Google Pixel 6aに限らずPixel 6シリーズ全般の話ですが、評価が分かれているのが指紋認証の感度。一般には保護フィルムは貼付しないほうが良いのですが、筆者の場合は逆で貼る方が良くなりました。
注意:
本記事中で使っているフィルムも紹介していますが、筆者個人の体験に基づくものであり環境や個人差により指紋認証精度や速度が悪くなる場合もありえます。当ブログはPixel 6aの指紋認証改善についていかなる保証も致しませんし、クレームも受け付けません。あくまで筆者個人の体験でしかないことを承知してお読みください。
フィルムを貼る理由
Google Pixel 6 Proではフィルムは貼付しませんでした。
それは、Google Pixel 6 Pro(およびPixel 6)では画面は「Corning Gorilla Glass Victus」を使用しているのに対し、ミッドレンジでコストを落としたPixel 6aは「Corning Gorilla Glass 3」と強度グレードが相対的に落ちるガラスを使っており、保護の日強性を感じたからです。
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数値として両者を同じ尺度で比較したものが見当たらないので、感覚的な判断でフィルムがあるほうが傷(ひっかききず)からの保護にはよかろうという判断です。
ガラスか樹脂か
Pixelに限らず筆者は近年はガラスフィルム(素材は日本製の旭硝子製など)を使っています。
ガラス | 樹脂 | |
厚み(相対比較) | 厚い | 薄い |
重さ(相対比較) | 重い | 軽い |
指紋汚れ | つきにくい | べたべた付きやすい |
指紋汚れの落としやすさ | 簡単にとれる | なかなか取れにくい |
価格(相対比較) | 高い | 安い |
貼り付けやすさ | 非常に簡単 | 気泡が入りやすく抜けにくい |
引っ掻き傷 | つきにく | つきやすい(弱い) |
ガラスフィルムは貼るのが難しそうだから、貼る時に割れそうだからと怖がる人が多いのですが、デジタルカメラやスマートフォンの保護フィルムを両手両足の指の数をはるかの超えるだけ貼ってきた経験からいいますと、間違いなくガラスフィルムのほうが貼りやすいです。
ガラスフィルムのほうが圧倒的に簡単に貼れますし、傷がつきにくいのがメリットです。
電車の中で保護フィルムの端っこが剥がれたり寄れたりしているスマホ、保護フィルムが破れたり傷ついたり指紋べたべたで汚らしいのをおおくみかけませんか?特に隣に座ると斜めから見るのでもう酷さが大爆発。
ガラスフィルムだとそんなことはありません。
Amazonで買ったフィルム
筆者が今回買ったのはこれです。
Amazon 1,670円 |
Google Pixel 6a フィルム 2枚 + カメラフィルム2枚【指紋認証対応】【ガイド枠付き】Pixel6a ガラスフィルム 【旭硝子素材製】Google Pixel 6a 保護フィルム 強化ガラス 気泡防止 ピクセル6a 対応 Besecou |
親切なのは貼り付けガイド枠がついていること。
画面をよくクリーニングして汚れと埃を取り、ガイド枠を貼り付けて貼り付け面の保護シートを外して枠内に乗せます。そして中央部を指で抑えるとすーっと空気が抜けていきます。一部端っこに小さな気泡が残ることがありますが、爪で軽く持ち上げて静かに下ろすと抜けます。くれぐれも貼り付け面を指で触れないこと。家の中で埃が一番少ないのは風呂場なので、風呂場で作業することを強く推奨します。
指紋認証感度の変化
Pixel 6a(というかPixel 6シリーズ全て)には画面保護シートを使った場合のタップ感度を高める設定があります。
[設定] > [ディスプレイ] > [タッチ感度の向上]
シートを貼るまでは指紋認証はちょっと反応が悪い時があり、一瞬遅れる感じがありました。これはタッチ感度向上がONでもOFFでも関係なしでした。
しかし、偶然かもしれませんが、筆者個人の経験では上記フィルムをはってタッチ感度向上をONにすると、実に不可解ではありますが指紋認証の感度は良くなりました。劇的というよりは体感で明らかに感じるほどの差です。
まとめ
Pixel 6aの画面はPixel 6やPixel 6 Proの画面より相対的に強度がおちるGorilla Galas 3とかなり前のものが使われている。
ヒビや割れを防ぐというよりは傷を防ぐためには保護フィリムが必要そうだ。
保護フィルムは少々分厚くなるが貼りやすさと強度と美しさの点でガラスフィルムが良い。
筆者の場合は、なぜかガラスフィルムを貼ったら指紋認証感度が向上した(こういう例もあるということでいかなる保証もありません)