充電グッズを軽量化する試み:その後

モバイル・デジカメ
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この記事では普段持ち歩いている充電グッズを、最新ガジェットを駆使して軽量化する試みの実施状況をお伝えします。最新技術の窒化ガリウム素子採用の充電器も入れていますので是非ご覧ください。

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BEFORE

これまで通勤時などに持っていたお出かけ充電セットはこの記事でも説明しました。

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今一度中身を取り出して写真を撮りました。

このポーチの中身がこれです。

cheeroのDANBOARDには3-in-1ケーブルもいっしょに入れて単独持ち出しも可能としています。

まあ、わたし的には普通でありますが、軽いかといえばやはり0.5kgに近いので決して軽くないです。これを入れるとバッグが一気に重くなりますもの。

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AFTER

一番重いのは間違いなくモバイルバッテリーですが、これは今の技術で現状を超えない提供価格で劇的にエネルギー密度を高める(=同じ要領で軽量・小型化される)のは、今この瞬間には不可能なのでどうにもなりません。

モバイルバッテリーは軽くするなら容量を小さくするしか手はありません。前述の持ち出しセットでは10,000mAhのcheero DANBOARDをつかっていますが、これを5,000mAhのものを選ぶしかありません。

残るは充電アダプタ。これは窒化ガリウム素子の登場で同じ供給力ならはるかに小型化・軽量化できるようになりました。

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これなどはもうめっちゃ薄い。ノートPCには容量不足ですが、30WあればiPad Pro (11/12.9)へPower Delivery高速充電も可能になります。iPad Pro11を普通に5V充電なんて時間がかかりすぎますが、体感でこれだと半分くらいになります。

そして刷新した陣営はこちら。

USB TYPE-Cを中心にしたメンバー構成です。
左上のモバイルバッテリーから時計回りに順に紹介します。

cheero Power Plus 5 10,000mAh with Power Delivery 18W
USB-C Lightningケーブル (1m)
Amazonベーシック USBケーブル 0.9m (タイプC – 2.0タイプC)
Amazonベーシック USBケーブル 0.9m (タイプC – マイクロ2.0タイプB)
Apple Watch磁気充電ケーブル (0.3m)
Anker PowerPort III Slim (PD対応 30W USB-C 急速充電器)

それぞれの製品名には製品メーカーのサイトにリンクを貼っています。

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重さ比べ

それでは同じポーチに入れて、重さ比べをしてみましょう。

まずはBEFOREのほう。

続いてAFTERのほう。

60gだけ軽くなりました。

重さもさることながら、嵩がずいぶん減りましたので持った感じの体感では60gよりもっと軽くなっている気がします。

別の記事で紹介予定ですが、iPad Pro 10.5をiPad Pro 11に買い替えまして、USB TYPE-C統合が一つ進んだので、バッテリー環境をそちらにシフトしました。

これでiPhoneがLightningからUSB TYPE-C PD対応モデルになればめんどくさいLightningを私の機材から一掃できます。家族のiPhone 7は残りますけれどね。

しかし現状を見ると、新しいiPhone 11は理由不明でLightningを引きずっています。世間はどんどんUSB TYPE-C PD対応にシフトしていますので、次機種では是非Lightningの呪縛を脱して欲しいです。

今回のもわたしにはカメラ機能向上はどうでもよいですし、Proの3眼仕様はジブリ作品にでてくる王蟲(おうむ)や巨神兵の顔みたいで非常に不気味なのでさわりたくない位なのです。

それでもUSB TYPE-C  PD対応になっていれば買い替えたかもしれません。

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まとめ

充電グッズの軽量化には充電アダプタを窒化ガリウム (GaN) 採用の小型・高容量のものにするのが第一歩であり、非常に有効であるので絶対のおススメです。

端子もできるだけUSB TYPE-Cに統一する。

モバイルバッテリーはUSB TYPE-C PDで充電できるタイプにすることで充電速度の高速化も望める。

microUSBでしか充電できない機材は新たに増やさない。

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