Good News 情報追加:オーム電機のUSBケーブル PD対応(100W)を買ってみた!

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2021/03/08 追記

e-MarkerUSB認証ロゴに関してメーカーに問い合わせをしておりましたが、その回答を得ましたので情報として記事中の当該箇所についきしました。


ジェネリック家電メーカーであるオーム電機がUSB 2.0 PD対応のケーブルを売っているをご存知ですか?ジェネリック家電なので大手家電量販やAmazonといった販路ではなく、スーパーやホームセンターの家電売場でよく見かけるのがオーム電機の製品ですが、実はUSB PD対応ケーブルも出していました。

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USB PD対応ケーブルで短いが少ない!

USB PDケーブルと書いた以上TYPE-Cケーブルに決まっているわけで、PD(Power Delivery)はTYPE-Cの規格ですからTYPE-AでPD対応なんてのは存在し得ないわけであります。

PD対応の小型あるいは薄型のモバイルバッテリーとスマートフォンを一緒に持って、ちょっと充電しながら持ちたいというときに必要なのが短いケーブルです。

短いケーブルでないと、せっかくモバイルバッテリーとスマートフォンを重ねて持っても、ケーブルがとぐろを巻くことになりまして、鬱陶しいし引っ掛けたりして危険でもあります。

でも、短いPDケーブル(USB TYPE-Cケーブル)って意外に少ないのです。

この記事にもあるとおり、イトーヨーカドーで見つけ得たのがジェネリック家電メーカーであるオーム電機のものです。

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オーム電機のUSB TYPE-C 15cmケーブル

8のつく日はイトーヨーカドーはセブンカードだと5%オフなので買ってみました。
お支払いは15cmケーブルで919円也。

品  番  01-7157
型  番  SMT-L15CPD-K
JAN    4971275171572
発売日   2019年11月

こういうパッケージでぶら下がっています。

本当に15cmなので短くて手頃な長さです。

ケーブルには「80℃ 30V VW-1 USB 2.0 CABLE」の印刷なされています。

ケーブル記載にもありますとおり、USB2.0のケーブルなのでディスプレイ接続などには使えません。ディスプレイ接続に使えるようなUSB3.1 Gen1とかGen2のケーブルがいくら短くても1,000円を切った価格で買えるはずがありません。価格からしてUSB2.0に決まっています。

なるほど、USB-IFの定めた認証ロゴが入っていますが….

でも、PDの規格に準拠している「CHARGER 100W」というのは充電器に付されるものであり、ケーブルは関係ないと思っていたのですが、ケーブルにつけてもいいロゴなのかい?

2021/03/08 追記

このロゴに関しては発売前にUSB-IFの承諾を得ていたが、昨年の再確認時に適切でないと判断が変わったため、次回出荷時よりこのロゴは外されるそうです。

そりゃそうですね、充電器のための認証ロゴがケーブルについていること自身が変ですから。

能書きによれば、20V/5A/100Wに対応し転送速度は480MbpsということなのでUSB2.0ですね。

まあ、ここだけ見ればOKな気がする。

まあ、普通の記述。(よく見る5V/3Aってのはそれなりに問題なのですが、まあ、それはここでは割愛)

これまでのところ大丈夫っぽいですが、感覚的・経験的に100W対応ケーブルってもっと太いんですよねぇ。

これ少しホゾすぎる気がする。

ただ、筆者が持っているのは他に100W対応だとUSB3.1 Gen2のお高いやつなので、単純に太さ比較はできませんけど。
ケーブルの被覆の印刷を見てもわかるのは、USB2.0ってことだけで、VW-1難燃性試験をクリアしたであろうってことくらい。

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eMarkerの件

気になるのはeMarkerが実装されているとはどこにも一言も書いていません。

普通、必要なスペックであればeMarkerを入れているというのは記載したほうがウリになるので書くものなのですが、このパッケージには全く書かれていません。

実のところ、USB-IF(USBの標準化団体)の規定では、USB2.0でなおかつPDが3.0A以下の場合以外はeMarkerは必須になっています。

出典:USB-IF “Universal Serial Bus Type-C Cable and Connector Specification (Release 2.0 August 2019)”

このスペック表を見るとUSB2.0で3A以下のPDでない限りeMarkerは必須になっています。

このケーブルはUSB2.0で5A対応ですから当然eMarkerはあるべきです。

が、実際にeMarkerが内蔵されているかどうか、USBケーブルテスタやプロトコルアナライザーを持っているわけでもないので、簡単かつ確実にそれを調べる術を筆者は持ち合わせていません。

このeMarkerのところに疑問が残るのと、USB-IFロゴがあるのはいいけど充電器用のロゴじゃないのかという2点の疑問が頭に残ります。

とはいえ、MAXの100Wでつかうことはモバイルバッテリーとスマートフォンの組み合わせではありえないし、現実にはいいところ18Wで2A程度なのでかりにこれらがガセだったおしてもまあ問題はないでしょう。

2021/03/08 追記

e-Markerに関してメーカーに問い合わせをしておりましたが、回答をいただきました。
それによれば、パッケージやWebに記載がないが、e-Markerは内蔵されているとのことです。

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まとめ(2021/03/08 改訂)

オーム電機から出ている15cm長さのUSB TYPE-Cケーブル SMT-L15CPDは、スマートフォンとモバイルバッテリーを重ねて持ち充電するするには最適のものである。

このケーブルは20V/5A/100WでありUSB-IFの規定に沿ってe-Markerも内蔵されているので安心して利用できるので、価格的にも長さバラエティ的にもおすすめ。何より近所のスーパー・ホームセンターなどで買えるのがGOODである。

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