土曜日は普通に使えていたのに、日曜日の朝、コーヒーを飲みながらhp Spectre x360を起動していつものとおり顔認証でログインしました。
普通であればすぐにデスクトップ画面になるのですが、この日は画面は真っ暗のまま。タッチパッドを触るとカーソルが現れます。
ん?
あれ?
待てど暮らせどそのまま。
ここからこの日の午前中3時間くらいはトラブルシューティングで終わります。台風も近づいているて天気も怪しく外出予定もなかったので良かったです。
原因:Windows Updateで更新されたモジュールの影響らしい
対処:App Readiness Servceを無効化する
こう書くと簡単なのですが、他の私のWindows PC(東芝 dynabook AZ65/BW、ASUS TransBook T304UA、LENOVO LEGION Y520)はいずれもWindows 10 Creative Update)で全く問題なかったので、Spectre x360かこのシリーズ特有の問題かもしれません。
Windows Updateの常識としてすべて正常に適用されているかどうかを確認する必要があります。Windows Updateでエラーになっているものがあれば、それが何かの異常の引き金になる可能性がありますので、一旦アンインストールして適用しなおすといった対処が必要です。
さて、私の場合、「Spectre x360」「black screen」で検索したらhpのサポートフォーラムに答えがありました。
13日に配信されたUpdateで皆さん一斉に引っかかってしまったようです。
海外メーカーのPCの場合、日本語で検索しても答えは見つからないことが多いです。特にhpやLENOVOなどは圧倒的に海外ユーザーのほうが多いので、まずは英語情報を探すべきです。
今の時代、英語ができても自慢にもなりませんが、英語ができないがために仕事が限られるとかチャンスをつかめない、経験が広がらないことのほうが圧倒的に多いです。すなわち英語ができるから有利なのではなくて、英語ができないから不利でありできて当然なのです。
閑話休題。
とにかく、hpのユーザーフォーラム(英語)に答えがありました。
SOLVEVD:HP Spectre x360 booting issues black screen
結論からいうと、原因は不明だが、ワークアラウンドとしてApp Readiness Serviceを無効にすれば復活するというもの。
- PCを起動する。
- ログインする。
- 画面がブラックアウトするが数分ほど気長にまてば、この現象であればデスクトップが表示されるので、気長に待つ。
- [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]を選んで、サービスのウィンドウを表示させる。
- サービス名のアルファベット順にならんでいるので、App Readinessサービスが上のほうにあるのでダブルクリック。
- App Readinessサービスのプロパティが開くので[無効化]する。
- [OK]でウィンドウを順次閉じていき、再起動。
これがApp Readinessサービスのプロパティです。
このサービスを無効化することで、新しいユーザーでログインできないとかいくつかの弊害が出ますので、必要に応じ有効化するしたほうが良いと思われます。
根本原因は今月配信されたWindows UpdateのKB4038788の不具合だそうで、そのうち更新がかかると推測します。更新がかかったら、試しにApp Readinessサービスを有効にして確認しましょう。
それまでしばらくこれで凌ぐしかありませんね。