スマートフォン2台持ちのメインスマートフォンとして、iPhone SE(第4世代)は期待できるか?

スマートフォン2台持ちのメインスマートフォンとして、iPhone SE(第4世代)は期待できるか?

2018年からプライベート・スマートフォン2台持ちになった筆者。その時から小さいサイズと多機能高性能な大きいサイズを組み合わせて使っていました。小さいサイズは常時ポケットにいれて、SNS・メール・電子決済・コード決済に使っていて重宝していました。しかしiPhone 13 miniがなくなってからは少々困惑気味です。噂ではiPhone SE(第4世代)というのがありますが、mini再来を望んでいる人には期待できるのでしょうか?

そもそも2台持ちの理由

スマートフォンが大型化・高性能化・カメラ性能向上し、今までスマホでは厳しかったことが簡単にできるようになってきたのが最大の理由です。

メインスマートフォンにはずっとiPhoneで、2023年5月にiPhone 13 miniを手放すまでは高さ140cm未満のiPhoneでした。

このサイズですとタイトなジーンズの小さめ前ポケットにも入りますので、メインスマートフォンとしてSNS・メール・各種タッチ/電子決済・メモ代わりの写真という生活必需機能を持ち歩くには重宝していました。

(写真上:右がiPhone 8、左がiPhone 13 mini)

大型スマートフォンを使うようになったのはHUAWEI Mate 20 Proが最初で、カメラが大進化し超広角・広角・望遠の3カメラが標準で画質も飛躍的によくなりました。このころから旅行でも筆者はコンデジを持たなくなりスマートフォンだけで済ませることができるようになりました。

スクリーンも大型なので、それまでの4.7インチでは厳しかったWebでの情報収集や文書作成、EXCELでのちょっとしたデータ記録などにも使うようになりました。

iPhone 13 miniは大変重宝しましたが、一方で小型ゆえの宿命のバッテリー容量の小ささからくる稼働時間へのインパクトです。それを補うためにMagSafeバッテリーパックの出番も増えましたのが、分厚くなって重くなるので不都合が全くないといえば嘘になります。

iPhone SE第4世代は期待できるか?

iPhone miniが出てこないのはほぼ間違いないようで、最近噂があるのはiPhone SE第4世代です。

世界的にはminiサイズのiPhoneが受けなかったことから、Appleは小型スマートフォンには興味がないようです。iPhone SE 第4世代は、iPhone 15でさらに高価なラインナップになり、Androidへ乗り換えるのを阻止する材料としてローコストモデルとしてローンチするかもしれません。

MacRumorsによれば今の所の噂はこのようなスペックのようです(あくまで噂)。

・Face ID搭載(Touch ID廃止)
・USB Type-C搭載
・シングルレンズカメラ(48MPの可能性あり)
・ミュートスイッチにかわりアクションボタン
・6.1インチOLEDディスプレイ+ノッチ
・サイズ感はiPhone 14レベル
・CPUは発売時点の最新CPUの一つ前世代
・発売は2025年

これらのことはあくまで噂ですが、iPhone 14レベルのサイズだと146mm程度の高さです。iPhone 13 miniが131.5mmであることを考えると15mm大きく、今のiPhone 15やiPhone 15 Proと同程度のサイズだといえます。

iPhone SEは価格と同時にTouch IDが人気を呼んでいた側面もありますが、iPhone SE(第4世代)はコストメリットだけになりそうです。通常のiPhoneラインナップでは価格面でAndroidに不利であり、Androidに流れるのを防ぎたいのでしょうか。であれば2025年などと呑気なことをいわずに来春リリースとかにすべきでしょう。

小型スマホで140mmを切ることを諦めるのならば素直にiPhone 15かiPhone 15 Proのみ。



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小型のAndroidは?

iPhoneの小型は絶望的なのでAndroidを調べます。

140mmを切るAndroidはあるのでしょうか?

中国国内に本社があるメーカー以外のSIMフリー現行モデルを見るとこんな感じ。サイズは折り畳みモデルでは折り畳み時のサイズ

メーカーモデル高さ(mm)重さ(g)最低構成の価格
GooglePixel Fold139,7283253,000円
motorolarazr 40 Ultra88.42188155,800円

Androidでも140mmを切るのは事実上Flipタイプのみで、価格的にもiPhone 15 256GBより高いものばかりですので現実的ではありません。

もう少しだけ妥協して150mm未満でみても1機種増えるだけ。

メーカーモデル高さ(mm)重さ(g)最低構成の価格
ASUSZenfone 10146.517299,800円

あらら、Android勢はiPhone以上に大型化しているのですねぇ。

結論

2台持ちでは常時ポケットに入れておく小型のスマートフォンは140mmを切るのが理想であるが、事実上そのようなものは現行SIMフリーモデルでは存在しない。

150mm未満まで妥協するならば、iPhone 15・iPhone 15 Proが入ってくるが現有のiPhone 15 Pro Maxと13mm程度しか変わらないのでメリットは薄い。どうしても入手するならiPhone 15だがあまり意味がないが…..ちょっと悩ましい。



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