映画「インターステラー」

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「インターステラー(Interstellar)」は2014年に公開されたクリストファー・ノーラン監督によるSF映画です。

公開当時に劇場で見たわけでなく、Amazon Prime Videoでプライム対象作品となっていたとき(現在は有償レンタル)に初めて見て、最近Netflixで3回くらい繰り返して見ました。

ストーリーなどはWikipediaを見ていただけると載っていますが、私に言わせるとスタンリー・キューブリック監督による「2001年宇宙の旅」以来の素晴らしいかつ深い映画だと思います。

特に、特殊相対性理論や一般相対性理論といったところが話のベースになっていて、ストーリー中でもあるブラックホールに近い星での一時間は軌道上に待機している宇宙船の二十三年間に相当するとかいったものが普通に出てきます。また、重力を制御するための重量方程式を解くためには、事象の地平線の中の観測データが必要だが、人間が事象の地平線を超えて通常空間と繋がることはできない(なぜなら、光といえども事象の地平線を超えることができない)といった物理学の話題が平気で出てきます。

また次元の話も出てきます。二次元キャラなんて言いますが、いわゆる平面上のみの世界。我々人間は三次元世界に生息しているわけで、下位次元である二次元をぐちゃぐしゃに折りたたむことはできます。そして三次元方向(xyz軸)への移動は可能でありますが、三次元をぐしゃぐしゃにおりたたむことはできません。三次元に時間軸を加えると四次元で、四次元世界ではxyz軸にくわえて時間軸に沿っての移動も可能ということで、私たちが紙を折りたたむように、三次元を折りたたむことができ、その結果ワームホールを作り出したりできるそうであります。そして五次元は?このストーリーの中では重力が加わります。四次元世界ではxyz軸により三次元を自在にあやつれ、時間軸移動もできますが時間軸を自在に折りたたむことは不可能。それが可能になるのがより上位次元である五次元。ここは5つめの要素である重力がキーとなり、重力が時間を支配するなんて話もなるわけみたいです。

ああ、難しい。

物理学ちんぷんかんぷんでも十分楽しめる映画ですが、相対性理論の上っ面だけの知識でもあると相当楽しめる範囲が広がりますし理解もしやすくなります。

一回見ただけでは、うーん、難しい!となるので、上記のようなことについてネットで調べて上っ面知識だけでも備えて、二度・三度見るととても楽しくなります。

本当に素晴らしい映画だと思います。

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