7時間ほどのフライトが終わりNH841は無事チャンギ国際空港のTerminal 2に到着しました。
3月にも1泊(たったの!)でシンガポールに来ていますが、あまりに短い滞在なので旅行記にするほどのこともないので、その時のフライト比較(昨日掲載)やホテル比較(今後掲載)でお茶を濁そうかと思っています。
現地での通信手段 〜SIMの確保〜
私が前回も今回も利用した通信手段(現地SIM)は以下の二種類です。
上の写真、左上がSIM2Fly、右下がM1 Tourist SIMです。
前者は結構知られていまして、最大のメリットは事前にAmazonなどから購入してセットアップできることにあります。現地でわけわからなくて通信できないまま終わるということがありません。
SIM2Fly
- 日本国内で事前購入して事前セットアップできる。(Amazonから購入可能)
- 有効期間はアクティベートした日を含む15日間なので、出発時の待ち時間や前日などにアクティベートしても、3泊や4泊のショートステイなら十分。
- 通信量は8日間で4GB(最近5GBになったって話もありますが未確認)
- 日本ではソフトバンク回線を利用しているので、日本国内でセットアップすれば動作確認も可能。現地に入れば即使える。
- 足りなくなったらトップアップ(チャージ)できる。ただし、その際電話番号が必要なのだが、購入店舗によっては番号情報の印刷が剥がされているケースもあるそうです。このSIMの場合はワイズソリューション等のいちゃんと実績のあるところから買うと良いでしょう。アマゾンマーケットプレイスは出品者に注意です。
私の場合、1回目のシンガポールでは、国内にてこれをiPhone8 (Apple StoreのSIMフリーモデル)に刺して動作確認、そのまま渡航して現地開通でLINE電話にて家族に電話しました。
アクティベートはタブレットでも可能です。私はHUAWEIのMediaPad M5 LTEも持参しましたので、1回目のときはiPhone 8でLINE電話後SIMを抜いて、タブレットに移してそのまま利用しました。2回目のときは、いきなり新品のSIM2Flyをタブレットに刺してアクティベートしましたが問題なしでした。
M1 Tourist SIM
- チャンギ国際空港に到着後コンビニ(Cheers)ですぐに受け取れる。
- させばすぐに使える(iPhone 8しか試していませんのでAndroidはわかりません)
- 7日間で100GBという絶対使いきれない通信容量
- 500分間のシンガポール国内通話を含みます
- 20分間の国際通話を含みます
Androidだとアクセスポイント設定などがあるかもしれませんが、iOS12搭載のiPhone 8ではやることは一つだけ。データローミングをオンにするだけです。あとは手放しでOK。
Voyaginから事前に申し込んでおけば、現地だとSGD12(およそ1,000円と少々)なのが940〜950円の日本円確定支払い(クレジットカード)して、メールで飛んできたQRコードを店員に提示すればOKです。この方法が簡単でオススメです。
日本からのシンガポール航空やANA/JAL便はTerminal 2に到着します。Voyagin予約のM1 Tourist SIMは、Terminal 2では出発フロアの端っこにあるコンビニのCheersで受け取ります
Terminal 2での受け取りは到着フロアではなく出発フロアなので注意してください。到着したら一つ上のフロアに上がる必要があります。
到着して税関検査(といっても何もないですが)を出て一般エリア(ランドサイドといいます)に出たら、そのまま正面のエスカレーターで2Fの出発フロアへ。2Fについたらチェックインカウンターや出国手続き入口を正面に見た右端のほうRow12の近くにCheersの看板がありますので、そこのレジでM1 Tourist SIMをピックアップしたいといえば、レジの係員が何やら電話すると、速攻で別のお兄さんが飛んでくるか、あるいはすでに他の客に対応していたりしますのでその場合は順番を待ちます。
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International AirportのMAPを利用させていただきました
M1 Tourst SIMをTerminal 2出発ロビーのコンビニCheersで受け取ったら、その近くにベンチがありますので、私はそこでSIMをセットしました。SIMをセットするときなどは手回品に細心の注意を払い周囲を警戒するようにしましょう。シンガポールは海外では安全な国ではありますが、それでもそこは日本ではないので、バッグをとなりに放り出したままにはしないこと。
MRTに乗る
行くホテルにもよりますが、私が1回目に利用したQuincy HotelはMRT(地下鉄)のNorth South LineのOrchard駅が最寄り駅、今回利用したRendezvous HotelはDown Town LineのBencoolen駅が最寄り駅です。
上のフロアマップを見ていただくとわかりますが、M1 Touris SIMを受け取るCheersとMRTの乗り場に行くエスカレーターはだだっ広いTerminal 2一般エリアの両端なので結構歩きます。
そのままMRTへの誘導サインに従って歩けばOK。ちょっと間違えると(私です)Terminal 3への連絡通路に行ってしまいますが….まあその時は戻ればよろしい。
NETS FlashPayのカードを買う
シンガポールについたら絶対買うべきなのはNETS FlashPayです。MRT全線と市内のバスはこれで乗ることができなおかつ割安です。首都圏でいえばSuicaみたいなもので、一部のスーパーやコンビニではこれでの支払いにも対応しています。
MRTのChangi Airport駅の改札近くには自動券売機と有人窓口があります。Suicaと違って券売機ではNETS FlashPayは売っていないので、有人窓口で「NETS FlashPay」を買いたい旨を告げればOKです。
MRTの路線図はこちらにあります。
これはかなりお得で、経験的な最短距離乗車だとバスでもMRTでもSGD0.85(約70円)ととんでもなく安い額です。それでいて、MRTは日本の地下鉄同様に運行は正確で車内・プラットホームともに非常に綺麗です。バスも路線網はかなりのもので車内も非常に綺麗で乗り心地も良いです。
タクシーで行くのも手ですが、利用するホテルがMRTの最寄駅近くであれば是非MRTを経験しましょう。タクシーよりは時間がかかりますが、渋滞とは無縁ですし安いし現地生活の一端を知ることにもつながります。
そんなわけで、私はChangi AirPortからEast West Lineの空港支線に乗り一駅先のEXPOで乗り換えました。Orchard方面ならそのまま次のTanah Merahで乗り換えることになり、市内方向へは同じホームの反対側の電車に乗るだけです。イメージ的に直通運転していない京急の空港線に近いものがあります。
Rendezvous Hotelの最寄駅はDowntown LineのBencoolenですので、EXPOで乗り換えばあとは一本です。
Google Mapsが大活躍
シンガポールではMRTやバス網が整備されているのでこれらの公共交通機関が非常に便利で安くて安全です。その際強い味方なのが、
- NETS FlashPay これはもう必需品、空港駅の有人窓口で必ず手に入れましょう
- Google Maps
前者は紹介済みですが、後者はこんな風に便利です。例えば空港からRendezvous Hotelまでの経路検索をするとこうなります。
あとは、このGoogle Mapsに従って、乗り換えて目的地で降りるだけですね。簡単簡単。ただ、英語表記された地名ももともとは英語じゃないので、読み方がわからないケースも多々ありますが、ローマ字読みに近いのでだいたいはその発音で通じるかと思います。
乗り換えも含めると1時間近くかかりました(タクシーだと多分半分くらいの時間)が、無事Bencoolenに到着しホテルに向かいます。
(次回に続く)