

20GBで足りなければ100GBまでの大盛りプランもあります。

格安SIMと違ってdocomo回線そのままですので、昼休みに激遅くなったりまさかの圏外のリスクも小さいので安心して使えます。PCでも使う場合は繋がってなんぼのものなので、あまりケチりすぎないようにしましょう。

セキュリティ機能

モバイルPCである以上セキュリティ機能は欠かせませんので、指紋認証は必須です。

できれば内蔵カメラをオフにできる物理的なスイッチがあるほうが安心です。

昨今、マルウェアによりカメラで盗撮されてしまうという被害があります。特に在宅勤務が多くなってカメラが勝手にオンになっているのに気づかないとかいうと怖いですからね。

Windowsにはカメラをオフにする機能がありますが、ソフトでオフにできるものはマルウェア(これもソフト)でオンにできてしまう可能性は否定できないので、物理的にスイッチで切ることができるのが望ましいです。

写真は筆者のHP Spectre x360-13 2019モデルの側面です。

左からSIMスロット、カメラスイッチ、USB TYPE-C x2です。

上の写真はSpectre x360のカメラスイッチのアップ。

ただ、カメラスイッチはメーカーもあまり重視していないらしく仕様表には記載されないのが普通でして、ホームページの製品紹介をよーく読まないとわからないことが多いです。なので以下の条件には入れていませんが、覚えておいてください。

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おすすめモバイルPCの条件

これまでの条件をまとめると以下のようになります。

・画面は13インチクラスのフルHD(1980x1080)で4Kは不要、タッチパネル機能が望ましい。
・メモリは8GB以上、できるだけ16GB。
・ストレージはNVMe接続のM.2 SSDで512GB以上。
・バッテリーは最低10時間で10~20時間程度が目安。
・光学ドライブは絶対に不要。
・CPUは第11世代(Comet Lake)のCore i7がベター。
・指紋認証必須。

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おすすめはこの2機種(2022年7月全面改訂)

おすすめは以下の理由によりHPのノートPCです。

・日本市場でのPCシェアは第2位、非中国系メーカーではトップシェアで売れている
地政学的リスクを考えると米系メーカーよりも中国系メーカーのほうがセキュリティ・安全性のリスクが高い
・HPのノートPCにはプレインストールのゴミアプリがほとんどない
・非常に安定しておりPCハード起因の問題は未経験(筆者の経験範囲)

おすすめ1:HP Spectre x360 13-aw2141TU, 2142TU(色違い)

とにかく美しい。

筆者はこれの2019年モデルをスペックは当然としてデザインの良さ・かっこよさに惹かれて買いました。他人に見られることの多いモバイルPC、黒系が多いPC、その中できらりと光るセンスの良さがSpectreの特徴です。

・2-in-1(ディスプレイを180度回転させてタブレットモードで使える)
・Windows 11 Home
・Intel Core i7-1165G7
・13.3インチ、フルHD、タッチスクリーン
・Intel Iris Xeグラフィックス
・16GBメモリ
・512GB SSD (PCIe NVMe M.2)
・最大15時間のバッテリ駆動
・タッチペン付属
・Windows Helloによる顔認証・指紋認証
・カメラのON/OFFハードスイッチ付き

 

おすすめ2:HP ENVY x360 13-bd0541TU

Spectreの下位モデルになります。上記のSpectreとの決定的な違いはデザイン。ENVYにはSpectreのようなスタイリッシュな美しさはありません。またWindows Helloの顔認証は日対応でバッテリー駆動時間が短くなります。またカメラのON/OFFスイッチはありません。

・2-in-1(ディスプレイを180度回転させてタブレットモードで使える)
・Windows 11 Home
・Intel Core i7-1165G7
・13.3インチ、フルHD、タッチスクリーン
・Intel Iris Xeグラフィックス
・16GBメモリ
・512GB SSD (PCIe NVMe M.2)
・最大11時間30分のバッテリ駆動
・タッチペン付属
・Windows Helloによる指紋認証

 

ノートPCを選ぶ鉄則は多少無理してもハイスペックを買うこと。デスクトップPCはパーツ交換で性能アップ可能ですが、ノートPCはパーツ交換での性能アップができません。

これが二十数年にわたり数十台を買い替えて使ってきた筆者からのアドバイスです。

おまけのオプション

モバイルといえどもやはりタッチパネルよりマウスがいいですよね。

おすすめはLOGICOOL PEBBLE M350です。

薄くて軽量なので持ち運びが楽、Bluetoothと2.4G無線接続(レシーバーは付属しておりマウス内に収納できる)の両対応であり、メーカーのホームページ記載どおり非常に静かです。

 

HP Directplusの注意点

HP公式オンラインストア(HP Directplus)での買い物は基本的には問題有りません。

ただし万一キャンセルしたい場合、通常ですとオーダー履歴からキャンセル操作ができると思いますが、HP Directplusの場合は専用のキャンセル依頼フォームで連絡します。

キャンセルされるとキャンセルされた旨のメールが届きキャンセル成立となり、オーダー履歴から削除いされます(キャンセル記録が残るのではない)。

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HPオンラインストアは週末が狙い時

HPオンライストアはほぼ毎週末に何らかのセールをやっています。

狙うモデルを定めておいて、普段の価格を見て安くなったら即ポチるのがコツです。

経験的に通常価格が高いものを割引率が高く、そのときより付いてくる特典も魅力であるものが多いです。ただしこういうものはすぐに売り切れますので見つけたら先手必勝です。

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まとめ

ガンガンとモバイルで使うための条件は前述でまとめていますが、予算の限りハイスペックを買うのが長く使うPCを選ぶポイント。

お勧めはHP Spectre x360 13-aw 2141TUかaw2142TU(色違い)あるいは1ランク下のHP ENVY x360 13-bd0541TUである。

モバイルで使うマウスはLOGICOOL PEBBLE M350が薄型軽量で静かなのでおすすめ。

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