キャリア各社から格安プランが出てきて人気のようですが、その流れに会えて逆らってdocomoの5Gギガホ プレミアへの乗り換え予定です。格安の流れに逆らってハイエンドプランを選ぶべき理由はこれです!
料金改革で良くなったことは2つ
ちょっと前までは、格安系はMVNO、高品質・高価格はキャリアと棲み分けが決まっていましたが、天の声により各社ともやむなく格安プランを打ち出してきました。
この一連の流れで非常にメリットが大きかったのは格安プランではなく….
・MNP転出手数料が無料になった(従来は3,000円程度)
・縛り無しプランが出た
です。
ただし、二番目の縛り無しプランについては注意が必要です。
従来の縛り有りのプラン契約の人は、更新月に縛り無しプランに変更しないとずーーと縛り有りのままです。
それに気づかず、解約月でない時にうっかり解約とかすると1万円近い違約金を支払う羽目になりますので要注意。
これはMVNOでも同じですので、MNP転出を考える人は事前に現在の契約を良く確認しておきましょう。
申し込むときには舞い上がって縛り条件とか上の空の可能性が高いので、いざ転出のときになって「えーーーっ!」てことも大いにありえます。
あるあるなのが、MNPしようと思って調べたら、ちょっと前に更新月を過ぎていてあと二年近く先まで待たないと違約金が発生しちゃう!ってこと。
現在縛りプランの人は更新月を調べて自分のスケジュールに記録しておきましょう。
キャリア格安プランが向いているケースとそうでないケース
以下の当ブログ記事に書いていますが、想像以上に制約が多いのがキャリア格安プランです。
ざっくりいうと従来プランに比べて共通して不可能なことがいくつかあります。
キャリアメール
留守番電話
割込電話
ナンバーブロック
迷惑電話ブロック(povoやLINEMO)
家族間無料通話の対象外
主として電話系の付加サービスをカットして差別化しているようです。
普通に考えれば従来プランと同じ条件で値段だけ下げるなんてビジネスから考えて絶対ありえないです。
携帯キャリアはインフラ商売です。
インフラの維持管理や将来の設備投資には莫大な費用がかかりますから。
上記のような制はもありますが、
通信容量は20GBまであればどう考えても十二分。
電話系付加サービスは使わないし、迷惑電話は気にしない(笑)。
契約通算年数なんてどーでも良い。
家族間通話に通常電話は使わない。
といったユーザーは格安プランを選ぶべき価値があります。
注意したいのは家族割や家族間通話の優遇です。
例えばdocomoのahamoはグループ内の契約回線数にはカウントされますが、ahamo自身は割引はありません。
・キャリア格安プランでは家族間通話は無料ではない。
・家族間通話はLINE電話で済ませるのが基本ですがLINE電話といえどもタダではありません、データ通信なので通信容量を食う。
5Gギガホ プレミアムを選ぶべき理由
筆者の回線現状
筆者の回線状況はざっくりこんな感じです。
・主回線:UQ くりこしプランM(15GB) + かけ放題(10分/回)
・モバイルデータ回線:DIS mobile powered by SBM for HP (無制限のMVNOデータプラン)
・サブ回線:Y!mobile シンプルM(15GB)
・サブ回線:iijmio ギガプラン(8GB)
かつてのサブブランド、今はキャリアの別ブランドとなっているUQとY!mobile、そしてMVNO2回線。
二番目のDISは説明が必要かと思います。
契約の見直しポイント
DIS mobile powered by SBM for HP(無制限):
・HP Spectre x360 WWANモデル(SIMスロット内蔵モデル)の購入者だけが契約できるデータ容量無制限SIM。MVNOなので速度はお世辞にも高速とはいえないそこそこ。ぼちぼちでんなぁ、ってやつ。基本はHP Spectreで使いますが、iPad Pro 2018 (SIMフリー)でSIM差し替えても利用できます。
UQである理由:
・筆者はストリーミング(Spotifyやradiko)を多用します。UQのくりこしMは「低速モードでも1Mbpsとそこそこの速度で任意に切り替えて低速モードが使え、低速モードだと容量無制限である」サービスを提供しているのがポイントです。つまり、ストリーミングをデータ容量を気にせず使えるからです。
SIMを内蔵できないモバイルデバイスが増えてきた:
・筆頭がMacBook Air M1です。こいつはHP Spectre x360 WWANのようにSIMスロットがありません。そして、実はまだ記事にしておりませんが、もう一つモバイルデバイスが増えています。
・こうしたSIM非対応のモバイルデバイスに対応するにはテザリングしか手がない。
すなわち見直すべきポイントは以下の2点に絞り込まれます。
見直したい回線はUQ回線とDIS mobile powered by SBMの2つ。
必要なのはテザリングも含むデータ無制限
筆者も含めて、スマートフォン以外にWifiオンリーのタブレットやモバイルPCなどを持ち出して通信を使いながら活用したい人は多いハズです。
さりとて自宅以外のWifiスポットはセキュリティ上問題がないとはいえないので使いたくないですし、何より使いたいところにいつも安全なWifiがあるわけではない。
モバイルルーターという選択肢はありません。モバイルルーターは「天の声」の対象ではないので、超高額違約金アリアリです。そのうえ契約期間も3年とか当たり前というとんでもない世界。
そこで見つけたのが「docomo, 5G ギガホ プレミアム」という訳です。
docomo 5G ギガホ プレミアムのメリット
ハイエンドプランは各社とも随分使いやすいプランに改定されまして、契約期間撤廃や料金体型のシンプル化などで相当とっつきやすくなりました。
筆者に必要な条件は2つ。
・スマートフォン本体でのデータ無制限
・テザリングでもデータ無制限
3キャリアの5Gプランを簡単に比較します。
条件があれば安くなる類の割引の類は割愛しております。
docomo | au | SoftBank | |
プラン名 | 5G ギガホ プレミア | 使い放題MAX 5G | メリハリ無制限 |
データ通信容量(本体) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データ容量(テザリング) | 無制限 | 30GB | 30GB |
月額(税込み) | 7,315円 | 7,238円 | 7,238円 |
テザリング | 無料(申込不要) | 無料(申込必要) Web申込OK | 無料(申込必要) Web申込OK |
データ用追加SIM | 1,100円/月 5Gデータプラス 30GB/月 超過時は1Mbps Web申込OK | なし | 1,078円/月 データシェアプラス 30GB(テザリングと合算) 超過時速度制限 店舗申込のみ |
一目瞭然です。
docomoの5G ギガホ プレミアムが他キャリアより優れている理由。
・テザリングも無制限(auとSoftBankは30GB制限)
・1,1000円/月の支出で、5G データプラスを申し込めばタブレット(筆者はiPad Pro)用の30GB/月のデータ通信SIMを利用できる。
そうなんです、これが他のキャリアではできないこと。
・スマートフォン単体:5G無制限
・iPad Pro:5Gデータプラスで30GBまでOK
・PC(HP Spectre x360)や他のモバイルPC:テザリングで5G無制限
これで筆者の宅内固定PC以外はすべて国内どこでもdocomoの電波の来るところであれば気兼ねなく通信できます。
そのうちauやSoftBankも対応してくる可能性はありますが、今は世間の目は低価格プランのほうに向いていますので、すぐに状況が変わるとは思えません。
テザリングでデータ無制限が欲しい人は「docomo 5G ギガホ プレミアム」です。
まとめ
キャリアの格安プランは電話の付加サービスについて大きな制約がある。
筆者は、スマホ以外にもタブレットやモバイルPCを持ち出して、どこでもデータ通信を容量気にせず行いたい。
そんな用途にはテザリング無制限、データシェア30GBが可
能なdocomo 5G ギガホ プレミアがぴったり。