<前回記事(前日)からの続きです>
オススメのNo.2は「航空科学博物館」
本記事その1(前回)で冒頭に紹介した成田空港オススメスポットのサイトを再度ご覧ください。
航空科学博物館というのが上記の図の右側中央にあると思います。外観はこんな感じです。
公式サイトのリンクはこちら。
地図で言えばここです。
トップスポットとして掲げた成田市さくらの山公園は北風運用で離陸のときの絶好スポットですが、南風運用の離陸風景絶好スポットはこの航空科学博物館です。
ここのメリット。
- なんといっても成田市さくらの山公園と違ってバス便が多い。
- 付帯施設が充実している。なんせ博物館なので各種航空関係展示はもとより、トイレ・レストラン・ミュージアムショップなどもあります。
- 中央棟の展望台からは、A滑走路南端が見えて離陸のために誘導路に行列を作っている飛行機の多さに驚くこと請け合います。
- 屋外展示にはYS11もある。
- 飛行機関係展示を見ることができ、さらに南風運用であればA滑走路離陸機も間近に見える。
- 屋内施設なので、真冬でも寒風に吹きさらされながらカメラを持つ手が凍えることはない。(これ、地味に大きなメリットです)
- 普段はなかなか見えないカーゴエリアにずらりと駐機する飛行機を見ることができる。
ディメリットはこの程度です。
- 有料施設であること(大人500円、子供300円)
展望台からA滑走路に着陸する飛行機はこのように見えます。
北風運用時は、ここからは離陸のために誘導路から滑走路に入るために行列を作っている飛行機をほぼ真横から狙えます。ガラス越しなのでちょっと霞んだみたいになっていますが。
冬は暖かく、夏は涼しい室内から撮れるはいいですね。ただし、ガラス越しなのでちょっとクリアではないのですが。
ちなみに上のJAL機(787-8 Dreamliner)は、実は展望台のガラス越しではなく、通常は入れない展望台の上層階(屋外)から撮ったものなのでクリアです。JAL CARD主催の成田空港撮影会向けの特別対応での上層階解放時の撮影です。10月でしたが結構風が冷たくて寒かった…。
オススメのNo.3は「ひこうきの丘」
2016年3月に新しく整備された施設に、芝山町の「ひこうきの丘」というのがあります。実はまだ行ったことがありませんので、一般情報提供のみとなります。
公共交通は航空科学博物館までJR成田駅・京成成田駅もしくは成田空港(第1ターミナルあるいは第2ターミナル)からJRバス関東で行き、そこから徒歩10分程度とのこと。
A滑走路南端から600mとのことなので、これは南風運用なら着陸にせよ離陸にせよ絶好ポイントとなると思われます。
付帯施設はトイレと駐車場のみですが、天気がよければ航空科学博物館に行ってついでにひこうきの丘まで足を伸ばすというのが非常によろしいのではないでしょうか?
近々行ってみたいと思います。
「三里塚さくらの丘」について
さきの成田空港公式サイト内のスポットで、他に有名なところは「三里塚さくらの丘」があります。しかし、ここは以下の理由で個人的意見としては一般にはあまりオススメできなさそうな雰囲気です。ただ、JRバス関東のオフィシャルサイト情報だと、この路線(多古本線)には住宅入口というバス停がないんですよね。でも、Yahoo!路線はじめ各社路線検索だとちゃんと存在します。先日乗ったのですが記憶にないんですよ(笑)。
- 最寄りバス停の住宅入口(あるとして….)から10分程度ですが、ガードレールこそありますが途中歩道が切れていて歩くのが大変そうです。Google Street Viewをみてください。
- 付帯施設は仮設トイレしかない。近所で飲食できるようなところ、急な雨をしのげる場所もない。
- A滑走路の南端側面に位置するので、南風運用の場合でも離陸する飛行機をしたから見上げるようなことはない。
ここにいくなら、間違い無く「ひこうきの丘」のほうがいいですね。
まとめ
北風運用離陸風景ならば、成田市さくらの山公園が良い。バスの本数が非常に少ないのが難点。
南風運用離陸風景ならば、航空科学博物館とひこうきの丘両方を見るのが吉。真冬でも航空科学博物館の展望台なら無問題。北風運用で離陸が主体の運用時は、離着陸する飛行機を間近で見ることはできないのが難点ですが、離陸前の行列とカーゴエリアを見ることができます。
いかがでしょうか、これから暖かくなり季節も良くなりますので、愛用のミラーレス一眼に換算300mm程度の望遠をつけておでかけになっては?