[PR] 高コスパで快適な装着感、SOUNDPEATS Space ノイズキャンセリング ワイヤレスヘッドホン

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2023年11月に発売されたSOUNDPEATSのアクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)対応ワイヤレスヘッドホン「Space」。ANC対応ヘッドホンは、安いものでは5,000円でお釣りが来て、高いものは10万円台半ばまで、価格.comを見ると88製品がある乱戦市場です。その中で「Space」は7,000円を切る低価格ANCワイヤレスヘッドホンですが、果たしてその実力は?

お断り

本記事ではSOUNDPEATS Spaceはメーカーより商品提供をいただいておりますが、良し悪しについては一切の忖度なしに記載しています。

SOUNDPEATS Spaceの商品ページ
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筆者の普段愛用ヘッドホンは?

筆者が普段自宅で使っているノイズキャンセリング ワイヤレスヘッドホンはSONY WH-1000XM3ですので、いろいろな意味でこれとの比較になります。

価格が相当違うもの比較するなよ!という声はありましょうが、結論から言うと「Space」は忖度なしで価格差以上にかなり頑張っているハイコスパなANCワイヤレスヘッドホンだと言えます。

さすがに6,980円が37,000円を抜くことはできませんが、ある面ではWH-1000XM3を間違いなく上回っている部分もあります。

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写真でみる「Space」

提供していただいたのはイエローです。

イエローではありますが、工事現場でみる真っ黄色ではなく、薄いベージュですので安心?しました。これはイエローというよりベージュと表記された方がよろしいかと。

こちらが化粧箱です(写真下)。

箱の中にはこのように収まっていて、ハウジング側面にはSOUNDPEATSの「S」がデザインされています(写真下)。

付属品はドキュメント、3.5mmのステレオケーブル(有線接続用)とUSB A-Cの充電ケーブルです(写真下)。

下から見ると右側下部に有線接続用ポート、左側にUSB TYPE-Cの充電用ポートがあります(写真下)。

丸い穴は3.5mmステレオジャックで有線接続が可能です(写真下)。

細長いほうはお馴染みのUSB Type-Cポートで充電用です(写真下)。

ハウジング内部のネットには「L」と「R」の文字があり結構親切です。下手するとLRが書かれていないものもあったりしますし、小さい文字でひっそりと書かれていたりするのと違って筆者は好感を持ちました(写真下)。

イヤーパッドは分厚い低反発のフカフカで非常に心地よいです。この価格でこの心地よさはあまり経験がありません(写真下)。

軽く押すと心地よく凹みます(写真下)。

はなすと低反発らしく静かに戻ります(写真下)。

ヘッドバンド内側には各種認証マークとメッセージで、ちゃんと技適認証マークもあります(写真下)。

なんというかメッセージ。こんなのが書かれているヘッドホンはあまりみたことがない(写真下)。

ハウジング上部にはダクトの穴があります(写真下)。

充電ケーブル(ケーブルは筆者手持ちのもの)を繋いでみました(写真下)。

小さい穴が空いた楕円形の部分はノイズキャンセリングで外音をキャッチするためのマイク穴です(写真下)。

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音の傾向

音については個人の好みにより評価が大きく分かれるので「絶対的に音が良い」というのは存在しないと思うので、単純に良い悪いといった話はできません。

音の傾向が自分の好み合うかどうかというだけですし、以下の表現はあくまで筆者の耳と好みを反映したものであることをお断りしておきます。

視聴はMac mini M1を使用して、ストリーミングではなく手持ちのCDをiTuneで取り込んだものをミュージックアプリで再生しました。イコライザなどは一切操作していません。設定は開封直後のままでMacとペアリングしただけです。

低音

せっかくの密閉型ですが重低音は不足しています。低音の量感が不足することはなさそうですが、解像感にはかける感じです。楽器を聴き分けるというよりは全体的に低音の膨らみを楽しむ感じといえば良いでしょうか。

高音

やや不足気味で、女声ボーカルでは高音の伸びにかけ、結果としてややこもり気味になります。高音のやや落ちる部分が女声の高めのトーンにちょうどハマってしまっているようです。それに引き換え男声ボーカルではこもった感じはしにくいです。

音の好みでSOUNDPEATSアプリで高音部を少し持ち上げるといった補正したほうが良さそうです。

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ノイズキャンセリング性能

音楽を流さないのでANCだけオンにしてSONY WH-1000XM3を装着すると「かなりの静寂」を提供してくれます。それに比べると「Space」は少し外音が入ってきて「静寂」には一歩及びません。

しかし、この価格帯としてはかなり強力であるのは間違いありません。ノイズキャンセリング対応とうたっているヘッドホンでも数千円程度だと、ほとんど効果がわからないような粗悪品も多いのですが、これは立派だといえます。

低音ノイズはかなりカットされますが、少し高めの環境音はやや残る感じです。音楽を流さずにノイズキャンセリングだけをオンにするというのは、ちょっと作業に集中したいときに使う手なのですが、これがちょっと不自然に感じます。

音楽を聴きながら外部ノイズをカットするという意味では、この価格帯としてはかなりコスパが高い性能だと思います。

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フィット感

7,000円程度の密閉型ノイズキャンセリングヘッドホンとしては、抜群に快適な装着感です。

側圧はSONY WH-1000XM3ほどしっかり頭を挟むことはないので、長時間装着していても痛くなることはありません

耳あて(イヤーパッド)は低反発クッションで素材も非常に柔らかく肌触りが良いもので、頭頂部にもしっかりとクッションが入っています。

ヘッドホンによってはヘッドバンドの頭頂部にクッションが入っておらず、1時間もすると頭のテッペンが痛くなってくるものが高価なヘッドホンでも結構あるのですが「Space」は問題なし。

「Space」のイチオシポイントはこの柔らかで心地よく長時間使用しても不快にならない装着感です。

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優れた点と今一歩なポイント

優れた点

  1. とにかく装着感が非常に良い。筆者は眼鏡着用ですが低反発で分厚めのイヤーパッドのおかげでメガネのテンプルが顔に押し付けられて痛くなるようなことはありませんでした。2時間とか3時間程度の着用では全く問題なし。装着感では明らかにWH-1000XM3を超えています。
  2. 折り畳みが、フラットになるスイーベル機構と、ハウジングを内側にたためる機構の両方があるので、持ち運びの際の嵩張り度合いが少し少なくなる。
  3. コスパが抜群。特にこの価格帯ではおそらく最高レベルといっても嘘にはならないであろう装着感。
  4. マルチポイント接続(2デバイスまで)は非常に便利で、PCとスマートフォンの両方とペアリングしておけば、マルチペアリングのようにいちいち接続をオフにする必要がありません。
  5. SBCで最大123時間、ANCオンで最大61時間は十二分に長く、WH-1000XM3のおよそ2倍となっている。大抵の場合は数十時間も持てば十分だと言えます。
  6. ノイズキャンセリング性能はこの価格帯としてはかなり高いといえる。
  7. ハウジングのメッシュに「L」と「R」が大きく書かれているので、装着時にL・Rを確認するのが容易い。簡単な工夫ですが、LとRがわかりにくいヘッドホンが多数あるのでこれはとても良いです。装着してしまえば外から見えないのでダサく無いですし。

もう少し頑張れポイント

残念ポイントではなく、もう少しよければなぁと感じる程度のものです。

  1. パススルーモード(外音取り込み)で取り込まれた外音が結構不自然で、人の声を強調する拡声器的な感じになり違和感があります。

駅のアナウンスを聞き逃しにくくするなど、人の声を強調するという狙いであれば、まあまあいい感じです。自分自身の声はそんなにうまくは取り込めないので、誰かを話をするときは素直にヘッドホンを外したほうが間違いなく良いです。

残念ポイント

  1. コーデックがLDACに非対応。GoFree 2はLDAC対応だったので残念。
  2. せっかくハウジングが内側にたためるのだから、両方のハウジングが同時に内側にたたむことができればなおコンパクトになる。ハウジングの大きさもあり難しいとは思いますが….。
  3. 電源オンは3秒長押しだが、電源オフは5秒長押しとやたら長くて、ボタンが壊れたかと勘違いするくらい。理由はありましょうが、電源オフも3秒程度で十分です。これはファーム更新で改善できるのでは無いかと思います。
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装着例

装着した例の写真です(写真提供:SOUNDPEATS)。

屋外でイエローを装着する男性。

飛行機の中でブラックを装着する女性。

電車の中でブラックを装着する女性。

室内でホワイトを装着する女性。

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Spaceのスペック

項目説明
形式密閉型
装着方式オーバーイヤー
本体操作ハウジングのボタン(3箇所)
ドライバー40mm、カーボンファイバーコンポジット素材
ノイズキャンセリングANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)、最大35dB、HI-RES対応
対応コーデックAAC / SBC
Bluetoothバージョン5.3
BluetoothプロファイルA2DP / AVCTP / AVDTP / AVRCP / HFP / HID
最大再生時間約123時間(SBC時)、約61時間(ANSオン)
充電時間約2時間、10分間の充電で12時間使用可能
バッテリー容量1000mAh
重量264g
折りたたみスイーベル機構(ハウジングが90度回転してフラットになる)、
両方のハウジングが90度回転可能
マルチポイント対応(2台のデバイスと同時接続)
低遅延ゲームモード対応(65ms)
充電ポートUSB Type-C
付属品USB Type -Cケーブル、有線接続用ステレオミニケーブル、ドキュメント
専用アプリAppStoreまたはGoogle Playの”SOUNDPEATS”
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主な操作方法

ボタンは右側に2つ、左側に1つあります。

タップや長押し、タップ回数などで動きが変わりますので少々というか結構ややこしくて思わぬ動作をしたりします。

できればユーザーの好みで操作が割り当てできるようになると嬉しいです。

左側ボタン

1回押すごとに、ノイズキャンセリングON→ノイズキャンセリングオフ→パススルー(外音取込)→ノイズキャンセリングON→….と切り替わっていきます。

右側ボタン(小さい方)

問題は右ボタンです。

電話がかかってきて拒否する場合、長く押しすぎるとイヤホンの電源がオフになったりしますのでご注意。

電源オンオフの状態で3秒長押し
電源オフオンの状態で5秒長押し
音楽一時停止再生中に1回押し
音楽再生開始再生停止中に1回押し
電話を受ける着信中に1回押し
電話を切る通話中に1回押し
着信拒否着信中に1.5秒長押し
スマホの音声アシスタント起動2回押し
ゲームモード(低遅延モード)の・オフ3回押しでオンとオフが切り替わる

右側ボタン(大きい方、音量ボタン)

頭頂部側が「+ボタン」で下に来る側が「ー」です。

音量を下げるーボタン
次の曲+ボタンを1秒長押し
前の曲ーボタンを1秒長押し
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SOUNDPEATSアプリ

本記事では専用アプリのSOUNDPEATSアプリについて記載していません。

[PR] SOUNDPEATS GoFree2 完全ワイヤレスオープンエアーイヤホンの記事で紹介していますので、そちらを参照してください。

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SOUNDPEATS関連リンク


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