沖縄の天然塩「ぬちまーす」のうまみが凄い!こんな美味しい塩があったとは…

日常生活・猫
記事内に広告が含まれています。

有名らしいのですが筆者は全然知らなかった沖縄の天然塩「ぬちまーす」。複数の知人の推しのパワーに半信半疑で買ってみたら、確かにすごーい美味しい。調味料としての海水のうまみを濃縮した感じで、これは単なる塩を超えた万能調味料かもしれないと思いました。

<注意>
ぬちまーすをはじめとする天然塩に関しては、健康への良い影響や悪い影響が検証されたエビデンスもなしに、もっともらしい噂レベルがSNSなどで流布されています。本記事ではそのようなエビデンスが提示できない健康への良し悪しの影響については一切触れていません。興味のある方が自己責任でお調べください。

■ 広告 ■

「ぬちまーす」とは

沖縄の言葉で「ぬち」は「命」、「まーす」は「塩」のことだそうで、「ぬちまーす」は「命の塩」ということになります。

[公式] ぬちまーす

ぬちまーすは海水から取った塩で、一般に売られている精製塩と違ってマグネシウムをはじめとするミネラルの量が桁違いです。

沖縄物産展などではよく販売されている「雪塩ちんすこう」の「雪塩」、北海道の誇る「宗谷の塩」も一緒に比べてみましょう。

100g当りの含有量ぬちまーす雪塩宗谷の塩精製塩食塩単位
製造地域沖縄沖縄北海道
メーカー(株)ぬちまーす(株)パラダイスプラン田上食品工業(株)
食塩相当量73.3472.671.799.699.5g
ナトリウム29250286003900039000mg
カリウム1140100010002100mg
カルシウム4408321120022mg
マグネシウム3620331033608718mg
0.410.140Trmg
亜鉛0.7300Trmg
0.015Tr0.01mg
マンガン0.00530Trmg
ヨウ素29701μg
セレン1μg

データ出典:
[ぬちまーす] ぬちまーすについて https://www.nutima-su.com/hpgen/HPB/entries/39.html
[雪塩] 宮古島の雪塩 https://www.yukishio.com/kodawari/
[宗谷の塩] 宗谷の塩 http://www.tagami-foods.jp/food/food04.html
[精製塩]と[食塩] 文部科学省 食品成分データベース https://fooddb.mext.go.jp/

宗谷の塩はナトリウムの量ではなく塩化ナトリウムの量として表記されているため同一列では記載できませんので記載していません。事業者発表数値は塩化ナトリウム67.72g(100g中)となっています。食塩相当量(≒ナトリウム量+塩素量)から考えて、ナトリウム量はぬちまーすや雪塩と同程度と思われます。

他にも沖縄の海水からとった天然塩は多数ありますが、その中でも塩のナトリウム以外のミネラルであるカルシウム、カリウム、マグネシウムの含有量がダントツに多いのがこの2種類のようです(単に調べきれていないだけかも)。

ぬちまーすは粉末というか片栗粉みたいなパウダー状であり、粒々の結晶状ではありません。

■ 広告 ■

「ぬちまーす」のうまみ

塩=塩辛いだけというのは、ある意味正しくてある意味間違っています。

精製塩は確かに塩辛いだけの塩なので、舐めるとその塩辛さに顔がしわくちゃになりそうです。しかし「ぬちまーす」は「美味しい」のです。美味しさが先に来て後から塩味を感じます。

塩辛さよりずっと先にうまみを感じる塩です。

これは精製塩と比べて桁違いに多いミネラル成分によるのでしょうか。塩化ナトリウム以外は不純物であるかのような扱いの精製塩は料理に使って美味しい塩ではないのです。単純に塩化ナトリウムだけを追加したいときに使えばよろしい(そんな時があるかどうかしりませんが)。

「ぬちまーす」「雪塩」「宗谷の塩」といった美味しい塩は、単なる調味料の枠を超えた使い方ができます。

試してみて、こりゃいいや!と思った使い方

炊き立てご飯に少量をかける:
やばいです、ご飯何倍でもいけちゃいます。

おにぎりにつかう:
おにぎりの味が激変というか、塩味ではなくうまみを先に感じるおにぎりになります。

コンビニのしっとり海苔おにぎりにつかう:
お皿に少量の「ぬちまーす」をとって、少し付けながらいただきますと、うまーい。

厚切りトーストにつかう;
普通はバターだと思いますが、バターをつけて美味しいのは一つにはバターの塩分があります。同じ理屈かもしれませんが、厚切りトーストを手でちぎって、お皿に入れてある「ぬちまーす」を少しつけて齧るとおいしい。バターと違ってゼロコレステロールです。

あんぱん:
できればあんこたっぷりもの、甘いあんこと美味しい塩は実に合います。

刺身に使う:
魚にもよりますが、これが魚のうまみを引き出してくれます。さすが同じ海の産物同士です、相性の良さ抜群で天下一品。

同じ理屈で試したいもの

評判が良いので試したい使い方:
あんこものは、甘みを強く感じさせるために少量の塩を入れます。

にぎり寿司:
刺身と同じ理屈です、いけそう!

天ぷら:
揚げたての天ぷらにつけ塩として使う。ただ自宅では揚げ物はやらないし、お店に持ち込むわけにもいかんのでハードルが高い。

おはぎ:
料理達人知人から聞いた使い方。あんぱんとおなじ理屈でおいしくなるそうです。

温野菜:
温野菜にはディップソースが定番ですが、そうではなくて「ぬちまーす」。こりゃうまそうです。

サラダ:
シャキシャキサラダに少量をかけたら….野菜は少し湿っている程度でないと「ぬちまーす」が落ちてしましそうですので、洗い立てのレタスとか良さそう。

他にも普通に醤油+塩で使うようなケースで醤油の量を減らして「ぬちまーす」も良さそうです。

タイトルとURLをコピーしました