リモートワークのオンライン会議で顔が暗いというのはよくある話。自宅の場合はオフィスのように夜でも昼でも照明の具合が良いなんてことはほぼありえないので、オンライン会議をすると時間帯により顔が暗くてよく見えない、Windows Hello顔認証が通らないということがおこります。
我が家で顔が暗くなる原因
自宅に自分専用の部屋と広いワーキングデスクがあって照明は置き放題!などという恵まれた方は本記事には無縁です。なんでもスキに照明器具やグリーンバックなどを買ってくださいませ。
筆者の場合は、おそらくは大抵のサラリーマンのように書斎とか仕事部屋なんてあろうはずもなく、リビングの一角にPCコーナーを作っています。
以下の記事に有るのは写真は筆者宅のリアル・リビングです(写真は2018年1月撮影)。
中央がテレビ収納(VESA規格での壁面収納内取り付け)、左側がPCコーナーとなっております。
モバイル以外のPCは「HP OMEN by HP 15dh0010TX パフォーマンスモデル」をクラムシェルで、他にMac miniを切り替えで使っています。
写真に向かって左側に開口部が大きな(明るいとも言うのだけれど)南向きの大きな掃き出し窓があって非常にあかるいのです。そして右後ろ天井と右側面天井にLEDライトの照明があります。
その結果モニター上部にWebカメラを置くとどううなるか?
・昼間は左側からの外光が明るくて顔がくらい。
・夜間は天井照明が明るくて顔がくらい。
その結果として、ZOOMなどの自分の回を写すオンラインでは顔はかなり黒くなるし、先日紹介したWindows Hello顔認証も顔が暗いのでなかなかうまくいかない時が多い。
最初は補助的に小型だっけれど明るいのLEDクリップライト(メーカー資料では明るさは700lm)をつけたのですが、顔全体をうまく照らせなくてどうも顔の一部が暗いままになる。
窓に向かって仕事をすると昼間はいいけど、日が落ちると背後天井から照明が入り顔が暗い。
せっかくWindows Hello顔認証対応Webカメラを買って照明の具合さえ良ければかなり良いが活かしきれません。
対策はこれだ!
対策は簡単でありまして、モニタ側に顔全体を明るく照らすような照明を置けば良い。
そこで問題になるのが冒頭の筆者宅の環境。
専用ワーキングデスクであればどうとでもなりますが、壁面収納の一角を専有しているのですから、でかいLEDライトとかを左右に置いたりするのは不可能です。
モニタの左右に前方を照らすLEDバーライトのようなものをつければバッチリ!と思って、Amazonやホームセンターを探しましたがなかなか無い。
そして探し出して取り付けたのがこれ。
わかりますか?
モニターの上の段に小型のリングライトがありますね。
顔認証対応WebカメラのELECOM UCAM-CF20FBBKの前面を取り囲むようにAmazonで買ったどこかよくわからない会社のLEDリングライトを起きました。
このLEDリングライトは写真左上に写っているように、上部なフレキシブルアームで支えられており、その先は大型のクリップになっています。
ちなみに上の写真でリングライトの右の黒い物体がELECOM UCAM-CF20FBBKです。
その右の円形の物体は画面と手元照明のリモコン。
ライトを点灯させるとこうなります。
よくあるようにカメラの周囲を囲むリングライトです。
一般のリングライトと違うのは丈夫なフレキシブルアープと大きなクリップがついているので、筆者のような棚の一角を使っているようなケースではかなり使えます。
逆にワーキングデスクで周囲に棚がないような環境では使えないかと思います。
このクリップはかなり強力なので、ノートPCの画面を挟んだりしたら画面にかなりのダメージがあると思うので絶対だめです。画面でなくてもベゼル部分でも内部や外装が破損することがありえますのでだめです。
棚板とか支柱などにつけるとGOOD。
この方式は、リングライトのために余計なスペースが一切不要であるのと、リングライトが小型なので邪魔にならないのがポイントです。
結果は?
顔出しはしておりませんので実物の写り具合が出せないのですが(マネキンでも置けばいいのでしょうけど)、このライトを点灯させるとかなり明るくて、ZOOMではいい感じで顔の影が適度に消えて明るくなります。
カメラは良いのに照明の具合で認識の悪い時があったWindows Hello顔認証も一発になりました。
ずっとつけていると眩しいので、不要なときは消していますがこれでZOOMもどす黒くて具合が悪そうな顔から脱出できました。
LEDクリップライトはAmazonではかなりサクラレビューが多いカテゴリなので、サクラチェッカーを使って製品を探すことを勧めます。
筆者のように、余計なライトなど奥スペースがない方はいろいろ考える余地がありますよ。