小樽の老舗洋菓子屋さん、あまとうの話

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先日、妻と札幌・小樽に行ってきたました。毎年恒例となりつつあるコースなんですが、小樽のスィーツストリート(小樽堺町通り商店街)は、この季節観光客が多いのは当然なので、別に驚きゃしません。

驚いたのは、ざっくり七割ほどは中国人観光客だったこと。一時のの銀座がそうであったように、自分がどこの国にいるのかわからなくなるくらいです。

昨今、どこへ行っても中国からの観光客が多いのはもはや驚くにあたりません。金沢も例外ではないのですが、まだ、そんなに極端に多くはありません。

しかし、この夏の小樽にはびっくりしました。

ハワイのホノルルに滞在すると、カラカウア通りが日本人だらけなのと似た感じがあります。さらに似ているのは、メインストリートをちょっと離れると、ハワイなら日本人が激減するのと同様に、小樽でも、堺町通り商店街を外れると中国人観光客も激減します。

スィーツ通りの北側の端の先に、小樽郵便局があります。その斜め向かの歴史を感じさせるいい雰囲気の建物が小樽運河ターミナル(旧三菱銀行小樽支店)です。

ここの中に、創業88年になる小樽の老舗洋菓子店「あまとう」運河店があります。本店は駅に近いアーケード街の都通り商店街にあります。

ちなみにLeTAOは創業21年の若手、北菓楼は創業25年の同じく若手です。特にLeTAOは道外にもCMをバンバン打っていた時期もあり、内外に有名になっているようです。私は生チョコは食べませんが、例外がLeTAOのナイヤガラ。これは、小樽で試食して美味しさに眼が点になり、都内の北海道展で買い求めました。

ワイン用のブドウだというナイヤガラを使ったホワイトの生チョコです。とにかくブドウの香りが凄いのです。ブドウを食べているんじゃないかってくらいジューシーなイメージが脳内に駆け巡ります。

閑話休題。あまとうです。あまとう運河店では売店と若干のスィーツをそこで頂く事ができます。あまとう本店二階には喫茶があり、多種のパフェなどを選んでいただけます。

妻と私で運河店に足を運び、イートインで選んだのは、妻はクリームぜんざい、私はいちごクリームぜんざいです。ソフトクリームが抜群で、いちごジャムといちごが実によく合います。

この、あまとう運河店の中はとても静かで、日本人の客だけでした。やはり静かに時を過ごせるのはいいですねぇ。

聞いた話ですが、観光客はLeTAOや北菓楼、地元民はあまとうなのだそうです。もちろんLeTAOや北菓楼も地元に愛される洋菓子屋さんであることは間違いないと思います。実際、LeTAOの袋をさげた明らかに地元の方を見かけましたから。

あまりスィーツには縁のないおっさんの私ですが、それでも美味しいものは美味しいのです!

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