以前にもネタにしたことがありますが、神戸を中心とする近畿圏(の一部?)では、メロンパンというとラグビーボール型で中に白餡が入っているものを刺し、首都圏など多くの地域のメロンパン(丸くて表面がクッキー生地d格子模様が入っているやつ)はサンライズと言います。
私は神戸育ちではありませんが、やはりメロンパン&サンライズ文化圏で生まれ育ったので、いまだにメロンパンというと、心の中では「メロンパンというのはラグビーボール型で白餡のやつに決まっておろうが!」と叫んでいるわけです。
先日、娘が見つけてきたのが、広島県呉市の、その名も「有限会社メロンパン」製のラグビーボール型メロンパン。
ね、包装にはちゃんと「メロンパン」って書いてあるでしょう?
これ、手にとってびっくり、ずしりと重いです。
しかし、裏型の成分表示を見てびっくり。
「白餡」の文字は皆無。そのかわり「カスタードクリーム」とあるじゃないですか・
な、なんと、「カスタードクリームですか!」
ってことは、切るととろーりと出てくるの?
それはメロンパンとはいいません、クリームパンでしょう?
ということで二つに切ってみました。
あら_クリームならとろーりと流れそうなものですが、見た目は白餡そのもの。
うーむ、食べてみると….
「白餡とカスタードクリームの中間」
な感じ。かなり白餡っぽいのですが、食べてみるとちょっと口腔にまとわりつく感じがクリーム感を残しています。初めて経験する味です。
うまい、まずいは好みの問題ですのでそれは言いません。個人的にはいい線いっているけど、なんか違う感がただよっていまして、ますます本物の「メロンパン」が食べたくなりました。