迷いに迷うiPad用のキーボード、唯一無二でこれ一つ!のソリューションは存在しない!

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過去に何度も記事にしてきたiPad用のキーボード、折り畳みが良いのか、ケース一体型が良いのか、キーボード単体セパレート型が良いのか?悩んでいる人も多いと思います。迷いに迷って出した結論は「唯一無二でこれ一つ!」というソリューションは存在しないということです。

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iPadでキーボードを使うシーン

基本的には以下のパターンに分かれます。

(1) 折り畳みキーボードが有用:移動中や移動先でテーブルがある場所で使う
(2) ケース一体型キーボードが有用:車内で膝の上などで使う。
(3) 単独の普通のキーボードが有用:キーボードは持ち歩かないで宅内で使う

移動先・移動中

筆者の場合は出先や途中のカフェ、移動中に文章を書いたり修正したりチェックしたりと使うことはあります。そのときに使いたいキーボードは一通りではありません。

(1) 折り畳みキーボード

折り畳みキーボードは乗り物の膝の上で使うのは無理です。キーボード本体が2つまたは3つおりになり折部が曲がらないよいうに固定できないことと、iPadと一体型でないためiPadを建てた状態で膝の上で支えるのが不可能だからです。

あくまで移動先のテーブルやデスク、カフェのテーブルなどで使うシーンに限られますが、使いやすさでは以下の点を考慮します。

・キーピッチは18mmか19mmの標準ピッチのものが良い
・充電はできればUSB TYPE-C
・電源スイッチは開閉連動が楽ちんで切り忘れもない

ミニサイズ折り畳みキーボードは多いですが、キーピッチの差は使い勝手の差に直接影響します。筆者は小型モバイルPCを使っていた経験も長いので慣れているはずなのですが、やはりストレスフルであるのは否定できません。

筆者の手持ちは実はどれも3つ全てを満たしません、残念!

<iClever IC-BK03>
・キーピッチ:実測16mm(X)
・充電:microUSB(X)
・電源スイッチ:開閉連動(○)
・重さ:実測187g

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iClever IC-BK03

確かに所有していますがあまり使っていません。

日本語キーボードだとBackSpaceキーは数字キーの列の一番右端なのですが、このキーは違うのです。一文字削除するつもりが違う文字を入力してしまい結構ストレスフル。

そして充電がmicroUSBというところが難点です。

<iClever IC-BK06>
・キーピッチ:実測16.5mm(X)
・充電:microUSB(X)
・電源スイッチ:開閉連動(X)
・重さ:実測137g

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iClever IC-BK06

キーレイアウトが真ん中で大きくぶった斬られるのでタイプには多少難がありますが、手持ちの中では最も薄くて最も軽量であるので他の欠点を承知の上でそれだけで存在意義があり、日常持ち歩くバッグの中にモバイルバッテリーともに常駐しており、iPhone 13 Pro Maxでテキスト入力や修正等に使っています。

しかし、iPad で使うことはありません。その理由はiPadで使うときはiPhone 13 Pro Maxで使うよりタイプの本気度が高いので、このヘンテコレイアウトではストレスフルなのです。長時間のタッチタイプには真ん中ぶった斬れのレイアウトは向いていません。

<iClever IC-BK26>
・キーピッチ:実測16.5mm(X)
・充電:TYPE-C(○)
・電源スイッチ:開閉非連動(X)
・重さ:実測183g

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iClever IC-BK26

現在、旅行や外出の時に持ち歩いているのはこれでありまして、iPhone 13 Pro MaxとiPad Proで使用しています。キーピッチはIC-BK03よりほんの少し広いだけですが、全体的な横幅が広がるので手が大きめの筆者には使いやすいです。

電源が開閉非連動(一応オートオフはついている)なのが難点で、もう少しピッチが広ければと思いますが、今のところ手持ちで一番使いやすいのがこれ。

<EWIN >
・キーピッチ:実測18mm(○)
・充電:microUSB(X)
・電源スイッチ:開閉連動(X)
・重さ:実測227g

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EWIN

本体のどこにも型番などが書かれていないという、どうなっとんじゃ?的な商品ですが物は悪くない。

[待っていたはずのタッチパッド付きフルサイズ折り畳みキーボードだが…]
https://aichanworld.com/wd/2022/04/01/post-23180/

右側のタッチパッドは一見すると上下2段のツートンカラーに分かれていますが、タッチパッドとして機能するのは下半分だけで上半分はただの板。せっかくスペースがあるのにもったいないというより操作性がよろしくないです。特に二本指でスクロールのときなどは、タッチパッドで移動できる範囲が狭いため使いにくい。

あと右側のシフトかと思ったら無駄に大きな「ろ」のキーで笑えます。

全部満たしていそうなのが購入検討中のこれです。

<MOBO KEYBOARD 2>
・キーピッチ:公称19mm(○)
・充電:TYPE-C(○)
・電源スイッチ:開閉連動(○)
・重さ:286g

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MOBO KEYBOARD 2

これは実際に店頭で触ったことがあり、タッチもキーピッチも普通に使えます。ですが、価格がサイトによって1万円前後もするのが難点。

(2) ケース一体型キーボード

折り畳みと違い持ち歩く荷物の数は減りますが、一方でケース一型なのでどうしても重くなるし、キーボードが不要のときでもくっついているので邪魔になるというのが最大の難点。

[iPad ProをPC/Mac的に使う!Logicool Folio Touch for iPad Pro 11-inchの実機レビュー!]
https://aichanworld.com/wd/2020/11/16/post-16080/

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Logicool Folio Touch

 

iPad ProをPC/Mac的に使う!Logicool Folio Touch for iPad Pro 11-inchの実機レビュー!
iPad ProをPC/Mac的に使うにはタッチパッド付きキーボードが欠かせません。そのためのツールがApple純正Magic Keyboardですが、LogicoolからもLogicool Foli...

<メリット>
・ケース一体型でiPad本体のSmart Connectorと接続・給電されるので、Bluetooth接続や電池・充電が不要。
・ケース一体型なのでキーボード持ち忘れがない。
・バックライト付きで薄暗くてもOK
・キックスタンドタイプなのでちょっと気をつければ膝の上でも使える。

<ディメリット>
・ケース一体型であるが故に重く、第3世代11インチiPad Proにつけて実測1,136gで、MacBook Air M1-13インチの1,290gと比べてたったの154g(iPhone 13 miniが140g)しか変わらないので、同じ重さならばよりまともな作業ができるMacBook Airを持ち歩く。
・カメラを使いたいたいとカバー(=キーボード)を裏返すとカメラが塞がれてしまう。
・キーボードが必要なくても1kg超えのものを持ち運ばなくてはならない。
・キーピッチが小さいため少々使いにくい(特にフルサイズキーに慣れていると)

(3) 単独キーボード

これは先日の記事をご参照ください。

[iPadの非折畳みキーボードはApple製かLogicool K380がとても使い心地が良い]
https://aichanworld.com/wd/?p=25780

この結論はLogicool K380です。まあ、宅内なのでぶっちゃけなんだっていいわけで、テンキー付きのフルサイズBluetoothキーボードでもOKですが、一応持ち運びも視野に入れたものということでLogicool K380です。

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Logicool K380
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まとめ

iPadで使う外付けハードウェアキーボードは一つあれば良いというものではない。

旅行や外出時はコンパクトになる折り畳みキーボードから選ぶのがおすすめ。

外出や旅行でも移動時間が長くてその間に使いたいが、iPadを使える十分な大きさのテーブルがつかえそうもないときは、ケース一体型がおすすめ。特にLogicoolのものでSmart Connector接続のものは本体と接点を通じて直接接続され電源も不要になるのでおすすめ。ただし重くなり、MacBook Airとほぼ同じ重さになることを考えると、最初からMacBook Airを持った方がよいともいえる。

自宅内で時々キーボード付きで使いたいならデスクトップ用のテンキーレスのBluetoothキーボードがよい。中でもLogicool K380は価格も安い割にタイプしやすく頑丈にできていておすすめ。

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